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ガロワ, パトリック(1956-)

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    ドヴィエンヌ:フルート協奏曲集 4 - 第13番/協奏交響曲 Op. 76, 25 (ガロワ/フレムストレム/スウェーデン室内管)

    18世紀後半、フルート作品の重要な作曲家として名を遺すドヴィエンヌ。もともとは軍楽隊の隊員であり、当時の「無料音楽学校」で同僚の子供たちに音楽を教えていました。フランス革命の時代、音楽学校が国立になり、1795年にはパリ音楽院に改組された際、そのままドヴィエンヌはフルートの教授に任命され、一層の活躍を果たすことになりました。また彼が著した「フルート演奏の理論と実践」も素晴らしい教則本として当時フランスの管楽器奏法を確立させたことでも知られています。ドヴィエンヌのフルート協奏曲全集の最後を飾るこのアルバムには、協奏曲第13番と、2曲の協奏交響曲が収録されています。洗練された作風による第13番は1790年以前に書かれたようで、充実したオーケストラ・パートを持つ美しい作品です。2曲の協奏交響曲のうち、第3番はクラリネットのために書かれた作品。競い合うような音色が魅力的です。アルバムには同時期に作曲されたヴィオッティのヴァイオリン協奏曲のフルート版も収録、ガロワの卓越した技巧で味わうことができます。///(2018/06/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573697

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    F. ドップラー/K. ドップラー:フルートと管弦楽のための作品集(瀬尾和紀/シンフォニア・フィンランディア/ガロワ)

    フルートを吹く人なら誰もが憧れる「ハンガリー田園幻想曲」で知られるフランツ・ドップラーは、その弟カールもまたフルートの名手であり、しばしば兄弟で共作をしたりと19世紀のフルート作品の発展に寄与したのです。彼らの作品のほとんどはリサイタルを念頭にし、ピアノの伴奏で書かれていますが、ここでは名手ガロアのたっての希望によりオーケストラ伴奏に編曲されたものを演奏しています。共演は日本期待の若手、瀬尾和紀。輝かしい音色が彩なす音の喜びが横溢しています。(2008/02/06 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570378

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    ニエミネン:パロマー/クラリネット協奏曲(ガロワ/ラーサッカ/シンフォニア・フィンランディア)

    フィンランドの現代作曲家、ニエミネンの作品集です。彼の音楽はどんな「主義」とも一致することはありません。見たまま、経験したままを音として表わす、いわば「音楽による絵画」です。このフルート協奏曲はパトリック・ガロワのために書かれた作品で、古代のメロディが現代的なフォルムを纏って立ち現れます。庭でさえずる鳥の声、星のささやきなどを歌うフルートの音色を柔らかく包み込む多彩な楽器群。この親密で透明な空気感がたまりません。(2009/06/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572061

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    ハイドン:交響曲第25番、第42番、第65番(シンフォニア・フィンランディア/ガロア)

    着々と進行するNAXOSのハイドン(1732-1809)交響曲全集、今作は第33集です。今回は3曲を収録。あまり知られていない第25番は緩徐楽章を持たない3楽章形式の曲。第42番は劇的で鋭い感覚に支配された中期の傑作。そして機知と独創性に富んだ第65番は渋い輝きを放つ作品です。今回も最近活躍著しいガロワの指揮による、的確かつ爽やかな演奏でお届けいたします。(2008/11/12 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570761

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    ハイドン:交響曲集 29 - 第1番 - 第5番(シンフォニア・フィンランディア・ユバスキュラ/ガロワ)

    番号が付いた交響曲が全部で百四番まであるハイドン、その第1番となれば、否が応にも興味を惹かれます。70歳代半ばまで生きたハイドンが20歳代半ば頃に書いたとされている最初期の交響曲を、当盤で改めて聴き直してみると、他の作曲家とは一味違う、豊かな音楽に満ち溢れた作品に仕上がっていることに満足。記念すべき「第1番」は、思わず笑みがこぼれてしまいそうな幸せな楽想に魅了されてしまいます。また、若い頃からハイドンのプレストは他では聴けない水準に達していたこともわかります。フルートの貴公子ガロワが指揮棒を持った演奏は、流線型でエレガント、そして過不足ない快活さを併せ持ち、貴公子のイメージに相応しい出来栄えとなっています。(2005/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557571

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    ハイドン:交響曲集 32 - 第9番 - 第12番(シンフォニア・フィンランディア/ガロワ)

    第1作(8.557571)が好評のガロア&シンフォニア・フィンランディアによるハイドン交響曲集の第2作目です。作品番号は早いとは言え、当時のハイドンはすでにエステルハージ侯爵家の副楽長として輝かしい実績を誇る偉大な音楽家でした。この交響曲集も当時としては大胆な試みが至るところに見られるもので聴けば聴くほどに面白みをますこと間違いなしです。ガロアの紡ぎ出す清冽な音も好感度大です。(2008/01/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557771

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    M. ハイドン:交響曲集 2 - P. 17, 18, 22, 42 (チェコ室内管パルドビツェ/ガロワ)

    パトリック・ガロワとチェコ室内フィルハーモニー管弦楽団による弟ハイドン(1737-1806)の交響曲集第2集。素晴らしい才能を持っていたミヒャエルですが、偉大過ぎる兄を持ったせいか、ほとんどの作品も忘れ去られてしまいました。しかし、最近になってようやく数々の作品が演奏されるようになり、再評価も飛躍的に進んでいます。第2集には、18世紀古典派の典型的な作風を持つ4つの作品を収録。優雅で活気のあるニ長調交響曲、第2楽章で弱音器をつけたヴァイオリンが活躍する変ホ長調交響曲、愛らしいシチリエンヌが用いられた変ロ長調交響曲、独奏ヴァイオリンとコールアングレの音色が印象的なへ長調交響曲と、充実の作品が並びます。 ※日本語帯なし(2016/08/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573498

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    M. ハイドン:交響曲集 P. 15-16, 19, 21 (チェコ室内管パルドビツェ/F. ドヴォルザーク/ガロワ)

    ミヒャエル・ハイドン(1737-1806)。幼い頃はシュテファン大聖堂の聖歌隊で美声を披露し、各地の宮廷楽長を務め、聖三位一体教会のオルガニストとザルツブルク大聖堂のオルガニストの職をこなし、ウェーバーとディアベリを教え、マリア・テレジアからはミサ曲を委嘱されるという、素晴らしい才能を持っていたにも拘わらず、偉大すぎる兄ヨーゼフのおかげで、歴史の流れに埋もれてしまった残念な作曲家です。例えばミヒャエルが書いた交響曲第25番は、モーツァルトがちょっと付け足しを加えただけで、彼の「第37番」として認知されるほど、モーツァルト作品と見分けが付かないほどの素晴らしさなのですが、真相が究明された途端、贋作として扱われるようになってしまったという悲しい作品。しかし作品自体の躍動感や色彩感が失われたわけでもなく、良い曲であることは変わりありません。ようやく最近になってその作品の素晴らしさに共感する人が増えてきたようです。名フルート奏者で、最近は指揮者としても活躍しているパトリック・ガロワもそんな一人で、彼は44曲ほどのミヒャエルの交響曲の全曲録音に取り組み始めました。全集完成が待たれるシリーズです。(2016/06/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573497

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    ハツィス:デパーチャーズ/オーヴァースクリプト(ガロワ/テッサローニキ州立響/ミラ)

    現代作曲家の中でも「最も重要な一人」として認識されているクリストス・ハツィス(1953-)。トロント大学にある彼のオフィスのドアを2000年に叩いたガロワは、単刀直入に「フルートのために何か作曲したことありますか?」と質問したのだそう。その質問は無視されたかに見えたのですが、1年後に素晴らしい作品が出来上がり、これはガロワとトロント大学の学生たちによって演奏されたと言います。2011年の「デパーチャーズ」は日本での大震災で失われた多くの命と、彼自身の友人たちへの思い出のために書かれた作品。様々な技巧を駆使しながら、日本の伝統音楽の要素も取り入れたユニークな曲です。「オーヴァースクリプト」はバッハの作品を元にしながらも、そのメロディは断片的に扱われ、時には引き伸ばされながら奇妙に形を変えていきます。熱に浮かされた時に見る幻影のような不定形の美しさを備えています。(2014/05/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573091

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    W.F. バッハ:2つのフルートのための6つの二重奏曲(ガロワ/瀬尾和紀)

    大バッハの長男として生まれたヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ。父の偉大な血を受け継いだ彼もまた優れたオルガン奏者でしたが、バッハとマリア・バルバラとの第一子として生まれ、父の愛情を一身に受けて甘やかされ過ぎたためか、性格的には少し問題があったようで、自身で道を切り拓く努力が足りず、晩年には職さえも失い失意のうちにこの世を去りました。しかし"バッハの息子たちの中で最も才能に恵まれた"とされるW.F.バッハの作品は、飛び抜けて独創的であり、なかでもこのアルバムに収録された「6つの無伴奏フルート二重奏曲」は大胆な筆致と魅力的な楽想で知られる代表作の一つ。各々のパートは対等に扱われ、喜びの輝きと情熱、自由な精神を歌い上げます。ガロワと瀬尾和紀の名手2人が、お互いを引き立てあいながらぴったりと息のあった演奏を繰り広げてます。(2019/01/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573768