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リース, フェルディナント(1784-1838)

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    リース:歌劇「盗賊の花嫁」(ツィーザク/ブロンデル/ケルン西ドイツ放送合唱団&交響楽団/グリフィス)

    フェルディナンド・リース(1784-1837)のオペラ「盗賊の花嫁」です。この作品、序曲やバレエ音楽などはしばしば演奏される機会もあるのですが、全曲演奏というのはほとんどなく、無論録音も目にすることはありません。この作品は1828年の作品で初演時に大好評を博しました。その後は瞬く間にヨーロッパ全土に広まり、リースにとっては初めてのオペラが「予期せぬ成功」をもたらしたのです。この作品、リースが単なるベートーヴェンの友人で模倣者ではなく、稀代のメロディメーカーであり、また見せ場の多いオペラを書けることを全ての聴衆が理解したであろう記念碑的なもので、その充実した内容と輝かしいアリア、アンサンブルは、ウェーバーの歌劇と比べても全く遜色のないものです。ルート・ツィーザクを始めとした力量のある歌手たちと、名手グリフィスが引き締まった演奏です。(2013/12/18 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777655-2

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    リース:クラリネット作品集(クレッカー/ドゥイス)

    (2006/03/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777036-2

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    リース:弦楽四重奏曲集 1 - WoO 10, 37 (シュパンツィヒ・クァルテット)

    (2006/01/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777014-2

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    リース:弦楽四重奏曲集 3 - 第1番、第5番/弦楽五重奏曲第2番(シュパンツィヒ・クァルテット/マサデス)

    ベートーヴェンやリースとも親交があり、ラズモフスキー伯爵の私設弦楽四重奏団のリーダーを務めたイグナーツ・シュパンツィヒ。彼の名を冠した「シュパンツィヒ弦楽四重奏団」は、ピリオド楽器を用いて古典派作品を演奏することで定評のあるアンサンブルです。彼らは作曲家としてのリースの重要性に着目、弦楽四重奏曲を通して「ベートーヴェンの弟子」としてではなく、「独創性豊かな作曲家」としてのリースを伝えることに力を注いでいます。これまでにリリースされた2枚のアルバムも高く評価されていますが、第3作となるアルバムでは、ヴィオラ奏者マサデスを招いて弦楽五重奏曲も演奏。充実した響きを持つ革新的な作品は、まさに作曲家リースの本領発揮と言えるでしょう。(2018/11/21 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777305-2

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    リース:弦楽四重奏曲集 4 (シュパンツィヒ・クァルテット/マサデス)

    フェルディナンド・リースの弦楽四重奏曲シリーズ第4弾。このアルバムには作曲家としてのリースの重要性を確認できる2作品が収録されています。ベートーヴェンの弟子であるリースは、ピアノ曲だけではなく、生涯を通じて弦楽四重奏曲や五重奏曲の作曲に力を注いでいました。1809年に書かれたハ長調の弦楽五重奏曲は、1790年代に「シュパンツィヒ・クァルテット」を創設したヴァイオリニスト、イグナーツ・シュパンツィヒに献呈されたもので、ヴァイオリンをはじめとした各楽器の妙技が存分に楽しめる作品に仕上がっています。また、1826年に書かれたイ短調の弦楽四重奏曲は、4/4拍子ではじまる第1楽章が、わずか4小節後に6/8拍子の短い動機で遮られるなど、かなりユニークな作風を持っています。この曲は、1827年、当時の音楽専門誌で「リースの作曲に慣れ親しみ、その中に特異なものを認めた者は誰でも、この作品に魅了され、稀に見る喜びを味わうだろう。彼の作品はすべて高貴で壮大な性格を持ち、堅固である。」と絶賛されています。演奏はベートーヴェンの友人でもあったシュパンツィヒの名を冠するシュパンツィヒ・クァルテット。当時の雰囲気を伝える典雅な演奏をお楽しみください。(2022/04/29 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777306-2

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    リース:弦楽四重奏曲集 2 - 第2番、第20番(シュパンツィヒ四重奏団)

    シュパンツィヒ弦楽四重奏団のCPO への2 枚目の録音として選んだ作曲家はリースです。もともとベートーヴェンの演奏で名が知られた団体だけあってリースの作品は、まさに彼らにうってつけと言えましょう。ここに収録されたのはリースが30代の頃に書かれた弦楽四重奏曲第2 番と、20 歳になる前に書かれた第20 番の2 曲です。拡大された形式とハーモニー、溢れ出るような楽想に満ちた意欲作です。(2008/03/05 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777227-2

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    リース:交響曲第3番、第8番(タピオラ・シンフォニエッタ/ニソネン)

    好評シリーズ、フェルディナント・リースの交響曲全集。第3集には第3番と第8番の2曲が収録されています。交響曲第3番は、ロンドン・フィルハーモニック協会からの委嘱作で1815年5月15日にフィルハーモニック協会で初演されました。第1楽章の第1主題では変ホ長調が現れますが、すぐに転調し続く第2主題は珍しくハ長調が現れるなど聴き手を混乱させます。再現部で第2主題が変ホ長調に転調されるまで、主調は不明瞭なままです。コンパクトな編成による第2楽章、第3楽章のメヌエットでは、フルートの活躍やソロ・ヴァイオリンによる室内楽風の中間部が印象的です。第4楽章では、第1楽章の第1主題の変化形が随所に用いられ、作品全体が緊密にストーリー化されています。第8番とされる変ホ長調の交響曲は彼の生前には出版されず、作品番号も付されていません。作曲時期や出版に関する混乱があり、1825年のニーダーライン音楽祭で初演された可能性が高く1834年にも演奏されたとされています。第3番と似た雰囲気を持っていますが、楽章間の統一性が強調され、特に半音進行によるテーマの関連が顕著です。この作品でリースはベートーヴェンに匹敵する交響曲作曲家としての技術的成長を示しています。ニソネン盤は曲が内包する爆発的なエネルギーと色彩の面にフォーカスしており、転調の繰り返しを巧みに生かした非常にエキサイティングな演奏となっています。今作でも城代さや香(きのしろさやか)が第2ヴァイオリンをリードしています。(2025/05/16 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1465-2

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    リース:交響曲第4番、第5番(タピオラ・シンフォニエッタ/ニソネン)

    【ニソネン&タピオラ・シンフォニエッタによるリース第2弾、早くも登場!】2020年代からにわかに注目を集める「ベートーヴェンの弟子」フェルディナント・リース。これまでハワード・グリフィス指揮チューリヒ室内管のcpo盤が唯一の交響曲全集でしたが、高性能室内オケとして知られるタピオラ・シンフォニエッタがONDINEレーベルで全曲録音を開始しました。2024年5月発売の第1番&第2番に続いて、早くも第2弾が登場。ニソネン盤は曲が内包する爆発的なエネルギーと色彩の面にフォーカスしており、非常にエキサイティングな演奏となっています。前作に続いて城代さや香(きのしろさやか)が第2ヴァイオリンをリードしています。リース作品の番号付けは作曲順とは異なることが多く、ここに収録された第4番は1818年、第5番は1813年の作品で、後者は2番目の交響曲になります。当時リースは、ハイドンのロンドン交響曲をプロデュースしたヨハン・ペーター・ザロモンと出会ってロンドンに拠点を移しており、第5番はロンドン楽壇へのデビュー作。第1楽章は「運命動機」をはじめとしてベートーヴェンの第5交響曲を思わせるモチーフが頻出し、あたかもベートーヴェンの後継者であることを宣言しているかのよう。「運命動機」はその後も随所に顔を出します。第4番でも、あちこちでベートーヴェンの交響曲のモチーフがこだましているのを聞き取ることができるでしょう。それらがリース独自のモチーフと共に、彼の作品の特徴である大胆な転調やリズムの変化を多用した疾風怒濤風の表現に織り込まれているところが聞きどころです。(2024/10/04 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1454-2

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    リース:交響曲第1番、第2番(タピオラ・シンフォニエッタ/ニソネン)

    【にわかに脚光を浴びるリースの交響曲。北欧から全集録音がスタート!】フェルディナント・リースは人気コンポーザー・ピアニストとして欧州各地を席巻し、ピアノ・ソナタやピアノ協奏曲をはじめ、交響曲、弦楽四重奏曲からオペラやオラトリオに至る幅広いジャンルに作品を書きました。しかし師が余りにも偉大であったためか、「ベートーヴェンの弟子」のイメージが強く、その交響曲もベートーヴェン作品を思わせるフレーズが出て来ることに関心が向けられがちで、なかなか独自の評価を得られずにいました。状況が変わったのは2020年代になってから。日本でリースの評伝が出版され、2024年2月には飯森範親の指揮でパシフィック・フィルハーモニア東京が全曲演奏会を開始。更にリースが1813年に演奏会を行ったことのあるフィンランドのONDINEから交響曲全集の開始が発表されたのです。リースの交響曲全集録音はハワード・グリフィス指揮、チューリヒ室内管(1997-2002、cpoレーベル)が今のところ唯一の存在。ここに登場したニソネン盤はオケのサイズは大差無いと思われますが、アプローチにはかなり違いがあります。基本テンポが快速であること、舞曲を思わせるフレーズでの軽やかに跳ねるような処理、アクセントの利いたティンパニやブラスなど、古楽演奏のスタイルに通じる点が多く、音色は多彩で楽想ごとの表情付けは細かく且つ濃密。ころころと表情を変えてゆくリースの音楽を、爽快な流れに乗って細大漏らさず伝え、その創意の豊かさで聴き手を驚かせます。世界初の全集として高品位のスタンダードを目指したであろう端正なグリフィス盤に対して、ニソネン盤は作品の持つ感情表現のポテンシャルを引き出すことに挑戦し、見事な成果を挙げています。ベートーヴェンの名を借りなくても、聴く人を驚かせ感心させる作品であることを知らしめる快演と言えるでしょう。ヤンネ・ニソネンは、ヴァイオリンを学びソリストやオーケストラのリーダーを務めた後、指揮を始め、ヘルシンキ・フィルやフィンランド放送響などフィンランドの主要オーケストラを指揮しています。タピオラ・シンフォニエッタは1987年の創設で、その高度な演奏能力は現代音楽の分野でいち早く評価されてきましたが、近年では古典的作品だけではなくブルックナーやマーラーの交響曲なども手掛けています。常任メンバーは44名で、この録音では第2ヴァイオリン首席を城代さや香(きのしろさやか)が務めています。ONDINEからは年内に第3番と第4番の発売を予定しています。(2024/05/03 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1443-2

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    リース:交響曲第1番、第2番(チューリッヒ室内管/グリフィス)

    ベートーヴェンの弟子リースの音楽は、単に師匠の模倣にとどまらず、なかなか独創性に満ちていて驚きを与えてくれます。交響曲第1番は意表を衝いた和音で始まる序奏がベートーヴェンもまっ青! 第2楽章は「葬送行進曲」で、「英雄」との比較は聴いてのお楽しみですが、師匠の第7番の第2楽章を思わせるようなところもあり、リースの曲の方が先に作曲された(1809)ことを考えると、興味深いものがあります。第2番はハ短調という調性から想像される通り「ベートーヴェン的」ですが、「運命」との直接の類似はあまり見られません。冒頭の主題がモーツァルトのピアノ協奏曲ハ短調(K491)に似ているのはご愛嬌です。j(2001/01/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999716-2