ブリッジ, フランク(1879-1941)
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ジョン・マッケイブ(1939-)はイギリス、リバプール生まれの作曲家です。彼はピアニストとしても知られ、自作を含む現代音楽から、ハイドンのピアノ・ソナタまで幅広いレパートリーを持ち、素晴らしい活躍ぶりを見せています。そんな彼ですが、2010年8月29日に「最後の公開ピアノ・リサイタル」を行い、半世紀にわたるピアニストとしての活動に終止符を打ちました。このアルバムはその記録となります。シューベルトのソナタ、ラヴェルの「」など、郷愁がにじみ出る一連の作品を始め、彼の友人の曲、及び自作の「テネブレ」で洒落た“別れ”を告げるマッケイブ。まだまだ活躍を期待しても良いのでしょうか??? ( 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0139 |
1 ( 発売)
レーベル名 | : |
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カタログ番号 | :2011.12.21 |
世紀の名テノール、ジョン・マッコーマックのコレクション第11集です。1884年にアイルランドで生まれたマッコーマックは、最初公務員を目指していましたが、ダブリンの教会で聖歌隊に参加したとき、自らの音楽への探究心に火がついたと言います。その後猛勉強を続け、オペラにデビューするも、やがてはコンサート歌手として活躍することを決意します。多くの歌曲を当時のSPレコードに録音し、それを復刻した何枚ものアルバムが発売されていますが、この録音集のユニークなところは、同じ曲の別テイクが収録されているところでしょうか。現代のような録音技術(編集技術)もなかった時代、1回ごとのテイクに漲る緊張感といったら、それは言葉では尽くせないものです。実際に使われたのがどのテイクなのかわからないものもありますが、どのテイクにも真摯な魂が込められていることは間違いありません。クライスラーが参加している曲や、エドウィン・フィッシャーがピアノ伴奏をしている曲、そして4つの未発表テイクも含まれた、ファンにとっても嬉しい1枚です。(2015/12/23 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111402 |
若く才能ある演奏家のアルバムをリリースするCapriccioレーベルのシリーズ「Premiere Portraits」から、韓国の若手ピアニスト、フランツィスカ・リーのアルバム第2弾の登場です。前作(C3006)ではフランス近代作品で、その繊細な感性とテクニックを披露していた彼女ですが、今回のアルバムでは近現代のイギリス作品を採り上げています。戦争の合間、つかのまの休日を楽しむブリテンの穏やかな「休日の日記」、第二次世界大戦開戦前夜に作曲されたティペットの「ピアノ・ソナタ第1番」など、あまり耳にすることのない作品にも光をあてた選曲が聴きどころです。フランツィスカ・リーはソウルで音楽を学び、大学では学年最高位を獲得、2011年にドイツ学術交流の奨学金を得てドイツに留学しカールスルーエ音楽大学を卒業。世界中でコンサート活動を行う傍ら、後進の指導にも積極的に取り組む俊英です。(2021/11/05 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C3010 |
2曲の対照的なイギリスのピアノ五重奏曲を、アシュリー・ウェイスとティペット弦楽四重奏団の素晴らしい演奏でお楽しみください。バックスの作品は、1914年から15年にかけての彼の円熟期に書かれたもの。批評家エドウィン・エヴァンスに捧げられています。初演時にピアノを演奏したのは、おなじみハリエット・コーエン(彼のパートナー)。彼女がバックスに与えたモティベーションは測りしれないほどの大きさであったことを実感せざるを得ない作品です。一方、ブリッジの五重奏は、1904年から05年に書かれた最も初期の曲です。彼自身は出来上がりに不満があり、1912年に大幅な改訂を加えています。有名な「コベット賞」(イギリスの金満家が設立した若き作曲家のための賞)に応募するための試行錯誤が窺われますが、それはそれで若き情熱の発露と言えるのではないでしょうか。(2011/01/12 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572474 |
41歳で早世してしまった英国の伝説的アルト歌手、キャスリーン・フェリア。彼女の深く柔らかい声で歌われる英国民謡は、子供を見つめる若い母親の眼差しのような優しさのこもったもの、ただ聞いているだけで、心の奥の軋んだ扉が開放されるような感動が広がってきます。かのDECCAのカリスマ・プロデューサー、ジョン・カルショーもその著で「単純さと正直さこそが本質であるこの歌に、キャスリーンは苦もなく生命を吹き込むことができたのだった」と大絶賛しています。良質な英国LPからマーク・オバート=ソーンが新たに復刻したバランスの良い音質もうれしい限り。(2005/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111081 |
注目のヴィオラ奏者カーペンターによる感動的なヴィオラ名曲集。アルバムタイトルにもなっているロバート・マンの美しい作品「夢の時」を中心に、ブリッジの「悲歌」とブラームスの「五重奏曲」を収録。これらの曲はヴィオラの音色にふさわしい淡い悲しみや仄暗い表情、そして落ち着いた色合いを持っています。ブラームスの五重奏曲は本来クラリネットで演奏されますが、このようにヴィオラで演奏される場合もあり、ブラームスの抱いていた沈痛な感情が柔らかく表現された名作です。静かな面持ちのブリッジの悲歌も渋い美しさに満ちています。(2013/11/20 発売)
レーベル名 | :Ondine |
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カタログ番号 | :ODE1246-2 |
ブラームスの数ある室内楽曲の中でも、めずらしく初稿と改定稿が存在する「ピアノ三重奏曲第1番」。20歳代に書かれた初稿に比べ、改定稿は格段の熟成度を誇るため、現在ではこちらの版を使って演奏することが通例となっています。このアルバムでも改定稿が使用されており、晩年のブラームス作品の持つ重厚な響きを味わうことができるでしょう。もう一つのブリッジの作品は、無調に傾倒していく以前の1907年頃の作品で、後期ロマン派風の響きを持つ美しい作品です。ピアニスト、作曲家として名高いヨー・ヒュンキを中心としたザンブリツキとキャロルの3人によるアンサンブルは、各々の個性を生かしながらも、密度の濃い演奏を聴かせています。(2016/05/25 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0076 |
ヴィオラの特徴的な音色・・・それはしばしば悲しげと表現されたり、内省的で感傷的と銘打たれたり・・・と、とにかく同族のヴァイオリンに比べて控え目な評価を与えられがちです。作曲家ブリッジに至っては、自らが才能あるヴィオラ奏者であったにも拘わらず、この楽器のための作品はほとんど作曲しなかったというから驚きです。ここで聴けるブリス以外の楽曲のほとんどは他の楽器のために書かれた作品をヴィオラ用に編曲したものですが、こうして聴いてみると実に味のある音楽に仕上がっていると思います。まさに濡れたように輝く音色がぴったりはまっています。ここでピアノを担当している今井氏は才能ある日本のピアニスト。彼の表現豊かで説得力ある音楽はヴィオラの旋律を引き立たせるとともに、驚くほどじっくりと胸にしみるはずです。(2010/01/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572407 |
ブリッジは第一次大戦頃を境に大きく作風を変えていますが、当盤ではその前後にあたる、弦楽四重奏曲2曲を聴くことができ、あたかも別人の2作曲家の作品を聴くかの趣きもあります。前者にあたる第1番は、旋律美をたっぷり味わうことのできる、ロマン派の流れを汲むものとなっており、第2楽章の哀愁をたたえた美しさなど、大変に親しみやすいものといってよいでしょう。一方後者となる第3番はうって変わって、ベルクを思わせるような鋭く厳しい、しかし調性は後退しても、無味乾燥とは程遠い濃密な響きが全曲を支配しており、こちらはこちらで一旦中毒するとハマッてしまうような、妖しい系の美しさが魅惑的です。(2004/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557133 |