新約聖書
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今からおよそ1000年ほど前のヨーロッパ。この頃は、ゲルマン民族大移動が収拾して定住化が進み、それと共にキリスト教が大衆へ浸透し、封建制社会が確立していったとされます。人々におけるキリスト教の概念は一体どのようなものだったのでしょう?このアルバムで、当時の聖なる音楽を聴きながら、純粋な魂を模索してみるのはいかがでしょうか?ローマの典礼聖歌、中世ノートルダム楽派の音楽、讃歌、そしてビンゲンの書いた神との交唱。ほとんどが作者不詳であり、その音楽も簡潔なものですが、1曲ごとに新鮮な驚きと、ぞくぞくするような快感を味わうことができるでしょう。トラック3のみは演奏者、編曲者であるC.ハースの手によるもの。少々違った味わいが、これまたステキです。(2012/01/18 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572632 |
18世紀のマルタ共和国で活躍した作曲家ジローラモ・アボス(1715-1760)は2015年に生誕300年を迎えます。これを記念して、2015年の1月に行われた「ヴァレッタバロック音楽祭」ではアボスのマニフィカートの演奏が行われ、その偉業を讃えたのです。彼は1マルタで生まれ、レオナルド・レオとフランチェスコ・デュランテに師事。756年にロンドンのイタリア劇場のディレクターとなり、1757年にイタリアに教師として戻ります。14作のオペラを作曲しまた1758年からは素晴らしい教会音楽をいくつか作曲しましたが、現在ではその名前はほとんど知られていません。しかし、彼の作品の美しさを見抜いた音楽学者リチャード・ディヴァルらがこれらを編集し、演奏可能にしたのです。この魅惑的な音楽をぜひお楽しみください。(2015/11/25 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777978-2 |
DACAPOレーベルにおける初の「クリスマス・アルバム」は、グラミー賞受賞者、ポール・ヒリアー率いるシアター・オブ・ヴォイセスが演奏するブクステフーデとその友人たちの作品集。お告げから降誕までの情景に合わせて選曲、演奏するというコンセプトに基づき、伝統的なクリスマス音楽に加え、オルガンの独奏曲や声楽アンサンブルなどバラエティに富んだ作品が組み合わされています。小編成の声楽アンサンブルと器楽アンサンブルによる精緻で美しい演奏は、17世紀の慎ましいクリスマス音楽をこの上なくひきたてています。(2017/11/29 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :6.220661 |
前作のアルバム「The Darkest Midnight」(SOMMCD0189)が、イギリスのAMAZONでクラシック・チャートのトップを飾るという快挙を成し遂げた女声5人によるヴォーカル・アンサンブル「パパゲーナ」の第2作。“厳しい冬を照らす暖かい光”をテーマに掲げ、選ばれた多種多様な音楽はどれも魅力的、かつ意味深いものばかり。伝承曲からロックまで刺激的で興味をそそられる曲が並びます。彼女たちの美しくブレンドされた声の響きが楽しめます。(2021/02/19 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0608 |
「100年に1人のすばらしい美声」。そんな表現で1935年にマリアン・アンダーソンのことを大絶賛したのは、大指揮者のトスカニーニでした。包容力に富んだ深々とした歌声は、黒人霊歌はもちろん、オペラのアリアや宗教曲、歌曲の分野でも人々に大きな感銘をもたらしました。しかし、その道のりは決して平坦ではなく、人種差別のために音楽学校に入学を許可されず、コンクールで好成績を収めながらも差別のために活動は思うにまかせず、30年にヨーロッパで成功を収めたのを契機に、ようやく母国のアメリカでも認められるようになったのです。当盤には、<深い川>をはじめ、人間の魂に直接訴えかけるかのような渾身の名唱が収録されています。(2002/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120566 |
降臨節(クリスマス)のための音楽といっても、その成り立ちや使われる言葉も様々です。このアルバムはその中で中世英語とラテン語で歌われる曲を集めています。キャロルは賛美歌であり、アンティフォナはその中でも合唱を2つにわけて交互に歌う形式をとるものです。もちろん作曲された年代は幅広く、伝承曲や16世紀の音楽からチルコットやペルトなど、つい最近に書かれたものも含まれています。指揮者のウォルトンも作曲家であり、トラック23は彼自身の書いたもので、混沌たる響きの中に光る美しさを備えた作品です。(2013/02/20 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100027 |
イートン・クワイアブックは15世紀末頃に編纂された、英語による神聖な音楽を集めた豪華な彩色写本コレクションの一つです。24人の異なる作曲家による音楽が含まれていますが、完全な形で残っているのはごく僅かですが、イギリスの初期ルネッサンス・ポリフォニーの発展の段階を示す重要な作品が含まれています。単声聖歌などの小さい編成で歌われる初期の作品から、J.ブラウンやR.デイヴィ、W.ラムの定旋律技法に基づいた曲への発展などが見てとれます。ルネサンス期の音楽の完璧なる解釈で知られる、トーヌス・ペレグリヌスの愉悦感あふれる演奏で。録音 2011年7月11-14日 UK ロンドン,ホルボーン セント・アルバン・マルトリー(2012/09/19 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572840 |
【バルカン半島の伝統と古楽の接点。ボスニア・ヘルツェゴヴィナの中世へ!】古楽研究と並行して地元の伝統音楽からも多くを学びながら、バルカン半島の歴史遺産の素顔に迫り続けるクロアチアの古楽歌手カタリナ・リヴリャニチ。自身のグループであるディアロゴスと共に、男声アンサンブルでバルカン半島の伝統歌を追求し続けるカンタドゥリをゲストに迎えての活動も長く続けていますが、今回はクロアチアからさらにバルカン半島の奥へ踏み込み、ユーゴ内戦後着実に復興を遂げてきたボスニア・ヘルツェゴヴィナの中世音楽に注目。音楽が記されず詩句だけが残る礼拝歌の復元版を中心に、先唱者が息が続く限り歌う長いフレーズのなか他の歌手が声を添える伝統唱法を用いた碑文の朗誦も交えつつ、ア・カペラと数少ない中世楽器の伴奏で風格豊かな独特の音世界を聴かせます。楽曲の復元は詩句の韻律や現代に残る口承伝統歌などを参照、東方正教のキリスト教だけでなく、イスラムやユダヤの伝統も歴史を彩ってきたこの地ならではのサウンドスケープを浮き彫りにしてゆく意欲的な試みを、「試み」に終わらせない音楽性は圧巻の一言!アドリア海を挟んでイタリアに伝わる笛やボスニア・ヘルツェゴヴィナの二本笛ドヴォイニツェ、独特の雑味を含んだ羊腸弦の響きが美しい弓奏ヴィエル(中世フィドル)などが随所で独特な音色を聴かせ、美しい男声ア・カペラや女声独唱と響きあいながら織り上げてゆく音世界。折に触れ何度も再訪したくなるユニークな魅力に満ちた1枚です。(2024/04/12 発売)
レーベル名 | :Arcana |
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カタログ番号 | :A560 |