バード, ウィリアム(1540-1623)
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クラシックをかなり好きになっても、バッハより古い音楽など聴いたことが無いという方は多いことでしょう。それは勿体無い!そこには、バッハ以降の音楽よりヒトのカラダに近い、理屈など一切抜きで、作曲者や曲名も忘れて純粋に楽しめる音楽の森があるのです。ナクソスは、そんなアーリー・ミュージックも、いつの間にか、たーくさん揃えてしまいました。この2枚組は既発売のアルバムから全51トラックも厳選した、ホントに凄いハイライト盤。貴方のお気に入りが、きっと見つかります。英文ですが、音楽史の勉強になる解説と、ナクソスの古楽CDのラインナップ付き。(2000/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554770-71 |
【古楽の聖地バーゼル発。ヴァイオリンと管楽器で、シェイクスピア時代の舞台を彩った音楽の真相へ】ダウランドの歌やホルボーンの合奏曲、ヒュームのガンバ独奏曲などが有名な16世紀末~17世紀初頭の英国音楽。そこでは王侯貴族の私的な集いで楽しまれる音楽の傍ら、大人数が観劇する舞台でも音楽が重要な役割を果たしました。古楽研究と教育の一大中心地であるスイスのバーゼル・スコラ・カントルムで学んだ俊才たちが集うコンチェルト・シロッコはここで、1600年前後の英国における舞台型式の一つマスク(仮面音楽劇)に注目、そこで演奏されていた作品の数々を(マスク上演を彩る楽曲として転用されることもあった)器楽合奏のためのファンタジアとともに厳選、400年前の舞台の華やぎを生々しく伝えるアルバムを制作しました。注目すべきは演奏編成で、当時の貴族たちが弾き愉しんだヴァイオル(ガンバ)ではなくヴァイオリン属が使われている点。これらの楽器が当時すでに知識人世界でも様々な場面で一般的に使われていたことは現存する絵画などからも明らかで、ヴァイオル・コンソートとは違った味わいを、リコーダーや木管コルネット、サックバット(ルネサンス・トロンボーン)といった管楽器の響きとともに楽しめます。また低音部には、1600年前後の英国とイタリアで製作された現存楽器を参照した大小のヴィオローネも使われています。20世紀末以来、この分野における研究で世界的に注目されてきたバロック・ヴァイオリン奏者=音楽学者ピーター・ウォールズがライナーノートに解説(英・仏・伊語)を寄せている点も見逃せません。シェイクスピアの戯曲群とちょうど同じ頃の舞台音楽の真相を、卓越した音楽性を持った専門家たちの妥協ない研究成果として味わえる好企画です。(2022/02/25 発売)
レーベル名 | :Arcana |
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カタログ番号 | :A523 |
「われらが父よ・・・」この2つの言葉は、キリスト教の最も知られた祈りの言葉であり、イエスが弟子たちに教えた言葉でもあります。その弟子たちは数え切れないほど多くの人々にこの言葉を伝え、何世紀にも渡って祈られ続けています。このアルバムは父であり、また神である「主への祈り」が25編収録されています。その時代は様々ですが、人々の深い思いは何時の時代も変わることがありません。2009年度のグラミー賞を受賞したキングス・シンガーズによる、えも言われぬ美しい響きは心の底に溜まったいろいろなものを全て洗い流してくれるでしょう。(2012/12/19 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572987 |
イギリスの名合唱団「ケンブリッジ・クイーンズ・カレッジ合唱団」のORCHID CLASSICSへの2枚目のアルバムです。最初のアルバムではクリスマス・キャロルをしっとりと歌い上げていましたが(ORC100027)、こちらは身体をそのままえぐられるような激しい響きと、それを包み込むような平安に満たされた、心にじんわり染みこむ選曲となっています。イギリスの合唱の層の厚さが感じられることでしょう。(2015/06/24 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100046 |
イギリス・ルネサンス音楽の黄金時代とされるテューダー朝の教会音楽を集めた1枚。この時代の最初期の作曲家とみなされるのはロバート・フェアファックスとヒュー・アストンとされています。この2人は後世の作曲家たちに強い影響を与え、とりわけジョン・タヴァナーは彼らの作風を引き継ぎ発展させました。その後はオルガン奏者としても名高いトマス・タリスが登場し、自身はカトリックでありながら、プロテスタント向けの英語の詞を用いた作品を書き上げています。同じくカトリックであったウィリアム・バードはイギリス国教会からの弾圧を受けながらも、エリザベス1世の庇護の下、カトリック教会のための作品を数多く書いています。オーランド・ギボンズほか、バードの次世代の作曲家たちは更に国教会のために曲を遺しました。そして17世紀半ばまで生きたトマス・トムキンズは「テューダー朝の教会音楽」の最後の作曲家と見なされます。ロンドン・アンブロジアン・シンガーズの歴史的録音です。(2022/11/25 発売)
レーベル名 | :Tudor |
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カタログ番号 | :TUDOR7210 |