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CD Accord: アルバム一覧

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    ミキェティン:チェロ協奏曲第2番/オスカル・ダヴィツキへのオマージュ(ズドゥニク/NFMヴロツワフ・フィルハーモニー管/アキキ/シュウォーツ)

    ポーランドの作曲家パヴェウ・ミキェティンの作品集。映画音楽作曲家としても活躍する彼は、これまでにも新進演出家クシシュトフ・ヴァルリコフスキをはじめとする映画監督のために数多くの作品を書き、ポーランド映画賞などを獲得しています。このアルバムに収録された「チェロ協奏曲第2番」はもともと「無声映画のためのエチュード」として書かれた作品。うごめくようなオーケストラのバックにチェロが不思議な旋律を歌い上げます。ルトスワフスキのチェロ協奏曲に匹敵すると評される傑作です。「オスカル・ダヴィツキへのオマージュ」は緻密な数学的計算をもとに書かれた作品。ミキェティンと同世代のポーランドのマルチアーティスト、オルカス・ダヴィツキへの敬意が表明されており、アタッカでつながれた3つの楽章で構成された大規模な編成を持つ曲です。(2022/01/28 発売)

    レーベル名:CD Accord
    カタログ番号:CDAccordACD281

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    ミキェティン:墓碑銘/4つの前奏曲/シェイクスピアのソネット集/ピアノ協奏曲(ミキェティン/ポーランド放送響/ビヴァレツ)

    パヴェウ・ミキェティン(1971-)…この人の名前は主として「映画音楽」の分野で知られているように思います。彼はポーランド、オラバに生まれた作曲家、クラリネット奏者であり、クラシックの分野ではいくつかの室内楽作品と、2つの交響曲、チェロ、ピアノ、ヴァイオリン協奏曲、そして「マルコ受難曲」などの声楽曲があり、映画音楽作曲家としては、アンジェイ・ワイダをはじめ、数々の監督とコラボレーションしています。このアルバムは、彼の作品の中で「ピアノ」を用いたものですが、冒頭の「墓碑銘」から、ピアノの音と録音された音をコラージュして独自の雰囲気を創り上げています。夢幻的である意味気持ち悪い音…これは一体何を訴えかけているのでしょう?彼の音楽は聴覚だけでなく、もっと全ての感覚を研ぎ澄ませて聴くものなのかもしれません。「ピアノ協奏曲」でも不思議な音の羅列が続きます。これがポーランドの最先端の音楽です。(2014/12/24 発売)

    レーベル名:CD Accord
    カタログ番号:CDAccordACD194

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    モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第1番、第2番、第3番(クヴィアトコフスキ/ポーランド・バルト・フィル)

    ポーランド・バルト・フィルのコンサートマスターを務める他、各地のオーケストラと共演、高く評価されているヴァイオリニスト、ロベルト・クヴィアトコウスキが演奏するモーツァルトの3曲のヴァイオリン協奏曲。長年、これらを演奏してきたというクヴィアトコウスキは、熟考の末、自ら書いたカデンツァを演奏しています。これまでモーツァルトの協奏曲を演奏する際、既存のカデンツァは「過度にロマンティックで手強い技術的問題が満載されているうえ、その表現が重すぎる」と感じていたというクヴィアトコウスキが熟考の上に書き上げたカデンツァは「主旋律から始めるのではなく、比較的簡潔で、その時代に用いられていたボウイングや旋律、リズムに基づいている」というものです。彼自身が指揮し、のびのびと演奏するモーツァルトをぜひお楽しみください。(2024/01/19 発売)

    レーベル名:CD Accord
    カタログ番号:CDAccordACD329

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    F.X. モーツァルト:ロンド集/ピアノ・ソナタ/4つのポロネーズ/ロシアの主題による変奏曲(ドロゴス)

    モーツァルトの四男で末っ子のフランツ・クサヴァー・ヴォルフガングの鍵盤作品集。カダジナ・ドロゴスが弾くフォルテピアノによる演奏です。生後4か月で、父・ヴォルフガングが亡くなり、直接教育を受けることはありませんでしたが、父にピアノを習ったフンメルや、サリエリに師事。特にサリエリは「父親にもひけをとらない才能」と、彼について好意的な発言を残しています。偉大すぎる父親の影に隠れ、音楽史上、あまり注目されることのないフランツですが、初期の「ロンドヘ長調」の頃より、父モーツァルトやハイドンの影響から脱却した独自の魅力的なスタイルが見てとれます。16歳の頃の「ソナタト長調」は、第4楽章にかすかなベートーヴェンの影響が感じられる、当時流行した舞曲などを取り入れた独自の路線による意欲作。最近オーストリア国立図書館で初稿譜のコピーが発見され、世界初録音としてここに収録されているOp.20は、レームベルク在住時代からスラヴやロシアのメロデイに惹かれたという彼らしい、ロシアの主題による変奏曲。Op.22は「憂鬱な」というタイトルとは裏腹に、父親の影から解き放たれたような自由な姿が感じられる傑作です。(2020/01/17 発売)

    レーベル名:CD Accord
    カタログ番号:CDAccordACD260

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    モーツァルト:ミサ・ブレヴィス K. 275/教会ソナタ集(ナショナル・フォーラム・オブ・ミュージック合唱団/コセンジャク)

    モーツァルト(1756-1791)は自身が生まれたザルツブルクという都市自体を嫌っていたようで、彼が父に宛てて書いた手紙からも、多くの「ザルツブルク嫌悪」の言葉を見る事ができます。1777年、この土地を離れたくて、父とともに旅行するための嘆願書をザルツブルクの大司教に提出しますが、それは却下。結局すったもんだの上、モーツァルトは宮廷を辞めざるを得なくなってしまうのです。そんな1777年頃に作曲されたモーツァルトのミサ・ブレヴィス K275。当時20歳の彼にとってはミサの作曲などはお手の物であり、この曲も恐らく依頼を受けて短期間のうちに書かれたであろうとされています。簡潔にまとめられた「短い(ブレヴィス)ミサ」は、大司教の好みに合わせて書かれたともいわれますが、もしかしたら、これまでの大司教による酷い仕打ちに復讐するため、モーツァルトがわざと短く書いたのかもしれません。結果的には凝縮された素晴らしい音楽が生まれたことになるのですが。このアルバムでは、ザルツブルクで実際に上演されたであろう一連のミサの流れが再現されています。(2015/07/29 発売)

    レーベル名:CD Accord
    カタログ番号:CDAccordACD215

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    モシュコフスキ:前奏曲とフーガ Op. 85/ヴァイオリン協奏曲/5つのスペイン舞曲(ダニエフスキ/マスランカ/ウェスト・サイド・シンフォニエッタ/クレイネル)

    NFMヴロツワフ・フィルハーモニー管弦楽団とシュチェチン・フィルハーモニー交響楽団。西ポーランドの2つのオーケストラの奏者たちによるアンサンブル「ウェスト・サイド・シンフォニエッタ」が演奏するモシュコフスキの作品集。アンサンブルは特定の指揮者を持たず、代わりにコンサートマスターのマルチン・ダニレフスキとパヴェル・マスランカが指揮を務めています。アンサンブルのレパートリーは幅広く、とりわけハイドンやモーツァルトなどウィーン古典派の作品や、シュトラウス・ファミリー、レハールと言った「サロン音楽」を得意としていますが、今回はポーランドを代表する作曲家モシュコフスキの作品を共感込めて演奏。なかでもダニレフスキがソロを務めるヴァイオリン協奏曲の優雅な調べが聞きどころです。(2020/09/25 発売)

    レーベル名:CD Accord
    カタログ番号:CDAccordACD273

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    モニューシュコ:パントマイム「ヴィドマ」(ブレク/クバス=クルク/ブトリン/ナショナル・フォーラム・オブ・ミュージック合唱団/ヴロツワフ・バロック管/コセンジャク)

    (2018/06/27 発売)

    レーベル名:CD Accord
    カタログ番号:CDAccordACD243

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    モニューシュコ:合唱作品集(コラール・アカデミー・プロジェクト合唱団 - シンギング・ポーランド/NFMレオポルディヌム管/フランクフ=ジェラズニ)

    モニューシュコは19世紀を代表するポーランドの作曲家の一人。決してオペラを作曲しなかったショパンとは違い、彼はポーランド語を巧みに用いたオペラと声楽曲で知られており、なかでも伝承物語を題材にした《ハルカ》や《パリア》はポーランドの国民的作品として広く愛されています。このアルバムは、彼が書いた300曲ほどの歌劇、声楽曲の中から、美しい旋律を持つ合唱曲を集めたもの。可憐な有節歌曲から、壮大な叙事詩、オペラの中の合唱曲など様々な作品が収録されています。(2020/09/25 発売)

    レーベル名:CD Accord
    カタログ番号:CDAccordACD265

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    ラクス:チェロ・ソナタ/ポーランド組曲/室内協奏曲(クヴィアトコウスキ/ゴリンスキ/グラピャーク)

    シモン・ラクスはフランスで活動したポーランドの作曲家。もともとはロシア市民として生まれ、ビリニュスとワルシャワで数学を学び、1921年に新しく設立されたワルシャワ音楽院に入学、ポーランド国籍を取得します。1926年にはウィーンに行き、その翌年にはパリに留学、この時期にはアレクサンドル・タンスマンと親交を結びました。しかし第二次世界大戦中にナチスに捉えられ収容所に送られたものの、なんとか生き延びパリへ戻ることができました。大戦後は作曲を続けるも、1967年頃には作曲を辞め、翻訳家、作家として残りの生涯を過ごしたというラクス。独立した思考を持っており、音楽でも独自の作風を生み出し、当時流行の作風を用いることなく曲を書き上げました。全体的に辛辣な曲が続きますが「ショパンへのオマージュ」だけは優しい風情を持っています。(2019/12/13 発売)

    レーベル名:CD Accord
    カタログ番号:CDAccordACD249

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    ルーマン/フィオリッロ/ハンドシキン/パガニーニ/ルスト/ヘンデル:ヴァイオリン作品集(ピルフ)

    文化的にも政治的にも大きく社会が変化した18世紀、音楽家たちもそれまでのような貴族への追従を捨て、自身を芸術家として解き放つ努力を始めました。17世紀後半にイギリスで始まった啓蒙主義はその動きに拍車をかけ、演奏家たちは自身の技術を磨き芸術的自立を目指しました。中でもパガニーニを始めとしたヴァイオリニストたちは、一人で楽器を携えヨーロッパ中を演奏し、その超絶技巧を披露、他の音楽家を含めた多くの人々を驚嘆させました。このアルバムは、18世紀から19世紀に活躍したヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト=作曲家たちの作品を収録。演奏するピルヒはガット弦を張った18世紀の歴史的ヴァイオリンを使用、弓も18世紀の復元であり、もちろん解釈や演奏原理、運指にも研究を重ね、熟考の上に録音が行われました。 (2017/06/23 発売)

    レーベル名:CD Accord
    カタログ番号:CDAccordACD232