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Carpe Diem: アルバム一覧

  • コルベッタ/ド・ヴィゼー:ギター作品集(コンテ)

    偉17世紀最高のギタリストであったコルベッタは若き日のルイ14世をはじめ、ロンドンでも王族や貴族たちにギターを教えるほどの名手でした。彼の弟子とされるロベール・ド・ヴィゼーもルイ14世の宮廷音楽家として活躍(歌手としても記録されている)、ギターやヴィオールを教えていたと言われます。このアルバムは、そのルイ14世のために書かれたギター音楽集であり、洗練された高度な技巧を用いて書かれた一連の音楽は、当時の文化を余すことなく伝えています。バロック・ギターの第一人者ロザリオ・コンテによる演奏です。(2012/11/21 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16278

  • 詳細

    シビラの歌 - 夢の詩(サヴァール/ヨハンセン/サン=モーリス声楽アンサンブル)

    【ヨーロッパの南から北へ、そして再び南へ。ユニークな中世伝承歌の旅】絶美の歌声と古楽器ハープで独自の音楽世界を綴ってきたアリアンナ・サヴァールは、スペイン・カタルーニャ地方出身の偉大なヴィオラ・ダ・ガンバ奏者=指揮者ジョルディ・サヴァールを父に持ち、彼のアンサンブルであるエスペリオンXXIでも活躍してきました。近年はCarpe Diemレーベルで、ヴィオラ・ダモーレやハリングフェレ(ノルウェーの共鳴弦付き伝統弦楽器)を奏でるスイスのシンガーソングライター、ペッター・ウトラント・ヨハンセンと共に伝統音楽や中世以前の音楽を絡めたユニークなアルバムを数多く制作していますが、今回は一つのアルバムの中でスペインと北欧の伝承歌を辿ります。『シビラの歌』はイベリア半島各地の教会に写本が残る、カタルーニャ語によるルネサンス期の祭事向け伝承歌。アリアンナの父ジョルディ・サヴァールもAlia Voxレーベルでこの曲集をとりあげていますが、今回はカタルーニャ地方のジローナとバルセロナに残る写本を底本に、ヨハンセンと彼女が中世舞曲やグレゴリオ聖歌を交えたスタイルにアレンジ。器楽と声楽アンサンブルの合唱が交錯する独特な音世界が展開します。その間に置かれた『夢の詩』も同様のアレンジが施されていますが、こちらは中世に遡るノルウェーの詩歌で、夢物語を通じて人の生と死を歌い上げるというもの。言葉の響きの違いがもたらす北欧と南欧の音世界のコントラストが、使われる民俗楽器や古楽器の響きとあいまって、アルバムを通じて思いがけない聴覚体験をもたらしてくれます。(2023/11/24 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16333

  • シャミナード/ショーソン/ドビュッシー/リーム:声楽作品集(ハスラー)

    スイスのソプラノ歌手ヴィヴィアン・ハスラーと、彼女の長年の友人であるピアニスト、マレン・ガンパーが初めてコラボレーションしたアルバム。19世紀末のフランス歌曲の曲間に、リームによる3つの「オフィーリアの歌」を1曲ずつ挿入するという凝った企画です。アーンの有名な「クロリスに」などを含むフランス歌曲で聴かせる美しい声と隅々まで豊かに歌い上げる表現力、かたやリームで聴かせる超絶技巧、ハスラーの高い歌唱力を存分に味わうことの出来るアルバムです。(2024/05/10 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16334

  • スウェーリンク:チェンバロ作品集(ロタル)

    若手ハープシコード奏者の中で、とりわけ注目を浴びているルーマニアのアリーナ・ロタルのソロ・デビュー・アルバムは、華麗なオルガン曲で知られる「ネーデルランド鍵盤楽派」の代表的存在スウェーリンクの作品集です。ルネサンス音楽の末期からバロック音楽の最初期という時代に生まれたこれらの作品は、複雑な対位法を駆使し、装飾的で即興的なもの。豊かな和声の移ろいには全く驚くほかありません。中でも、ダウランドの有名な「涙のパヴァーヌ」による変奏曲は、スウェーリンク(1562-1621)の音楽技法を端的に表す名曲といえるでしょう。(2012/11/21 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16281

  • ストロッツィ/オルティス/カベソン/アテニャン/バルデラーバノ:16-17世紀の声楽作品集(モレ・イスパノ)

    一部の古楽ファンの間で、高い人気を誇る歌姫ラケル・アンドゥエサの歌声が楽しめる1枚。おなじみの下降音型に彩られるストロッツィの「パッサカリア」からその魅力が炸裂します。清らかさの中に垣間見える妖艶さ。この絶妙なバランス感覚は彼女ならのものでしょう。アルバムタイトルの「Yr a oydo」とはスペインの奮い言葉で「心で行く」という意味。若きスペインの奏者たちによるアンサンブル、モレ・イスパノのユニークで確信に満ちた演奏です。最後のトラックの自由な即興にこそ、彼らのコンセプトが凝縮されていると言えるでしょう。(2012/11/21 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16279

  • スピナチーノ/ミラノ:リュート作品集(クロトン)

    スイス系アメリカ人のリュート奏者ピーター・クロトンによる「2人のフランチェスコ」作品集です。その一人であるフランチェスコ・スピナチーノの生涯についてはほとんど知られていません。しかし、1507年に出版された「リュートのためのタブラチュア」は最古のタブラチュア(記譜法の一種で、弦を押さえる指のポジションが記号化されているもの)とされていて、この功績のみが残されています。かたやフランチェスコ・ダ・ミラノはもう少し知名度が高く、生前から「リュートのヴィルトゥオーソ」として名を馳せていました。即興的なパッセージは現在のジャズのインプロヴィゼーションにも似た味わいを醸し出しています。この静かな美しい音は、ゆっくりとした時間を過ごす時にふさわしいものです。○10 CD-16301 (EAN 4032324163013) PriceCode: NL3P-B(2015/01/28 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16300

  • セーニ/カーラ/ヴェルドロ/デュプレ/フェスタ:声楽と器楽作品集(ソリーニ/マルティ)

    西山まりえと共演したアルバム「中世の四季(KCD2056)」で優美な中世音楽を聴かせたスウェーデンのチェンバロ奏者コリーナ・マルティ。このアルバムではルネサンス音楽を専門に演奏しているグループ「Urbino Bella Gerit」に参加するテノール歌手エネア・ソリーニとともに、16世紀初頭の“イタリアの歌と鍵盤作品”を披露。独奏曲と歌がバランス良く配置されており、技巧的なチェンバロの響きと美しい歌声をお楽しみいただけます。(2019/09/20 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16308

  • ダウランド:ゲーム・オブ・ミラーズ(シュヴァリエ/マグエ/ヘルストロッファー)

    モダンジャズとイギリス・ルネサンス音楽を融合させた、美しく洗練されたアルバムです。デヴィッド・シュヴァリエはフランスのジャズ・ギタリストで、このアルバムでは、ダウランドの良く知られた作品に新しい外観と響きを与え、現代に解き放つことを試みました。第1曲目の「柳の歌」から新鮮な驚きを感じさせてくれるものです。ダウランドの各々の曲も、リュートの伴奏とはまた違う、典雅な佇まいとモダンな味わいの双方が感じられるユニークなものです。たった3人の奏者から生まれているとは思えないほどの、芳醇な響きも聴きどころでしょう。(2015/01/28 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16302

  • 詳細

    ダウランド:リュート作品集(マリー)

    【ダウランドが英国を離れての諸国での活躍も見据えた傑作選】ノルマンディのカーン音楽院でパスカル・ガロンに師事した後、パリやヴェルサイユとは異なる豊かな古楽研究の歴史を持つフランス・リヨン音楽院で研鑽を重ねたリュート奏者フローラン・マリー。中世・ルネサンスを得意とするアンサンブル・セラドンやドゥース・メモワールの一員として、またバロックに造詣の深いアンサンブル・コレスポンダンスやレ・フォリー・フランセーズ、フィリップ・ヘレヴェッヘのコレギウム・ヴォカーレ・ヘントなどで通奏低音奏者として幅広く活躍する演奏家ですが、リヨン音楽院では多声による即興演奏をはじめ15~17世紀特有の古い音楽語法も学んでおり、その成果はCarpe Diemレーベルからのソロ・デビュー盤となったテルツィ作品集(CD-16327)に結実しました。同レーベル2枚目となる本盤はリュート音楽の大家、英国人作曲家ダウランドの作品集。この音楽家や英国文化を読み解く上で重要なキーワードとなる「憂鬱(メランコリー)」をテーマに掲げながら、ダウランドがドイツを経てイタリアへ向かった旅路やデンマーク王室時代を経ての帰国に難儀したエピソードにも繋がる選曲になっており、英国内の芸術語彙に留まらなかった作曲家の幅広い活躍ぶりに改めて気づかされます。フローラン・マリーの奏でるリュートが紡ぎ出す、くすんだ響きの奥にまばゆい輝きが感じられる美音も魅力的。多声書法を浮かび上がらせつつも起伏に富んだ音楽のドラマをよく捉えた演奏で、この作曲家の独奏曲の豊かさを堪能できる1枚に仕上がっています。(2024/09/20 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16336

  • ダニレフスキ:ラウダ/レヴェレーション/アンティフォナ(ダニレフスキ)

    中世から現代まで、様々な時代を想起させる神秘的な音のサウンドスケープ。身の毛もよだつようなチェロの咆哮で幕を開ける「ラウダ」は、この世のものとも思えぬような歌声を従え、聴き手を冥界へ誘います。調性も和声も不明瞭であり、とっつきやすいメロディがあるわけでもないのですが、曲に漂うオーラはとても魅惑的であり、独特の美しさに満ちたものです。独奏チェロによる「レセレーション」も確かな質感を感じさせる豊かな音楽。とどろく雷鳴で始まる「悲しみのオーダ」など、何も考えずに、ゆるゆると聴いていたい1枚です。(2012/11/21 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16291