Home > CD & DVD > Labels > Carpe Diem

 CD & DVD/BD

レーベル別検索

Search results:50 件 見つかりました。

Carpe Diem: アルバム一覧

  • J.S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 BWV 1001/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 BWV 1004 (リュート編)(リンコン)

    1979年生まれ、若きスペインのリュート奏者ミゲル・リンコンによる美しいバッハの作品集。彼は既に古楽の分野ではとても有名ですが、carpe diemでのソロデビュー盤は彼自身によるバッハのトランスクリプションになります。これらの作品にはバッハ自身の編曲版もありますが、リンコンはリュートの特性を最大限に生かし感情的で豊かな音色を模索、複雑で美しい「リュート組曲」を再創造したのです。パルティータの終曲「シャコンヌ」での見事な音の造形には息を呑むことでしょう。(2013/03/20 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16295

  • J.S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番、第2番、第5番 BWV 1007、1008、1011 (エレディ)

    ハンガリーのバロック・チェロ奏者ジェンジ・エレディによる「バッハ無伴奏」新録音は、オーストリアの小さな礼拝堂の音響を活かした、レーベル側も大いに胸を張るサウンドが魅力。奏者エレディは音楽学者としての知見にもすぐれ、バッハの時代における音の「語り進め方」(修辞学)をふまえながら、時にはチェロ本体を打楽器のように使うなど即興的要素も盛り込み、バロック期の演奏習慣と作品本来のあり方を最大限に活かした21世紀型の古楽アプローチで、三つの傑作の解釈に新鮮な風を吹き込みます。短調の2作品のあいだに有名な第1組曲を配した選曲からしてユニークですが、彼女は楽章ごとに個々の独立した物語としての存在感を意識、全18楽章それぞれに詩や散文も寄せています(原文解説)。17世紀に遡っての徹底した歴史資料研究にもとづき再現された3種の弓を使い分け、ナポリ18世紀の名工グヮダニーニのモデルによるバロック・チェロから豊かな音色美を引き出しながら、多角的な視座のもと浮き彫りにしてゆく立体的作品像。改めて注目したい新録音です。(2018/12/07 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16318

  • J.S. バッハ:リュート組曲 BWV 997 (ギター編)/カステルヌオーヴォ=テデスコ:エスカラマン/悪魔的奇想曲(ノイマン)

    ドイツの若手女性ギタリスト、エリーゼ・ノイマンが演奏するJ.S.バッハとカステルヌオーヴォ=テデスコの作品集。2人の作品に明らかな関係性を見出すのは難しいのですが、大きく括ればどちらも「組曲」であるということでしょうか?しかし作品の中で展開される世界は全く異なり、伝統に則ったバッハの組曲と、自由に曲を集めたカステルヌオーヴォ=テデスコの「エスカラマン」はおよそ200年の様式の変化を如実に物語っています。ノイマンが演奏しているのは、1969年にダニエル・フリーデリヒが制作した楽器で、温かみのあるソウルフルな音色が魅力的です。(2019/09/20 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16315

  • ハリー・アウア・キング - チューダー王ヘンリー8世のための音楽

    チューダー王ヘンリー8世(1491-1547)は、イングランド王家史上最高のインテリであるとされ、ラテン語、スペイン語、フランス語を理解し、スポーツにも才能を発揮、また音楽にも造詣が深かったことで知られています。また幾つかの合唱曲の楽譜も現存、文化史にも名を残しています。このアルバムは、そんな王自身の作品とその時代の音楽を集めたもので、世俗曲から宗教曲まで、16世紀のイギリス文化の華を感じさせる好企画となっています。テノールのチャールズ・ダニエルズは、当時の言葉を古式ゆかしき発音で見事に歌い上げ、およそ500年前の音楽を生き生きと表現しています。(2012/12/19 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16292

  • バルトリーノ・ダ・パドヴァ/エギディウス・ド・フランシア/ランディーニ/ステファーニ:13世紀イタリアの声楽と室内楽作品集(ダニレフスキ)

    中世イアリアの最も精巧な作品のいくつかをご紹介いたします。アルバム全体が「夜明けから夕暮まで」というコンセプトを持ち、そのイメージに沿った音が並べられています(タイトルの「ばらとイラクサ」は「良いもの」と、「その反対のもの」の象徴)。日本人の名手たちを含むアンサンブル・シンタグマの愛情あふれる演奏は、この中世の音楽に息吹を与えています。(2012/11/21 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16287

  • パンドルフィ・メアッリ/フローベルガー:バロック室内楽作品集(ベロック/ル・コンセール・ブリゼ)

    本来はヴァイオリンと通奏低音のために書かれたソナタを、名手ドンゴワが、あたかも「コルネットのために書かれた」かのように易々と吹いています。細かいパッセージなどの処理は本当に驚くばかりの鮮やかさ。その上ライブ(拍手入り)というのですから、全く以って恐れ入ります。(2012/11/21 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16280

  • ピサドール/ムダーラ/ヴィラールト/デ・フエンリャーナ:ビウエラと声楽のための作品集(エル・コルテサノ)

    スペイン・ルネサンスの作曲家ディエゴ・ピサドールによるビウエラと歌のための曲集です。彼が1552年に発表した「リブロ・デ・ムジカ・デ・ビウエラ(ビウエラ音楽のための本)の全曲世界初演の録音となります。ビウエラを演奏するアリエル・アブラモヴィチとカウンターテナー、ホセ・ヘルナンデス・パストールの絶妙なアンサンブルは、この忘れられていた歌たちに新たな光をあてています。(2012/11/21 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16276

  • ヒッタ:Draumsyn (ヒッタ)

    ノルウェーの伝統的な楽器ハーディングフェーレは、日本でもヴァイオリニスト山瀬理桜の紹介で良く知られています。楽器に美しい装飾、トップの部分には神の象徴であるドラゴンが施された特徴的なフォルムを持ち、ノルウェーでは神聖な楽器とされていて、冠婚葬祭で奏されることが多く、もちろん、その音色も鄙びた味わいを持つ、ユニークなものなのです。このアルバムはノルウェーのハーディングフェーレ奏者アンネ・ヒッタ(1974-)のデビュー盤で、彼女自身の作品が収録されています。ノルウェーの風景、古代の知恵や感情、そして未知の世界への旅…静かに耳を傾けて、想像の翼を広げたくなるような魅力的な1枚です。(2015/01/28 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16301

  • ピッチニーニ:アーチリュート作品集 - リュートとキタローネのためのタブラチュア集(抜粋)(コンテ)

    ルネサンスの末期からバロックの初期の時代、イタリアで活躍したピッチニーニ(1566-1638)。彼の父親も、兄弟もリュート奏者という音楽一家に生まれ、彼もリュート奏者&作曲家として素晴しい活躍をしていました。その代表的な作品がこのアルバムに収録されている、1623年と1639年に出版された2巻からなるタブラチュア(独特な記譜法による楽譜)です。この中の一部には、彼の息子であるレオナルド・マリア・ピッチニーニの作品も含まれているという貴重なものであり、卓越した技法と豊かな情緒が感じられる小品が並びます。豊かな響きが耳に残ります。(2012/11/21 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16288

  • ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:ヴォクス・コスミカ(ヒルンド・マリス)

    中世のヨーロッパで最も有名な女性の一人であるビンゲン。彼女はベネディクト会系女子修道院長で、預言者であり医学にも強く、また詩人としても、もちろん作曲家としても途方もない才能を持っていました。彼女の作品はクラシックの分野ではもちろんのこと、ポップスなどの他のジャンルのアーティストにも愛されていて、この神秘的なメロディーをフィーチャーした「新たな創作」はしばしばチャートを賑わしていることもご存知の人が多いことでしょう。このアルバムも、ビンゲンの作品を自由に解釈し、再構築したもので、曲の間にはヒルンド・アンサンブルのメンバーであるヨハンセンの「新曲」が挿入され、更なるイマジネーションを呼び起こしています。いつものように録音の素晴らしさも際立っています。(2015/01/28 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16304