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Capriccio: アルバム一覧

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    マーラー/アイヴズ/ヒナステラ/ロペス・ブチャルド/グアスタビーノ/ピアソラ:歌曲集(ハウツィール)

    2010年からウィーン国立歌劇場のメンバーとなった才能溢れるメゾ・ソプラノ歌手ステファニー・ハウツィールのデビュー盤。彼女はカッセルで生まれ、ボストンで政治学とフランス語を習得、ニューイングランド音楽院、ジュリアード音楽院で音楽を学び、創設されたばかりのジュリアード・ヴォーカル・アーツ・デビュー・アワードを受賞しています。2015年には来日も予定されていましたが、残念ながらそれは叶いませんでした。ここでは、アルゼンチン、アメリカ、ウィーンの3都市で生まれた歌曲をしっとりと歌い、その才能を存分に堪能させてくれます。(2016/06/29 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5262

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    マーラー/アルマ・マーラー/ツェムリンスキー:歌曲集(ツィーザク/フーバー)

    後期ロマン派を彩る有名な愛の物語。マーラー夫妻とツェムリンスキーの微妙な関係を彼らの歌曲を通して垣間見るという、少々罪悪感に満ちた刺激的な1枚です。3人の歌曲を聞いてみればおわかりかと思いますが、一番先鋭的な曲を書いているのは紛れもなくツェムリンスキーでしょう。そのツェムリンスキーから一時期作曲を習っていたのが、絶世の美女アルマ・シンドラー。後のマーラーの妻となる人ですが、当時はツェムリンスキーとアルマは恋人同士であり、彼女の歌曲からは師の影響が強く漂い、ここでの濃密な音楽的なやりとりは、2人の関係をはっきりと物語っています。マーラーの歌曲は一番明快で民謡的ですが、その完成度の高さはやはり他の追随を許さないもの。ちなみにアルマに去られたツェムリンスキーは心に深い傷を負ったのは間違いありません。(2013/04/24 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5119

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    マーラー:交響曲第1番「巨人」/リュッケルト歌曲集(シェーファー/ベルリン・ドイツ響/エッシェンバッハ)

    今回、エッシェンバッハが振っているのは、パリ管でもフィラデルフィア管でもなく、ベルリン・ドイツ管弦楽団です。フリッチャイが築いた伝統の上に様々な指揮者が色を付け加えた素晴らしいオーケストラを、敏腕エッシェンバッハが思う存分鳴らしまくります。一番わかりやすいところは、何といっても終楽章の冒頭ですが、他にも「こうでなくちゃ」という場面満載。派手さよりも緻密さを追求した大人の演奏に仕上がっているところがさすがです。カップリングはクリスティーネ・シェーファーが歌う「リュッケルト歌曲集」です。エッシェンバッハとシェーファーと言えば、このレーベルのツェムリンスキーの叙情交響曲(C71081)でも素晴らしい名演を披露しています。世紀末の重く淀んだ空気を描くエッシェンバッハの棒、その豊穣な音をバックに歌い交わすシェーファーとゲルネの美しく表情に富んだ声。ロマン派音楽を聴く醍醐味たっぷりの1枚として高く評価されています。今回のリュッケルト歌曲集も繊細な感情をとことん突き詰めたもので、ちょっとコケティッシュな「私の歌をのぞき見しないで」と厭世感漂う「私はこの世に見捨てられ」では、まさに別人のようです。とはいえ、全ての根底にある甘やかな官能性の表出には思わずため息をついてしまうことでしょう。若さ溢れる交響曲第1番から、最後の歌曲まで一瞬足りとも目が離せません。(2010/05/26 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5026

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    マーラー:交響曲第4番/さすらう若人の歌(E. シュタインによる室内オーケストラ編)(ベーア/リノス・アンサンブル)

    (2009/04/01 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C10863

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    マーラー:大地の歌(編曲:A. シェーンベルク、R. リーン)(フックス/シェーファー/リノス・アンサンブル)

    1918年にシェーンベルクによって旗揚げされた音楽団体「私的演奏協会」では、その同時代の音楽に興味を持つ人々のために「良質な演奏」を提供することを目的とし、数多くの興味深い作品の初演が行われました。しかし、世相の悪化、また激しいインフレのために、作曲家が本来意図した編成で演奏することはほとんどの場合困難であり、そのためシェーンベルクと彼の友人、弟子たちはこれらの作品を、より演奏のしやすい編成(大オーケストラのために書かれたものを、ピアノ、ハルモニウムを含む室内楽に)に置き換え、ようやく演奏することができたのです。これにより、もともとの意図を変えることなく、一層コンパクトに、ある意味ですっきりした風情に生まれ変った作品群は、今聞いてみても独自の魅力をはなつものになっていることは間違いありません。リノス・アンサンブルはこのような作品の演奏を得意とする団体であり、これまでもマーラー(1860-1911)、ブルックナーをはじめとした一連の作品を音にして送り出しています。(2015/08/26 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5136

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    マーラー:亡き子をしのぶ歌/ベルク:ヴァイオリン協奏曲/5つのアルテンベルク歌曲(室内アンサンブル編)(エクシュタイン/ラーデマッハー/リノス・アンサンブル)

    1918年、シェーンベルクの「音楽私的演奏協会」が旗揚げされた時の理念は、「入念なリハーサルのもとに良質な演奏を行うこと」でした。週に1回、会員のみを集め(批判の声を封ずるため?)当時の「現代音楽」を演奏し、これらを世に問うという意義のある活動をしていましたが、次第に世相が悪化、本来の編成で演奏を行うことが困難となり、交響曲や管弦楽曲は室内楽編成で演奏することとなりました。編曲は主にシェーンベルクが行いましたが、彼の弟子たちもこの仕事に携わり、例えばマーラーの「大地の歌」もシェーンベルクの未完の作品をライナー・リーンが引き継いで編曲していることで知られています。ここに収録された3つの作品も、このために編曲されたもので、シェーンベルク(と弟子たち)の味付けを施された曲たちを存分に味わうことができるのです。リノス・アンサンブルは過去にもこれらの曲の演奏をリリース。高い評価を受けている団体です。(2013/06/19 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5135

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    マーラー:嘆きの歌(シュナイダー/バウムガルトナー/ケルル/エレート/ウィーン・ジングアカデミー/ウィーン放送響/マイスター)

    マーラーの最初期の作品の一つであるカンタータ「嘆きの歌」。ドイツの民話やお伽話といったマーラー好みの題材を用い、当時、最も影響を受けていたワーグナー風の斬新な音楽をつけた大作です。もともとウィーン楽友協会主催の作曲コンクール「ベートーヴェン賞」に応募するために作曲されましたが、審査員たちには相手にされなかったため、マーラーは作品に何度も改訂を施し、最終的には自筆譜を作り直さなかったともいわれています。もともとは3部構成でしたが、最初の改定時に第1部をばっさり削除。オーケストラの編成もずいぶん刷新されましたが、最近では削除された第1部を演奏することも多く、コルネウス・マイスターもその例に倣っています。第3部でのオーケストラの狂乱の響きが聴きもの。(2017/08/30 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5316

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    マイゼル:ベルリン・大都市交響楽(ベルリン放送響/シュトローベル)

    無声映画「伯林-大都会交響楽」は、1927年のベルリンのある一日をひたすらとり続けたドキュメンタリー。全体は5部に分かれていて、機関車の疾走に始まり、市井の人々の生活を交えながら大都市の一日の姿を克明に描き出すこの映像は、「音楽派映画」,「純粋映画」と呼ばれ、今でもその映像は伝説的な人気を博しています。 このアルバムはドイツのZDFテレビとの共同制作で、当時演奏された音楽をもう一度復元し、フィルムのリマスターとあわせ、完全なる作品としてよみがえられることに成功したもの。85年前のベルリンの姿は驚くほど近代的ですが、人々の生活は現代となんら変わることがありません。大いなる意思を持った大都会の中で精一杯生きている人の姿に寄り添うマイゼルの音楽は、メカニカルさとシニカルさを前面に出しています。動画サイトなどで閲覧可能な映像を見ながら、このアルバムを聴くと、何とも贅沢な喜びを味わうことができるのです。
    また、この映画に音楽を付ける試みは他にも行われていて、2009年にはスペインの Alberto Novoa Rodriguezが見事な曲をつけています。(2012/05/16 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5067

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    マイヤー:交響曲第4番/ピアノ協奏曲/弦楽四重奏曲(クピーク/タイ・ヤン/クレンケ四重奏団/ノイブランデンブルク・フィルハルモニー/マルツェフ/テウィンケル)

    1812年、フリートランドで薬局を経営する父ヨハンと母ヘンリエッタのもとに生まれたエミーリエ・マイヤー。5歳でピアノを始め才能を発揮するも、早くに母を亡くしたため、兄弟たちの面倒も見なくてはならないなど苦難に満ちた少女時代を送りました。28歳の時に頼りにしていた父も亡くし、生活のために拠点をシュチェチン(現ポーランド領)に移し、そこでカール・レーヴェから作曲のレッスンを受けたことから曲作りを始め、1842年に最初の作品を書き上げ、出版社Bote&Bockから作品を出版。ファニー・メンデルスゾーンやクララ・シューマンと並ぶ優れた女性作曲家として脚光を浴びました。
    彼女は古典派の様式を守りながらも、時に前衛的な和声を駆使したロマンティックな作風による作品を残しました。このアルバムでは大規模な交響曲と協奏曲をCD1に、ピアノ曲と室内楽曲をCD2に収録、優れた作曲家としてのマイヤーを知ることができます。(2018/10/17 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5339

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    マスカーニ:サタンのラプソディ/ロータ:山猫(ラインラント=プファルツ州立フィル/シュトローベル)

    マスカーニと言えば、歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」のみが良く知られていますが、実はかなりの多作家であり、15曲のオペラを始め、管弦楽曲やピアノ曲、歌曲など優れた作品を残しています。そんなマスカーニ、実は映画音楽も手掛けており、この「サタンのラプソディ」はニノ・オクシリア監督によるサイレントムーヴィーに付けた音楽です。映画自体は静かな人気を誇っていて、日本でもたびたび上映される隠れた名作として知られています。ニーノ・ロータの「山猫」はルキノ・ヴィスコンティが監督した名画で、1860年代の激動のイタリアを舞台としたもの。ロータの重厚な音楽が物語を彩っていることで知られています。シュニトケを始めとした様々な映画音楽の演奏で知られるシュトローベルによる演奏です。(2015/09/23 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5246