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1981年カナダ生まれのサムエル・アンドレーエフ。トロントでチェロとオーボエ、作曲を学んだ後、フランスに定住。作曲家、詩人として幅広く活躍しています。アヴァンギャルドな作風で知られ、これまでにもThe New York Times誌で「一度聴いたら忘れることのできない音楽」など、世界中のメディアから高い評価を受けています。この作品集では、ミュゼットから電子楽器まで多彩な楽器を駆使、独創的な音を聴かせます。現代音楽を中心に活躍する日本のフルーティスト、大久保彩子が独奏、指揮の両面で素晴らしい采配を見せています。(2018/11/30 発売)
レーベル名 | :Kairos |
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カタログ番号 | :0015025KAI |
「Living, Breathing Earth=息づく大地」と題されウォーシャワーの交響曲第1番。地球上で共存する様々な生き物、植物たちの生命の輝きを描写したこの作品からは、生命の営みの喜びが感じられます。トロンボーン協奏曲の形式を持つ「Tekeeyah(呼びかけ)も、深い森の中を想起させる描写的な音楽です。トロンボーン奏者アヴィツァはユダヤ教で用いられる楽器ショファー(動物の角でできている)を操り、幽玄な音を聴かせます。(2017/08/25 発売)
レーベル名 | :Kairos |
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カタログ番号 | :0015026KAI |
パブロ・ピカソ、アルベルト・ジャコメッティ、アントニ・タピエスなど様々な現代芸術家の作品からインスパイアされているという、サミール・オデー・タミミの作品集。彼はイスラエルに生まれたパレスチナ人で、14歳の時からアラビア音楽の演奏家として活躍、1992年から1996年までキール大学で音楽学、ブレーメン芸術大学で作曲を学び、2003年にエリザベス・シュナイダー財団の作曲コンクールで賞を獲得、以降優れた作曲家として世界中で活躍しています。彼の作品はアラビアの伝統音楽と現代的な手法が融合したもので、ここでも程よい緊張感の中に、時として東洋的な響きが入り混じり、一種独特な世界が生まれています。(2018/01/26 発売)
レーベル名 | :Kairos |
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カタログ番号 | :0015023KAI |
1959年ケルンで生まれ、アロイス・コンタルスキーとヨルク・ヘラーに作曲、ウルリヒ・フンペルトにエレクトロニック・ミュージックを学び、その後パリのIRCAMで研鑽を積んだヨハネス・カリツケ。ドイツ現代音楽の牽引者の一人であり、作品は世界中で演奏されるとともに録音も数多くなされています。指揮者としても知られ、自作だけでなくヘンツェ、ラッヘンマン、クセナキスなど同世代の作曲家の作品を数多く指揮し、その普及に尽力しています。この「ストーリー・テラー」は最近書かれたチェロ協奏曲で、各々の楽章は、ティム・ウォーカーの美しい写真からインスパイアされています。もう1曲の「Figuren am Horizont」は、この世を去ったカリツケの友人たちに捧げられた「音による死亡告知」です。(2018/07/27 発売)
レーベル名 | :Kairos |
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カタログ番号 | :0015038KAI |
デンマークを代表する現代作曲家、ラーシュ・グラウゴー。デンマーク王立音楽大学でフルートを学び、後に作曲家に転向。オーケストラから電子音楽まで幅広い作品を書き、世界中でその作品が演奏されています。このアルバムに収録されているのは、スペインのアンサンブル“グループ・インストゥルメンタル・デ・バレンシア”から委嘱された3つの作品。小さなアンサンブルから生み出される緻密な不協和音、雲が沸き上がるような不規則な音の連なり、綿密に練られたリズムなど、聴きどころの多い作品です。
(2018/11/30 発売)
レーベル名 | :Kairos |
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カタログ番号 | :0015039KAI |
バルトークの「ミクロコスモス」と対をなすかのようなタイトルを持つジョージ・クラムの「マクロコスモス」。4巻からなる大作で、第1巻と第2巻は内部奏法を用いたピアノ独奏、第3巻は2台ピアノと2人の打楽器奏者のための作品、第4巻はピアノ連弾曲として作曲されました。このアルバムでは第1巻から第3巻までが演奏されており、中でも第3巻はピアノ、打楽器それぞれ一人で多重録音を行うという試みがなされました。各曲はどれも暗示的な意味を備えており、奏者は時に歌ったり、叫んだりと言った演劇的な場面にも対応しなくてはなりません。ピアニスト清水美子は、ずっと昔からクラムの音楽に魅入られているといい、長い時を経てようやく実際の音になったこのCDには、世界を形造るさまざまなものと、彼女の熟成された思いが込められていると言えるでしょう。(2018/11/30 発売)
レーベル名 | :Kairos |
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カタログ番号 | :0015029KAI |
ジェラール・グリゼーは「音楽を音波として捉え、倍音のスペクトルに注目する」というスペクトル楽派に属するフランスの現代作曲家。彼の仲間とともに「アンサンブル・イティネレール」を組織し、独自の作品を広く紹介したことでも知られています。この1974年から1985年にかけて作曲された「音響の空間」はグリゼーの代表作の一つであり「プロローグ」から「エピローグ」まで、全て“ミ”の倍音を基調とし、曲ごとに編成が大きくなるように書かれています。各々の部分は、純粋倍音からノイズまで、グリゼーが探求した様々な響きが含まれた興味深い作品です。(2017/04/21 発売)
レーベル名 | :Kairos |
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カタログ番号 | :0012422KAI |
イタリアの作曲家コルッチーノの最新アルバム。最初はギターを学び、後にミラノの大学で作曲を学んだコルッチーノは1979年から作曲を始めましたが、詩人としても活動を行い、この分野でも高く評価されています。彼の作品は世界中の現代音楽祭で演奏され、その何曲かはRAI Trade(イタリア放送局の出版社)から出版されています。アルバムに収録されている連作「Emblema」は主に小さな室内楽のための作品で(Emblema2だけは規模の大きなオーケストラのために書かれています)楽器の音色が現れては消えていくという象徴的な手法によって書かれ、聴衆の心に直接訴えかける力を持っています。(2018/07/27 発売)
レーベル名 | :Kairos |
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カタログ番号 | :0015049KAI |
スイス出身のドミニク・シェーファー。2004年にIRCAM(フランス国立音響音楽研究所)でエレクトロニック・ミュージックを学んだ彼はアコースティック楽器と電子楽器の双方から幅広い表現を生み出すことで知られる作曲家です。彼の作品は主としてヨーロッパ、アメリカ、ラテン・アメリカ、アジアで著名な演奏家によって演奏され好評を博しています。このアルバムでは、彼が探求する「音楽の定義」についての一つの結論を表現したという6つの作品を収録。さまざまな楽器による“音楽による対話”から紡ぎだされる物語を楽しむことができます。演奏しているのは2010年に設立された「アンサンブル・プロトン・ベルン」。聴き手を新しい音楽に近づけることを目標に、動画配信などを積極的に行うアンサンブルです。https://ensembleproton.ch/(2019/03/15 発売)
レーベル名 | :Kairos |
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カタログ番号 | :0015036KAI |