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Dacapo: アルバム一覧

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    クーラウ:ヴァイオリン・ソナタ集 1 (デュオ・オストラン=サロ)

    もともとドイツで生まれるも、24歳の時にコペンハーゲンに亡命し、その生涯を閉じるまで22年間この地で創作活動を行ったため、現在ではデンマークでも大切な存在とされている作曲家クーラウ(1786-1832)。彼の生涯はとても波乱に富んだものであり、デンマークの音楽発展にも大きく寄与したのですが、現在ではその作品をほとんど聴くことはできません。例外的に、ピアノを学んでいる人には「ソナチネ」だけは知られているでしょう。ソナタを学ぶ前の段階で取り上げられることが多いものです。そのため、ベートーヴェンの同時代の「ピアノ曲作曲家」として認識されていますが、実は室内楽作品も数多く書いています。この一連のヴァイオリン・ソナタも壮大な楽想を有した感動的なもので、例えばOp.64はもともとフルートのための作品ですが、伸びやかなメロディが特に印象的であり、ヴァイオリンで演奏することでまた違った魅力を放っています。(2014/07/23 発売)

    レーベル名:Dacapo
    カタログ番号:8.226082

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    クーラウ:ヴァイオリン・ソナタ集 2 (デュオ・オストラン=サロ)

    ドイツで生まれ、コペンハーゲンに移住し活躍したことで、デンマークで大切にされている作曲家フリードリヒ・クーラウ。幼い頃の事故で片目の視力を失うも音楽家として大成。作品の多くはフルートのために書かれていますが、ピアノ初心者のための「ソナチネ」も有名で、現在でも学習用として重用されています。ヴァイオリン・ソナタは自由な楽想の展開と、息の長い旋律が特徴的で、よく比較されるベートーヴェン作品に匹敵する出来栄えを誇ります。「3つの二重奏曲」はウェーバーを思わせる華麗な曲。フルートでも演奏可能ですが、クーラウ自身はヴァイオリンで演奏することを想定した技巧的な作品です。(2019/06/21 発売)

    レーベル名:Dacapo
    カタログ番号:8.226083

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    クーラウ/バルト/ゲーゼ:19世紀デンマークの協奏曲集(ノーダール/オーフス響/トレル)

    19世紀前半のデンマークは、童話作家アンデルセンや哲学者キルケゴールなどとともに、ドイツ・ロマン派に触発された作曲家たちが活躍、文化芸術が花開く「黄金時代」を迎えていました。このアルバムにはその時代の3人の作曲家の作品が収録されています。クーラウは、ドイツで生まれデンマークに移住したコンサート・ピアニストとしても知られる人で、日本のピアノ学習者は「ソナチネ・アルバム」でその名に親しんだ人が多いでしょう。ゲーゼはデンマーク王立管のヴァイオリニストで、最初の交響曲がメンデルスゾーンに認められ、1847年にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管の首席指揮者の座をメンデルスゾーンより引き継ぎました。バルトについては分かっていないことが多いものの、オーボエを演奏する一家に生まれ、デンマーク音楽界のオーボエの発展に貢献。ここに収録されたオーボエ協奏曲は世界初録音作品です。演奏しているのは、デンマーク2番目の都市、オーフスの交響楽団。ソリストは皆、同楽団の首席奏者たちです。(2020/02/21 発売)

    レーベル名:Dacapo
    カタログ番号:6.220664

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    クーラウ:ピアノ作品集 2 (ボーデンドルフ)

    ドイツ出身、初期ロマン派の作曲家フリードリヒ・クーラウ。幼いころ不慮の事故で片目を失明するもデンマークに移住後、ピアニスト・作曲家として大成。デンマークにおいてベートーヴェンを擁護したことでも知られています。数多くのピアノ曲とフルート曲を作曲し、なかでも一連のソナチネはピアノ学習者のための適度な指の訓練と、音楽性の育成に大いに役立っています。このアルバムで、マリー=ルイーズ・ボーデンドルフは世界初録音となる「3つのロンド」を皮切りに、1823年に作曲された6つのソナチネを中心としたクーラウの最も魅力的で個性的な音楽を紹介。どれも規模は小さいながらも優雅な旋律を持つ美しい作品です。また、最後に置かれた「幻想曲」は晩年の作品で、彼の弟子でスウェーデンのイェーテボリに住んでいたドイツ人ピアニスト、カール・シュヴァルツを通じて知り合ったベティ・マグヌソン夫人に捧げられた作品。スウェーデンの良く知られた歌が用いられた華麗な幻想曲です。演奏しているマリー・ルイーズ・ボーデンドルフは5歳でピアノをはじめ、2002年から2007年までハノーファー音楽大学で学んだピアニスト。確実なテクニックと豊かな音楽性が持ち味です。現在はコペンハーゲンの王立デンマーク音楽院でピアノと室内楽を教えています。(2022/03/25 発売)

    レーベル名:Dacapo
    カタログ番号:8.226205

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    クーラウ:ピアノ四重奏曲第1番、第2番(コペンハーゲン・ピアノ四重奏団)

    現在では「ソナチネ・アルバム」に収録された愛らしいピアノ曲で良く知られる作曲家クーラウ(1786-1832)。彼はもともとドイツで生まれましたが、後にコペンハーゲンに移住したことで、デンマークでとりわけ愛されている人です。フルート作品やピアノ曲など数多くの作品を残しましたが、ここで聴けるピアノ四重奏曲には、まさに天才の閃きと感性が溢れています。第1番はベートーヴェンも愛した劇的なハ短調で書かれていて、緊密なアンサンブルと煌くようなピアノのパッセージが印象的な作品となっています。終楽章は「悲愴」を思わせる曲調が微笑ましく、ベートーヴェンの影響も感じさせます。第2番は牧歌的でゆったりとした第1楽章の美しさにまず耳を奪われます。緊張感に満ちた第2楽章のアダージョ、そして活発な第3楽章。終楽章はすでにシューベルトを思わせるようなロマンティックな音楽です。ここでもピアノが活躍します。演奏しているのはコペンハーゲン・ピアノ四重奏団。数々のコンクールに入賞経験のある実力派のアンサンブルです。(2015/04/22 発売)

    レーベル名:Dacapo
    カタログ番号:6.220596

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    クーラウ:ピアノ四重奏曲第3番/マリング:ピアノ四重奏曲(コペンハーゲン・ピアノ四重奏団)

    ドイツに生まれ、若いころにコペンハーゲンに移住し目覚ましい活躍をした初期ロマン派の作曲家クーラウと、19世紀後期に活躍したデンマークの作曲家マリング(デンマークで最初に管弦楽法の教則本を執筆したことでも知られています)。2人のピアノ四重奏曲を並べた1枚です。ベートーヴェンにも比較されるクーラウ、かたや「デンマークのサン=サーンス」と称されるマリング。書かれた時代も作風も違う2つの作品ですが、クーラウからJ.P.E.ハルトマン、ゲーゼ、そしてマリングへと流れるデンマーク音楽の潮流を感じ取ることができます。(2019/06/21 発売)

    レーベル名:Dacapo
    カタログ番号:6.220591

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    クーラウ:妖精の丘(デンマーク国立放送合唱団&交響楽団/フランゼン)

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Dacapo
    カタログ番号:8.224053

  • クーラウ:妖精の丘(デンマーク国立放送響/フランドセン)

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Dacapo
    カタログ番号:DCCD 8902

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    グズムンドソン:オラトリオ「メアリーのゴスペル(福音)」(ノルバッケン/レイキャビセンシス・スコラ・カントルム/オーフス・シンフォニエッタ/アウスケルソン)

    アイスランドの作曲家フーギ・グズムンドソンの宗教的オラトリオ。19世紀に発見された新約聖書の外典『マリアによる福音書』からインスピレーションを受けて書かれたもので、ここに登場するマリアは"マグダラのマリア"と考えられています。グズムンドソンの劇的な音楽描写とノルバッケンの美しい歌声が聴きどころです。(2023/05/26 発売)

    レーベル名:Dacapo
    カタログ番号:8.224736

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    グズモンセン=ホルムグレーン:鏡 II/シンフォニ、アンティフォニ/インコントリ(BBC響/ダウスゴー)

    イタリア語で「遭遇」という意味を持つ言葉「Incontri」を含むホルムグレーンの3つの作品集。どの曲も不確定な構成と幻想的な響きに満たされており、どれもが作曲家の心象風景を反映しています。「インコントリ」の世界に魅せられたダウスゴーは、2012年BBCプロムスのコンサートでこの曲を演奏&録音。その2年後に他の作品も録音、ホルムグレーンの音楽の普及に一役買っています。(2016/11/23 発売)

    レーベル名:Dacapo
    カタログ番号:8.226120