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チェコの若きオルガニスト、ルシエ・ジャコヴァによる興味深い1枚です。ここで演奏されているのはルネサンス期の珍しいレパートリーで、曲によっては歌や太鼓も用いられるという、とても楽しい音色が溢れています。作者不詳の曲も多いのですが、15世紀から16世紀にかけて、こんな曲が巷で流行していたと思うと嬉しくなってしまいます。若干舌足らずなジャコヴァの歌もなかなかチャーミングです。演奏されているオルガンはフランスにおける歴史的銘器であるロゼ・オン・ブリ教会のもの。熟成された音色が楽しめます。(2015/02/25 発売)
レーベル名 | :Orlando Records |
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カタログ番号 | :OR0011 |
スウェーデンのソプラノ、スザンナ・アンダーソン。彼女は2003年、ギルドホール音楽演劇学校で金メダルとキャスリーン・フェリア歌曲賞を受賞、全ヨーロッパ・コンサート・ホールの「ライジング・スター賞」にもノミネートされ、モーツァルト歌手として活躍をはじめました。ホグウッド、メッツマッハー、ガーティナーら数多くの指揮者と共演し、現代作品も数多く手がけています。すでに充分なキャリアを積んだ彼女、このデビュー・アルバムでは、ヘルシンボリ交響楽団をバックにヴィヴァルディから現代曲、そしてミシェル・ルグランまで幅広い歌を、軽やかな声を生かして堂々と歌いこなしています。《魔笛》の「夜の女王のアリア」での煌めく歌唱も美しいのですが、情感溢れるシュトラウスの「明日の朝」が見事です。(2017/09/29 発売)
レーベル名 | :Orlando Records |
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カタログ番号 | :OR0029 |
ポルトガル出身のクラリネット奏者、フーゴ・ケイロスの新しいアルバムはバス・クラリネットとコントラバス・クラリネットのための作品集。ここで彼は最先端の作品を演奏するのではなく、少し前の作品をもう一度見直すことで、それぞれを新鮮なものとして捉えながら、作品の再評価に挑んでいます。時間とダイナミクスの探求を行っているドナトーニ、演奏不可能と思われる難しいパッセージの羅列であるファーニホウ。バス・クラリネットの名手エルンスト・モリナーリに捧げられたジャレルとシュタウトの作品やこの中で唯一エレクトロニクスを伴うセンドの作品までを演奏。普段、あまり脚光を浴びることのない楽器に光を当てています。(2018/08/24 発売)
レーベル名 | :Orlando Records |
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カタログ番号 | :OR0031 |
「アンサンブル・クラリネッティッシモ」のメンバーとしても活躍中のステファン・ノイバウアーのソロ・アルバム。アルバム全てが無伴奏(ライヒはちょっと別格?)という、かなり挑戦的かつ衝撃的なものです。彼は同時代の作曲家たちの作品を数多く初演し、常に新しいレパートリーの拡充に努めています。ドラマ性ばっちりのシュタールの「4つのブルレスケ」や特殊奏法が用いられたヴィソツキの「エチュード」など耳新しい曲から、いかにも新古典派といったストラヴィンスキーの活発な「3つの小品」、録音テープを用いたライヒの「ニューヨーク・カウンターポイント」なども聴き所。日本人作曲家、森本氏の「シェスタ」も新鮮な音楽です。(2014/08/27 発売)
レーベル名 | :Orlando Records |
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カタログ番号 | :OR0006 |
オーストリアの作曲家、クラリネット奏者ペトラ・スタンプ=リンシャルムの作品集。視覚や聴覚、旅、そして想像力。様々な要素からインスピレーションを引き出すことで知られる彼女の作品は、どれも挑発的で、聴き手の興味をかきたてます。このアルバムのメイン「A Guide to Flavours」は音で命の水=ウィスキーの味と香りの違いを説明するというもので、各曲に付けられたタイトルを見ただけでもわくわくする人が多いことでしょう。他にはイランの作家モハフェーズの本からインスパイアされた「ヴェンデレーゼン」、花の名前による「シナモン・ローズ」、アイスランド最長の川の名前「ブランダ」などの表現的な作品をはじめ、タイトルの通り幻想的な雰囲気を持つ(もちろんクラリネットの技術の全てを用いる必要がある)「幻想的な練習曲集」を収録。今の彼女における最高傑作と言える1枚です。
(2018/11/28 発売)
レーベル名 | :Orlando Records |
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カタログ番号 | :OR0033 |
名ピアニストのウラディーミル・アシュケナージの次男であるディミトリは、早くから音楽的才能を発揮、最初はピアノを学んでいましたが、10歳の時にクラリネットに転向し、ルツェルン音楽院を卒業後は数々のオーケストラと共演し、また室内楽の分野でも輝かしい成果を収めています。このアルバムは、彼がただ一人で挑む「独奏クラリネットのための作品集」で、その変幻自在な音色と表現力を余すことなく見せ付けています。26歳の時の演奏から、最近の演奏までが収録されており、彼の成長ぶりを味わうのもステキです。(2015/02/25 発売)
レーベル名 | :Orlando Records |
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カタログ番号 | :OR0012 |