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作曲家でもあり、オックスフォードのクィーンズ・カレッジでオルガン奏者として活躍したバーナード・ローズを父に持つグレゴリー・ローズ。彼は英国の合唱音楽の伝統を継承しながら、ヨーロッパとアメリカのモダニズムを作品に融合させ、40年以上に渡って数多くの合唱作品を生み出しました。このアルバムにはオリジナル作品と、彼が編曲した4曲を収録。合唱音楽の素晴らしさを自身が指揮するラトヴィア放送合唱団が丁寧に伝えています。(2018/04/27 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0482 |
南西イングランド、バースに生まれたケイト・ローダー。父はフルート奏者、母親はピアニストという音楽一家に育ち、1830年に設立されたロンドン王立音楽アカデミーの初期の学生の一人となりました。1843年にメンデルスゾーンのピアノ協奏曲のソリストとして公式デビューを飾り、将来を嘱望されましたが、19世紀のヴィクトリア朝時代は女性の活躍が認められず、彼女も結婚と同時にコンサート・ピアニストの道をあきらめる他ありませんでした。しかし、教師としての活動は続け、1844年には王立音楽アカデミーにおける初の女性教授となり、多くの生徒を指導しました。また、1871年にはブラームスの「ドイツ・レクイエム」2台ピアノ版の英国初演も行っています。このアルバムには、2巻の練習曲が収録されていますが、これらの曲は単なる技術の取得に留まらず、音楽的表現の向上も図られており、優れた教師であったローダーの資質が感じられる作品です。(2017/05/19 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0321 |
イギリス音楽の歴史については、WIKIなどをみても、中世、ルネサンス時代はダンスタブルやタリスなど多くの作曲家を輩出していたとあります。そしてダウランド、パーセルなどのバロック期を経て、ヘンデルが活躍しますが、それ以降は記述が途絶え、次はエルガーまで空白になっています。しかし、古典派からロマン派の時代、イギリスの作曲家が全くいなかったわけではありません。このローダー(1810-1865)もその一人です。時期的にはロマン派に属する人で、オペラ作曲家として一応の成功を収めたとされています。しかし借金がかさみ投獄され、そのまま貧困のうちの世を去り、その存在すらも忘れ去られてしまったのです。このアルバムはそんな彼の没後150年を記念して録音されたもので、知られざる作品を復興するための足がかりとなるかもしれません。作品自体はシューベルト、ベートーヴェンをしのぐ見事なものであり、とりわけ変奏曲は聞き応えのあるものです。(2016/02/24 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0322 |
ニューヨークに拠点を置く作曲家ロズナーの作品集。バロック前期の様々な旋法とロマンティックな旋律を用いた作品は、現代の聴き手にとっても魅力的です。このアルバムにはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団が演奏する“禅の精神”を追求する「公案」を基にした管弦楽のための組曲「ko-an」を中心に収録されており、この曲には、禅の思想に中世の様式を組み合わせたロスナー独特の作風が見られます。カフカの詩を用いた「法律の寓話」はバリトンによって歌われ、ラヴェルの「ボレロ」を思わせる「Unraveling Dances」では多彩な素材が組み合わされた複雑な舞曲が展開されています。(2018/04/27 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0465 |
ニューヨークを拠点とするロスナーの作品集。バロック以前のポリフォニーに影響されつつも、ハーモニーとリズムは独自のスタイルを用いた魅力的な作品を生み出す作曲家です。このアルバムには、宇宙の広がりを感じさせる「夜想曲」と、ルネサンス・ダンスの躍動を感じさせる「Tempus Perfectum」、メインをかざる「交響曲第6番」の3曲が収録されています。火山の爆発を思わせる猛烈なエネルギーを内包した交響曲第6番の第1楽章、美しく穏やかな第2楽章アダージョ、エネルギーが尽きたかのように幕を閉じる終楽章、いずれも精緻なオーケストレーションが魅力です。(2019/03/15 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0469 |
ニューヨークを拠点とするロスナーの作品集。バロック以前のポリフォニーに影響されつつも、ハーモニーとリズムは独自のスタイルを貫き、魅力的な作品を生み出す作曲家です。この第4集では、スネアドラムが大活躍する初期作品の「スケルツォ」をはじめ、フランク・マルタンの旋律を用いた変奏曲と古典的な形式で書かれた合奏協奏曲を聴くことができます。そして、最後に置かれた「A My Lai Elegy ミライの哀歌」は、1968年、ヴェトナムで起きたソンミ村虐殺事件(The M? Lai massacre)と1970年のケント州立大学銃撃事件からインスパイアされた作品で、彼自身の深い悲しみと、荒々しい怒りの感情が強く表現されています。(2024/02/23 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0710 |
以前リリースされた交響曲第5番(8.559347)や、ピアノ協奏曲などの管弦楽作品ではかなりロマンティックな書法を見せていたロスナー。室内楽曲でもその筆致は冴え渡っています。活動の初期に書かれたヴァイオリン・ソナタ第1番は、平易で軽やかな新古典派風の作品。第1楽章での軽やかなリズム、抒情的な第2楽章、技巧的な第3楽章と、ソナタ形式の基本を押さえています。民謡風の味わいを持つ「ダンス・ア・ラ・モード」、ダンテの神曲からヒントを得たという「チェロ・ソナタ」、落ち着いた風情を持つ晩年の「ファゴット・ソナタ」と、幅広い音楽を聴くことができます。/(2017/09/22 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0408 |
ニューヨーク出身の作曲家、アーノルド・ロスナー。彼はウインド・バンドに関心が高く「吹奏楽のための第8交響曲」の他、このアルバムに収録された7つの吹奏楽作品を書き上げました。彼の音楽は民謡の素材や自然現象、宗教的要素を採り入れたバランスの良いサウンドが特徴です。「ダンス・オヴ・イニシエーション」は1993年にウィスコンシン大学オークレア校で初演。古風なスタイルによる第1楽章、アルト・サックスのソロが際立つ第2楽章、ブラジルやユーゴスラビアの民族舞踊音楽に影響された変則的なリズムを持つ第3楽章で構成されています。皆既日食を音楽で表現した「エクリプス」、インド古典音楽の旋法や理念を現代の音楽語法に落とし込んだ「ラーガ!」、伝統的なパッサカリア形式が用いられた「深き淵より」などが続き、ロスナー自身の弦楽六重奏曲「Nun komm’ der Heiden Heiland」の第2楽章をコンサートバンド用にアレンジした「Now Cometh the Redeemer」、北の大地と気候にインスピレーションを得た交響詩的な作品「3つの北方のスケッチ」が収められています。最後の「Lovely Joan」はヴォーン・ウィリアムズの「グリーンスリーヴス」に倣い、イギリスの民謡を題材として書かれた曲です。(2025/03/07 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0756 |