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ラテン・アメリカ・クラシックス
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あらゆるジャンルに膨大な作品を残したブラジル最大の巨匠・ヴィラ=ロボス、ブラジルの民族音楽的要素とフランス風の洗練が渾然一体をなすそのピアノ曲の数々も、優れた作品が目白押しです。「赤ちゃんの一族」第2組曲は、第1組曲(8.554489収録)に比べてより新鮮で過激なピアノ技巧の追求が顕著に見られ(それゆえの極度な演奏の難しさが、第1組曲に比べて演奏機会に恵まれない一因!)、特にピアノ好きにはたまらない逸品です。逆に明らかに初級者による演奏も意識した「シランディーニャ」では簡素な書法が目立ちますが、音楽的密度は低くなるどころかセンスの冴えが光り、単なる教育目的の作品とは明らかに一線を画しています。(2002/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554827 |
ブラジルの巨匠ヴィラ=ロボスが様々な編成のために作曲した連作集として、「ブラジル風バッハ」と並んで名高い「ショーロス」から、大管弦楽にスポットを当てた2曲をお届けします。しかしなんともまあ、どエライ大作です。民族系の打楽器や、サックスといった通常のオーケストラにはない楽器を加えたオーケストラが狂喜乱舞を繰り返すのですが、単なるエキゾティシズムとかそんな生易しいものをはるかに超越した、とんでもない音楽です。熱く迸る旋律と凄まじいまでのリズムの饗宴が導くクライマックスは圧倒的で、熱い民族魂とフランス仕込みの作曲技術が渾然一体となった、まさにヴィラ=ロボス魂の叫びといったところでしょうか。*8.220322の再発売品(2001/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555241 |
ブラジル音楽界のドン、ヴィラ=ロボスはありとあらゆる楽器に通暁し、ピアノのためにも優れた作品を多数残しました。代表作の一つである「赤ちゃんの一族」第1組曲は、語法の上でも彼の敬愛したドビュッシーの影響が強くうかがわれるもので、ヴィラ=ロボス流「子供の領分」といった趣があり、親しみやすい子供向き作品の体裁を持ちながらも、実は高度な大人向きの内容が盛り込まれている点でも共通しています。また「シランダス」はより豊かな民族色に彩られると同時に、機知に富んだピアノ書法にも恵まれ、全16曲ともが各様の面白さを持っています。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554489 |