アドルフ・ド・ルーヴェン&レオン=レヴィ・ブランズウィック:台本
シャプルー / サン=ファール … マイケル・スパイアーズ (テノール)
マドレーヌ / マダム・ド・ラトゥール … フローリー・バリケット (ソプラノ)
コルシ侯爵 … フランク・ルゲリネル (バリトン)
ビジュー / アルサンドール … ローラン・キュブラ (バス・バリトン)
ローズ … ミシェル・フォー (役者)
ルイ15世 … ヤニス・エジャディ (役者)
ブルドン … ジュリアン・クレマン (バリトン)
セバスチャン・ルラン 指揮
アクサンチュス / ルーアン・ノルマンディ歌劇場合唱団
ルーアン・ノルマンディ歌劇場管弦楽団
ミシェル・フォー (演出)
エマニュエル・シャルル (舞台装飾)
クリスチャン・ラクロワ (衣装)
フランソワ・ルシヨン (映像ディレクター)
収録:2019年4月5&7日 パリ、オペラ=コミック座(ライヴ)
共同制作:オペラ=コミック座/フランソワ・ルシヨン&アソシエ
1836年にパリのオペラ・コミック座で初演された《ロンジュモーの御者》は、18世紀、ロココ文化の花開いたルイ15世の治世を時代背景とする喜歌劇。田舎の御者だった主人公が唆されて妻を捨て、パリで歌手としてスターダムにのし上がり、貴婦人(実は叔母から莫大な遺産相続をし社交界の華となっていた妻マドレーヌ)に出会い、妻とは気づかずに求婚、さらに彼女に懸想していたコルシ侯爵と恋のさや当てを演ずるという艶笑喜劇。バレエ《ジゼル》とともに多作なアダンの代表的な作品となったもの。
本映像はこの作品の初演の劇場、パリのオペラ・コミック座で180余年の時を経て、フランスの人気コメディアン・舞台監督のミシェル・フォー(ローズ役で本舞台にも登場)が、全面的に見直した新演出。そのきらびやかな舞台と衣装(クリスチャン・ラクロワ)は目覚ましく、主人公シャプルーにフランスものを得意とするアメリカのテノール、マイケル・スパイアーズを配し、その美声はパリの聴衆の大喝采を浴びました。
2018年に新国立劇場の「ホフマン物語」を指揮し好評を博したセバスチャン・ルランの軽妙洒脱なタクトに導かれ、充実した歌手陣の歌唱演技と相まってこのアダンの傑作喜歌劇を現代に蘇らせています。
●NYDX-50098(ブルーレイディスク・国内仕様盤、日本語解説・日本語字幕付き)4,400円(本体4,000円)
● NBD0112V(ブルーレイディスク・輸入盤、日本語字幕付き)
● 2.110662(DVD・輸入盤、日本語字幕付き)
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