「この録音を聴いていると、様々な想いが去来する。私の知るヤンソンスは、音楽の核心だけを見つめる真摯で虚飾のない音楽家だった。ニューヨークで当演奏会が行われた時、彼を愛するバイエルン放送響の団員たちは、これが最後の機会になることを心の奥底では感じていただろう。ブラームスの『第4』には、彼らの波打つ感情が表れており、聴き手としても、とても普通の気持ちではいられない。」 ~城所孝吉(音楽評論、在ベルリン)
【収録曲】
R.シュトラウス:歌劇《インテルメッツォ》からの4つの交響的間奏曲 Op.72
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番 ト短調(アンコール)
【演奏】
バイエルン放送交響楽団
&マリス・ヤンソンス(指揮)
【録音】
2019年11月8日 ニューヨーク、カーネギーホール(ライヴ)
BR-KLASSIK
NYCX-10174(国内仕様盤 2.500円+税)/900192(輸入盤)
●初回特典(国内盤・輸入盤共通):バイエルン放送特製パンフレット
首席指揮者としてのヤンソンス&バイエルン放送響の全コンサート記録とBR-KLASSIKでのディスコグラフィを掲載(欧文)。A5サイズ 全64ページ
●国内盤解説も充実。友情を何よりも重んじたヤンソンスの原点を説き明かす原盤解説「人と音楽」邦訳に加え、ヤンソンスと縁の深かった日本人3人が寄稿、関係者のみが間近に見たエピソードも掲載しています。
【販売情報】
CD販売はこちら:ナクソス ミュージックストア(楽天)
【掲載情報】
10月20日 『レコード芸術』11月号「先取り!最新版レヴュー」に紹介記事掲載