ナクソス・ミュージック・ライブラリー – NMLアワード2016

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◎ ベートーヴェン：交響曲第6番「田園」
（バイエルン国立管／C. クライバー）

ORFEOレーベルがNMLに参加したのは2015年秋のこと。そのORFEO作品の中でも最も有名なアルバムと言えるでしょう。カルロス・クライバーの「田園」は2003年の秋にCDとしてリリースされ、多くの反響を呼んだアルバムです。ナクソス・ミュージック・ライブラリーでの配信は今年の2月からでしたが、それでも過去12ヶ月の総再生回数トップに輝きました。録音状態や演奏面で言えば、より優れた「田園」アルバムが他にもたくさん存在しますが、今もなお注目を集めるこのクライバー人気にあらためて驚かされます。同じORFEOレーベルから配信されているカルロス・クライバー指揮の「ベートーヴェン：交響曲第４番」「ベートーヴェン：交響曲第７番」も、あわせてお楽しみください。

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◎ ニコラウス・アーノンクール

アーティスト別再生ランキングのトップは、今年の3月に惜しまれつつ世を去ったニコラウス・アーノンクール。ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスやロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮したアルバムが再生回数ランキング上位にランクインする一方で、アーノンクールがヴィオラ・ダ・ガンバを奏するマラン・マレ作品集（1973年録音）も再生回数を伸ばしました。

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◎ ヨハン・ゼバスティアン・バッハ（1685-1750）

作曲家別再生ランキングの第１位はヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)。作品別では「ゴルトベルク変奏曲（各種編曲版含む）」の人気が高く、中でも2015年にリリースされたツィモン・バルトによるゴルトベルク変奏曲（ブゾーニ版）はアルバム別再生回数ランキングでも上位にランクインしました。

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◎ 「私の見つけた超個性的な演奏」（zakkyo2000様）

プレイリスト・アワード最優秀賞は、zakkyo2000様作による「私の見つけた超個性的な演奏」です。選曲のコンセプト、SNSでのエンゲージメント数、再生回数等を総合的に判断し、このプレイリストを最優秀賞とさせていただきます。プレイリストに関する作者のコメントを下に引用させていただきます。

「私の見つけた超個性的な演奏」→「かつて話題となった有名なものも多いですが、下記5つのテーマに分けてあげてみました。さわりの部分のみ出しているので興味がありましたら全曲を聴いてみてください。①オリジナルな演奏を追求するあまり通常とは異なる楽器編成で演奏しちゃっているもの（1～5） ②楽譜を無視して自由勝手にやっちゃっているもの（6～9） ③ぜんぜん違う曲を間に入れてきて新しい発見をさせようとしているもの（10～15）④過剰なまでにアドレナリンが出まくっちゃっているもの（16～23） ⑤珍しい言葉でナレーションをしているピーターと狼（24～26）

※ご投稿者の zakkyo2000 様より受賞者コメントをいただきました（2017年1月19日）。
「楽しんでリストを作って、いろいろ発見があり、その上受賞までできるなんて嬉しい限りです。今年も狙いに行きます（笑）ので、皆様、是非それを阻止させるようなリストアップをお願いします。」

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