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OTTAVA(オッターヴァ)承継のお知らせ

多くのリスナーの声に応えて、
休止予定のクラシックステーションOTTAVA(オッターヴァ)を
ナクソス・ジャパン株式会社が承継いたします。



ottava


この度、ナクソス・ジャパン株式会社(東京都世田谷区、代表取締役社長 佐々木隆一)は、TBSが運営してきたクラシック専門のインターネットラジオ局OTTAVAの商標・ドメインを譲り受け、今後、当社が中心となって、OTTAVAの運営会社を設立。サービスを継続していくことになりましたので、お知らせいたします。


OTTAVAは、2007年4月、TBSが、デジタルラジオの実用化試験放送の1チャンネルとして開局。同時に、インターネットでのストリーミング配信をスタートさせました。パソコンやスマートフォンを通じて、約20万人のリスナーにお聴きいただいておりましたが、昨年、TBSは、デジタルラジオへの不参入を決定。これまで取り組んできたデジタルラジオの実現に向けた施策を一旦見直すこととし、本年4月1日、OTTAVAも、6月末での休止を発表いたしました。

休止発表後、多くのリスナーやクラシック業界から継続を望む声が上がり、クラシック音楽を広めたいという志の下、OTTAVAに参集しているプレゼンター(出演者)も、その声に応えたいという想いを日増しに強めていました。そうしたリスナーの声やプレゼンターの想いは、OTTAVAの音源調達先である当社にも届き、同じクラシック音楽を生業としている者として、OTTAVAの継続を支援することを決めました。TBSも、リスナーの保護につながる、当社からの提案を高く評価。結果、スムースな商標・ドメインの譲渡に至りました。 

7月1日からは、ナクソス・ジャパン株式会社がOTTAVAのホームページをそのまま引継ぎ、OTTAVAプレゼンター陣と共に24時間のストリーミング配信を継続させます。その後、OTTAVAが提案しているクラシック音楽の世界をマネタイズできる複数の事業者とOTTAVAの運営会社を設立。10月には、新番組を編成し、ホームページ内でのコンテンツ販売、有料配信等を開始。新しいOTTAVAとしての本格的なサービスインを予定しています。


■OTTAVA(http://ottava.jp/)について
1992年にイギリスで開局した「クラシックFM」の成功後、世界中のラジオ局に広まっているコンテンポラリー・クラシック・ステーションの日本版。総じて尺の長いクラシック音楽を楽章単位で短くオンエアするポップな編成スタイル。「クラシックFM」は、BBCラジオのクラシックチャンネル凌ぐ全英NO.1ステーション。音楽ジャーナリスト、音楽プロデューサー、雑誌編集者、ミュージシャン等の多彩なプレゼンターをラインナップした生ワイド番組とノンストップDJミックスゾーンからなる24時間編成。パソコンやスマホで無料聴取できる。月間ユニークユーザー20万人以上。