1973年にウィーン・フィルのメンバーにより創設されたウィーン・ムジークフェライン弦楽四重奏団によるベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 新装版が6月11日(水)タワーレコードより発売となります。
1990年~93年にかけ、結成20周年を記念した収録がウィーンのショッテン修道院にて行われ、録音はトーン・マイスターであるミヒャエル・コルンホィッスル氏が担当しました。1994年に発売されたこの弦楽四重奏曲全集ですが、今回新たに全曲がリマスタリングされ、音質もさらに向上、そして発売初出時に添付されていた168ページに及ぶ解説書も復刻いたしました。解説執筆は粟津則雄、小石忠男、諸井誠氏が担当し、なかでも諸井誠氏による弦楽四重奏曲全曲の楽曲分析は130ページを超え、永久保存版とも言える解説書になっています。
ウィーン・フィル コンサートマスターであり、同弦楽四重奏団の結成時からのメンバーであるライナー・キュッヒル氏は新装版CDの発売に向けて「ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を全て演奏し、録音することは高く聳える山の頂を目指すような作業で、メンバー全員の強靭な意志と並はずれた集中力が要求されます。今回のきめ細かいリマスタリングによる音質の飛躍的な向上は、録音から20年経った今、あの頃の張りつめた緊張感を再び思い起こさせてくれます。」とのコメントを寄せています。
ウィーン・ムジークフェライン弦楽四重奏団は6月中旬に来日を予定しており、まさに最も注目のアルバムです。
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
ウィーン・ムジークフェライン弦楽四重奏団
発売日:2014年6月11日(水)
品 番:TNCL-1019~1026
価 格:¥4,990(税抜)+税
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