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New Releases - 2018年11月 発売タイトル

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    喪失の嘆き - アルテミジア・ジェンティレスキと彼女の同世代の音楽(フガリート/アカデミア・ダルカディア/リューリヒ)

    17世紀、カラヴァッジオ派に属した女性画家ジェンティレスキ。工房を営む父から絵画を学び、幼少時から優れた才能を開花させました。しかし18歳の時に、父が彼女のための教師として雇った画家アゴスティーノ・タッシから性暴力を受けたことで生活が一変。タッシは有罪判決を受けたものの、裁判の流れでジェンティレスキは心に深い傷を負い、その心理は代表作「ホロフェルネスの首を斬るユーディット」として描き出されたことでも知られています。その後はフィレンツェ芸術院で初の女性会員として受け入れられ、多くの芸術家と親交を結び数多くの作品を残しましたが、彼女の成功の根源には若い頃の苦しい経験があったことは想像に難くありません。このアルバムには彼女の13枚の絵画を掲載、その絵にふさわしい作品をアカデミア・ダルカディアが演奏しています。愛、涙、戦い・・・これらのタイトルが彼女の生涯を端的に表現しているかのようです。(2018/11/28 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7829

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    アンドレ/ドビュッシー/ホヴァネス/イベール:フルートとハープのための作品集(マリ/ジョーンズ)

    フルートとハープ。夢のような響きが生まれる2つの楽器の組み合わせによる近代から現代の作品集。アルバムタイトルの「FRAGMENTS」はルトスワフスキの作品名であるとともに、アルバムに収録されている全体の曲の雰囲気を表すもので、どの曲も形にはまらない流動的な雰囲気を持ち、断片的な旋律がふんわりと耳に残ります。
    フルートを吹くアンナ・ローサ・マリはギリシャ出身の奏者。ギリシャ国立歌劇場管弦楽団の首席奏者であり、BBCフィルハーモニックやハレ管とも共演経験があります。エイラ・リン・ジョーンズは英国を代表するハープ奏者。コンサートから録音まで幅広く活動しています。(2018/11/28 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25179

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    J.S. バッハ:フーガの技法/ピエリーニ:かつて私は歌った(デリアン::クァルテット)

    エーゲ海・キクラデス諸島に所在するギリシャの「デロス島」から名前を採ったという「デリアン四重奏団(正式名称 delian::quartettの「::」は彼らのこだわり)。古典派から現代まで幅広いレパートリーを持つ彼らの最新作はバッハの最晩年の名作「フーガの技法」。演奏楽器の指定がないため、これまでにもさまざまな楽器で演奏されており、いくつかの弦楽四重奏団による名演も知られています。デリアン四重奏団は作品を演奏するにあたって「4つの楽器の対話」に重点を置き、フーガの芸術的価値を追求、アルバムタイトルに「Cantai=私は歌った」とすることでその意図を表現しています。アルバムの曲順は綿密に計算されており、途中には現代作曲家のピエリーニが「モンテヴェルディの作品からインスパイア」された曲を挿入、最後には2台の鍵盤楽器用のフーガ2曲が添えられています。「全曲を通して聴き、自らの人生にも思いをはせてほしい」と奏者たちが語る渾身の2枚組です。。(2018/11/28 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC468

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    スッペ:序曲集(ミュンヘン放送管/レプシッチ)

    ウルフ・シルマーの後任として、ミュンヘン放送管弦楽団の首席指揮者に就任したイヴァン・レプシッチ。
    今作では「軽騎兵」序曲や「詩人と農夫」で知られる作曲家スッペの序曲集に取り組み、新たな魅力を引き出しました。
    ベルギー系の貴族の家に生まれたスッペは、最初フルートを学んでいましたが、当時流行していたオッフェンバックのオペレッタを聴き、その楽しさに開眼、自らもオペレッタの作曲を手掛けるようになりました。彼の作品は豪快にオーケストラを鳴らすものが多く、メリハリのある曲調と、「ボッカッチョ」のアリアなどの親しみやすいメロディが愛されていますが、よく聞かれるのはほんの一部の曲のみで、歌劇全曲を耳にすることはほとんどありません。しかしここに収録された様々な序曲を聴くだけでも、彼の作品の持つ魅力がお分かりいただけることでしょう。曲全体に大きな起伏を作るレプシッチの演奏は、作品の良さを際立たせています。

    (2018/11/28 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900326

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    メンデルスゾーン:クラリネットとピアノのための作品集(D. アシュケナージ/コリー)

    メンデルスゾーンが1832年から1833年にかけて作曲した2曲のコンチェルトシュテュック。19世紀初頭のドイツで活躍したクラリネットの名手、ハインリヒ・ヨーゼフ・ベールマンとその息子カールに依頼され、年をまたいだ3週間ほどの短期間で書かれた作品です(ピアノ伴奏、管弦楽伴奏のどちらで演奏することも可能です)。このアルバムでは本来の形であるクラリネット、バセットホルン、ピアノ伴奏で演奏されており、作品の持つ親密な雰囲気を丁寧に伝えています。1994年の録音に、2017年に録音した無言歌を4曲追加。ディミトリー・アシュケナージのクラリネットとピート・ファーニスのバセットホルン、2人の名手たちの美しい音色を堪能できます。(2018/11/28 発売)

    レーベル名:Paladino Music
    カタログ番号:PMR0096

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    サティ:ピアノ作品集(ハオ・ドゥアンドゥアン)

    サティの音楽…それはミニマリズムであり、シュールレアリズムであり、突発的な動き、そして奇妙なタイトルなどの言葉に集約されるでしょう。これらの要素が凝縮された彼のピアノ曲はどれも謎めいており、とても魅力的です。このアルバムに収録されているのは、サティ作品の中でもとびきりの個性を持つ曲ばかり。中でもこれまでNAXOSでリリースされていなかった「官僚的なソナチネ(クレメンティの作品の完全なるパロディ)」は待望の録音。曲名をみているだけでも想像力が掻き立てられる1枚です。
    (2018/11/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573796

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    テレマン:序曲 TWV 44:16/トランペット協奏曲 TWV 43:D7 (アンサンブル・エオリュス/マドゥーフ)

    今やバッハ・コレギウム・ジャパンへの度重なる客演を通じ、世界的活躍に対する高い評価が日本でも共有されるようになって久しいナチュラル古楽金管の名手、ジャン=フランソワ・マドゥーフ。20世紀の古楽器復興のなか、ナチュラル金管の技術的困難さを解消すべく創案された音程補正用の指孔というものがない、正真正銘18世紀以前の技法でしか吹けない無孔ナチュラル・トランペットを縦横無尽に吹きこなすその妙技は、ラ・プティット・バンドやル・ポエム・アルモニーク、BCJなど世界中の一流古楽団体から引っ張りだこ! そんな彼が多忙なスケジュールを縫って自ら主宰するアンサンブル・エオリュスが、バッハやヘンデルと同時期にドイツ随一の人気を誇っていたテレマンのユニークな編成による合奏曲ばかり集めたアルバムをリリース――無孔トランペットばかりかナチュラルホルンや狩猟ホルンまで使いこなし、ドイツ貴族たちの狩猟趣味や軍楽偏愛にあわせて彼が書いた(時に通奏低音なしに屋外で演奏されたとおぼしき)バロック期そのままの屋外吹奏楽曲の素顔に迫ります。ナチュラル楽器ならではの開放感あふれるサウンドは、たんに野放図に吹き鳴らすだけでは魅力ある音楽につながらない……詳細な解説(国内仕様は訳付)とともに、君主たちを喜ばせた達人テレマンの極上音響世界が「当時のまま」ではどう響いたか、めったに聴けない選曲の妙とあいまって、古楽リスナーのみならず吹奏楽ファンにとっても必聴と言える新録音に仕上がっています。(2018/11/28 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC397

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    アルチョーモフ:レクイエム(スヴェシニコフ少年男性合唱団/カナウス国立合唱団/モスクワ・フィル/キタエンコ)

    20世紀ロシアに生まれ、目覚ましい活躍をした作曲家アルチョーモフ。MELODIYAに録音されたライヴ音源をDIVINEARTレーベルが復刻。その偉業を改めて讃えるというシリーズの第7弾は、彼の代表作の一つ「レクイエム」です。マーラーやメシアンを思わせる色彩的なオーケストレーション、ロシア風の重厚な和声、壮麗な合唱を伴うこの作品は、ロシアの殉教者たちに捧げられており、“ロシア人が書いた最初のレクイエム”であるとされています。全編エキサイティングでありながら、哀しみと癒しも漂う美しい作品です。キタエンコら初演者たちによる演奏です。
    (2018/11/28 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25173

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    NOW ジャズとルネッサンス

    前作「FLOW」(OC1826)で斬新、かつ美しいハーモニーを披露したアクセル・ヴォルフとフーゴ・ジークメトによる新しいアルバム。今回もコンセプトは“ジャズとルネッサンス”ですが、前作に比べるとあまり原曲に縛られることなく、彼らの自由な即興を交えながら生まれる新しい響きを味わうという、まさにタイトル通りの「NOW」を感じるアルバムです。400年の年月を行き来しながら、ジャンルに縛られることのない新鮮な音は、聴き手にインパクトを与えます。(2018/11/28 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1897

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    フィニッシー:6つのセクシーな小品と3つのトリオ/文明/コントラプンクトゥス XIX/砂の中の狂人(クロイツェル四重奏団)

    常に冒険的、かつ複雑な作品を創ることで知られるイギリスの作曲家フィニッシーの作品集。民族音楽からの影響が感じられる作品や、数列表を用いた偶然性の高い作品など、作風も様々で、特徴をとらえるのが難しい作曲家の一人です。このアルバムには比較的作風がわかりやすい弦楽四重奏曲のための作品が収録されており、なかでもクラリネットを伴う「クラリネット五重奏曲」はフィニッシー作品のなかでも人気の高い曲です。フィニッシーの曲を好んで初演するクロイツェル四重奏団による演奏です。(2018/11/28 発売)

    レーベル名:Metier
    カタログ番号:MSV28581