マーラー, グスタフ(1860-1911)
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マーラー(1860-1911)の2つの歌曲集と、リュッケルトの詩による歌曲は、リート歌手にとって憧れの存在であり、また大切なレパートリーでもあります。交響曲第1番と密接な関係を持つ「さすらう若人の歌」、初期の民謡風な作風をもっとドラマティックに変貌された中期の「リュッケルト歌曲集」、そして、まるで自身が悲しみを体験したかのように切実な「子どもの死の歌」(これが書かれたときには、まだマーラーは自身の子どもを失っていなかったのです)、どの曲にも、例えようもない厭世観と甘き死への誘いが散りばめられた、憂鬱かつ耽美的な音楽なのです。今回この曲を歌うバリトン歌手トーマス・ラスケはシュトゥットガルトに生まれ、当地の少年合唱団のメンバーとして10年活躍した後、オーディオ、ビデオ関係のエンジニアとして働きながら、アンドレアス・シュミットとオットー・エーデルマンの指導を受け、1997年にミュンヘンで開催されたリヒャルト・シュトラウス・コンクールで受賞した人です。情熱的な彼の歌唱は既に高く評価されていて、世界中のコンサートホール、劇場からも招聘されています。滑らかな声質と確かな技巧に支えられた見事な歌唱です。(2015/06/24 発売)
レーベル名 | :Klanglogo |
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カタログ番号 | :KL1512 |
2010年から2011年、2年に渡ってアニヴァーサリー・イヤーを迎えるグスタフ・マーラー(1860-1911)を記念する4枚組です。CD1に収録されているのは、2007年3月収録のヤンソンスによる「第1番」全曲です。ヤンソンスのマーラーにかける思いがじっくり伝わる熱い演奏、これだけで大満足間違いなしです。特筆すべきは、CD1の最終トラックから始まる、音楽ドラマ「世界、そして夢」でしょう。正直、実物を見るまでは、「これは日本で販売するのは困難だろう」と思っておりました。しかし、実際に聴いてみると、これが限りなく素晴らしいのです。物語は10章に分かれ、マーラーの生い立ち、苦悩、愛を丹念に拾い上げて行くのです。もちろん音楽もふんだんに添えられています。(音源はBRの物を中心とした、有名メーカーの音を使用。クーベリック、ブーレーズ、キルヒシュラーガーなどの名演がドラマに華を添えます)ドイツ語がわからなくても、かなり楽しめますよ。第1番のみの発売は、今のところ予定なしですが、今回お求めやすい価格を設定しました。燃え盛る愛のドラマに身を焦がしてみませんか???(2011/02/08 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
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カタログ番号 | :900901 |
オスカー・フリート(1871~1941)はベルリンに生まれ、ナチス政権が誕生する時期まで、同市のさまざまな交響楽団を指揮していました。1905年には作曲者マーラーの立会いで《復活》ベルリン初演も指揮しています。その後34年にソヴィエトに渡り、晩年を同国で過ごしました。ドイツ時代の彼は大曲録音のパイオニアとしても知られ、この《復活》はマーラーの交響曲の史上初の全曲録音として有名です。ともに収められたハインリヒ・レーケンパー(1894~1949)の歌う《亡き子をしのぶ歌》も、マーラー録音の代表盤として愛聴されてきたものです。(山崎浩太郎)(2001/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110152-53 |
マーラーの交響曲第5番は、彼の交響曲の中でも1、2を争う人気曲となっています。破格な部分は数多くあるにせよ、彼の交響曲としては最も古典的な構成感を持っており、かつ全体がほぼ「暗黒から光明へ」の流れに沿っていることが、聴くものにとって、親しみやすさを感じさせやすいことが、その理由の一つでしょう。ドラマチックな第1楽章、陶酔的な静謐美に満ちた第4楽章「アダージェット」(映画「ベニスに死す」に用いられたことは有名)、熱狂的な第5楽章など、各楽章の性格が際立っているのも、見通しを良くしています。あのテレビドラマにもなった、音大生を主人公にした人気コミックに実名で登場するデプリーストによる熱演でお楽しみ下さい。(2007/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557990 |
ワルターが6才からピアノを学び、シュテルン音楽院に入学した神童であったことはファンの間ではよく知られていますが、彼がピアノを弾いている演奏は、モーツァルトの協奏曲20番の弾き振りと、レーマンの歌うシューマンの歌曲の伴奏、自宅でのショパンなどの録音、およびこのCDが発売されています。根っからのロマン主義者であったワルターでしたが、指揮と同様、このピアノ伴奏でも過剰なルバートやデュナーミクを多用することなく、ハルバンの歌をより格調高く歌わせるような、巧みな指さばきを見せています。第5番はワルターの意外にも古典的な手堅さを見ることができる演奏です。(2005/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110896 |
マーラー好きにはこたえられない、そして無視出来ない、ワルターによる「第9」。彼がこの作品を世界初演したという記念碑的な意味合いだけではなく、演奏自体が価値のある=作曲家自身さえ想像し得なかった芳醇かつ深遠な解釈を施す能力をワルターが持っていた=ことを、このCDがまごうことなく証明しています。第1楽章のアンダンテの壮大さはもちろん、最終楽章のアダージョのなんと融通無碍なことか!ともすればヒステリックな感傷に走りがちなマーラー作品の影はひそめ、静謐かつ音楽自身が求めている流れそのものが体現されています。(2002/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110852 |
ウィーンの歴史あるオーケストラの一つ、ウィーン交響楽団は、1900年、フェルディナント・レーヴェによりウィーン演奏協会管弦楽団(Wiener Concertverein Orchester)として設立され、1903年2月11日、ムジークフェラインザールにおいて、レーヴェ指揮によりブルックナーの交響曲第9番の初演を行いました。1913年、本拠地をウィーン・コンツェルトハウスとし、1919年、ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団と合併、1933年、現在の名称となり現在に至っています。第2次世界対戦の戦禍を潜り抜ける際、一度は消滅の危機にありながらも、戦後復活し、日本を含めた世界ツアーを行うなど活発な活動をしていて、ファンも多いオーケストラです。歴代の指揮者たちの顔ぶれも見事であり、スワロフスキー、サヴァリッシュ、クリップス、ジュリーニ、ラインスドルフ、ロジェストヴェンスキーなどの大御所の名前が並ぶ様は、まことに壮麗です。首席指揮者の任にはありませんでしたが、あのカラヤンも「ウィーン演奏協会音楽監督」として、このオーケストラの発展に力を注いでいます。最近は1982年からエッシェンバッハ、プレートル、デ・ブルゴス、フェドセーエフとバトンが繋がれ、2005年からはファビオ・ルイージが首席指揮者の地位にあり、レパートリーの一層の拡大と表現の充実を図っているのはご存知の通りです。今回、オーケストラは新たに新レーベルを設立し、そのリリース第1弾として所縁の深いマーラー(1860-1911)の第1番をお届けいたします。豊かな歴史に裏打ちされた響きに、現代的解釈を施すルイージの棒によるマーラーの青春記。まさに新星レーベルの誕生にぴったりの作品、かつ演奏です。音へのこだわりも感じさせるLP2枚組も同時発売。音楽を愛する全ての人への素晴らしい贈り物です。(2012/10/24 発売)
レーベル名 | :Vienna Symphony Orchestra |
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カタログ番号 | :WS001 |
1884年から0888年にかけて、若きマーラーが着手した交響詩は、彼が当時愛読していたジャン・パウルの小説「巨人」に影響されたもので、全体は2部構成、5楽章からなり、各々の楽章には標題が付けられるなど、伝統的な交響曲とは一味違う味わいを有していました。しかし、最終的には、第2楽章として置かれていた「花の章」と、各楽章の標題を削除、極めて伝統的な形式に則った交響曲に姿を変えたものが、最終形態となったことはご存知の通りです。最近では「花の章」を付け加えた演奏も見られますが、ここでのシュテンツは4楽章形式の「第1番」を見事に演奏しています。ケルン・フィルハーモニーでのライブ録音です。 ( 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC646 |
( 発売)
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1 ( 発売)
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カタログ番号 | :2012.08.22 |
(2006/06/01 発売)
レーベル名 | :LPO |
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カタログ番号 | :LPO-0012 |