ハイドン, フランツ・ヨーゼフ(1732-1809)
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ハイドンの作曲した46曲の歌曲のほとんどはオリジナルの版が残っています。ほとんどの曲はドイツ語の歌詞を持ちますが、1794年に出版された「6つの創作されたカンツォネッタ」はアン・ハンターの英語詩によって書かれています。スコットランドやアイルランドの民謡を研究していたハイドンにとって、英語の詩には特別な思い入れがあったのでしょうか。これらは深刻さと微笑ましさのバランスが程良く取れた楽しいものばかりで、とりわけ愛の歌には素晴らしいものがあるようです。ツィーザクは、一見単純に見えるこれらの歌を丹念に解きほぐし、細やかな感情で磨き上げてしっとりと聴かせてくれます。ゲルハーエルの伴奏者としておなじみ、フーバーのピアノも見事です。(2010/03/17 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5025 |
ハイドン(1732-1809)はその生涯に数多くのオペラを書きました。しかしそのほとんどは彼が仕えていたエステルハーツィ公の館で演奏されるためのものであり、通常の舞台で上演されることはありませんでした。彼の死後、これらの歌劇は忘れられていましたが、ようやく最近になって少しずつ復興の兆しが見えています。このアルバムに収録されている2つのオペラのハイライトは、そんな作品の中でもとりわけ珍しいもの。どちらも主人公の女性が生き生きと描かれています。この演奏はジモーネ・ケルメスや、ライナー・トロストなど名歌手を揃え、血の通ったリアルな人間模様を見せてくれています。ハイドンの音楽の素晴らしさを感じることもできるでしょう。(2016/03/30 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5255 |
現代の“ミニチュア・オルガン”アコーディオンによる完璧なミサ曲集。選ばれているのはハイドンやモーツァルトの古典的な曲から、この録音のために書かれたいくつかの作品まで。アコーディオンの可能性を極限まで追求したこれらの音楽は、孤独な魂をひっそりと慰めるために役立つことでしょう。演奏しているランタネンは1952年生まれのシベリウス・アカデミーで学んだ国際的なアコーディオン奏者で、彼のために多くの作曲家たちが曲を書いています。(2012/12/19 発売)
レーベル名 | :SibaRecords |
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カタログ番号 | :SACD-1009 |
弦楽四重奏+2つのホルンという編成のカッサシオンからの編曲である作品2の2曲、そして同時代の僧侶ホフシュテッター作であることが判明している作品3の2曲と、当盤は異色作と「実はまがい物」の集成となっていますが、無心になって聴いてみれば素敵な音楽ばかりです。カッサシオンは楽器の数が3分の2になってしまったハンデなど微塵も感じない、自然で美しく楽しい音楽ですし、ホフシュテッター作品も、別に作者がハイドンであるかどうかなど、全く気にならない充実作です(13でのピチカートの優美な響きなど絶品!)。当然コダーイ・クワルテットも手抜きなしの美演を繰り広げており大満足です。(2003/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555703 |
音楽史研究の進展は残酷なもので、「えっ、その曲はその作曲家じゃないの?」と驚くしかないケースがたくさんあります。当盤の8こそは、ハイドンの代名詞と言える有名なセレナードで、この曲なら知ってるという人は沢山いる筈。しかしこれも今日では、誰も知らない同時代のホフシュテッターなる人物の作品とされているわけです。まあ真の作曲家探しはさておいて、セレナードは勿論、音楽の良さは折り紙付きですから、難しいこと言わずに楽しむのが正解。弦楽四重奏曲の醍醐味を届けてくれる4曲を、コダーイ・クワルテットの流麗な演奏で聴けば、貴方のなごみタイムは約束されています。(2002/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555704 |