ハイドン, フランツ・ヨーゼフ(1732-1809)
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2015年「バイエルン・ヤング・アーテイス卜賞」を獲得、"現在ヨーロッパで最もエキサイティングな弦楽四重奏団"と評されているゴル卜ムント弦楽四重奏団によるハイドン(1732-1809)の一連の弦楽四重奏曲。2009年に結成されたゴルトムント弦楽四重奏団は、マドリッドの室内楽国際研究所でゲルハル卜・シュルツとギュター・ピヒラーに師事、数々のマスタークラスで研鑽を積み、ミュンヘン、プリンツレゲンテン劇場でデビューを飾って以来、世界中のコンサー卜・ホールで演奏を行っています。すでにクリストフ・ポッペンやアラベラ・美歩・シュタインバッハーら数多くのアーテイス卜と共演を行い、各地の音楽祭にも出演が予定されており、今後の活躍に期待が集まっています。このアルバムでは、ハイドンの初期、中期、後期の3曲の演奏を収録。各々の様式を踏まえた上で繰り広げられる、小気味よく若々しい演奏です。(2016/10/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573701 |
2019年創設のケイオス弦楽四重奏団は、ウィーン音楽演劇大学でヨハネス・マイスルに指導を受け、その後カザルス四重奏団に師事しました。2022年にはミュンヘンARDとボルドーという名門コンクールで優勝し、2023-25年の「BBC Radio3 新世代アーティスト」に選出されるなど注目を集めています。デビュー・アルバムとなる当盤は、「高度に洗練された技術と実験的かつエネルギッシュなアプローチが生み出す情熱的演奏」を標ぼうするこのグループにふさわしく、弦楽四重奏の多面性を見せてくれるプログラムです。(2024/04/26 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM457 |
【着実に世界を魅了し続ける21世紀のカルテット、軽快でありながら精妙なハイドン解釈】大阪国際室内楽コンクールやヴィットリオ・グイ国際コンクールなどを賑わせ第一線に出たのが今から20年ほど前。世界的に活躍する弦楽四重奏団が少なくないフランスにあって、現代作曲家たちとの仕事も数多く成功させながらも比較的堅実にキャリアを重ねてきたプソフォス四重奏団ですが、これまでの録音が19世紀から新ウィーン楽派を経てニコラ・バクリ、マルク・モネといった現代作品中心だったところ、今回は大きく古典派に舵を切ります。ハイドンの作品54は、ウィーンを中心に同業者たちに多大な刺激を与えた作品33の曲集(1781)の後に続く弦楽四重奏曲ラッシュの時期に作曲されたものの一つで、作曲家がパリやロンドンなど諸外国の大都市で絶大な名声を築きつつあった頃の作。手堅い曲作りと民俗音楽的気配が絶妙のバランスで同居する注目作です。プソフォス四重奏団の解釈はピリオド奏法にも通じるヴィブラートを控えた軽やかな推進力の中、聴き込むほどに精巧な解釈やニュアンスの妙が奥深く、聴きどころに事欠きません。ト長調の四重奏曲Hob. III-58では彼らの導き手でもあるイザイ四重奏団の解釈と同様、冒頭からほどなく一般的な版とはやや異なる細部も聴かれる点が興味深いところ。スル・ポンティチェロ(弦の極端に駒寄りの部分を弾く奏法)や、さりげないグリッサンドなど思わぬところで耳を惹く仕掛も繰り出しもしながら、徹底して作品の様式感を裏切らない音作りはまさに温故知新、堅牢な構成の中に遊び心がいたるところに潜むハイドンの音楽を、このうえなく面白く聴かせる彼らの未来がますます楽しみでなりません。(2022/10/14 発売)
レーベル名 | :En Phases |
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カタログ番号 | :ENP009 |
スイスのチューリヒに拠点を置くアマティ弦楽四重奏団(カナダにも同名のアンサンブルがあり、ハイドンを積極的に演奏していますが、この団体とは無関係)。ヴァイオリン奏者ヴィリー・ツィンマーマンとヴィオラ奏者ニコラス・コルティにより1981年に創設され、2009年まで活動、古典から現代まで幅広いレパートリーを誇り、およそ30枚のアルバムをリリースしたアンサンブルです。1995年と1997年のスタジオ録音によるハイドンOp.50の6曲の弦楽四重奏曲を収録したこの2枚組は、フランスのCD賞である「Choc du monde de la musique」を受賞した名演。洗練された解釈と、さりげないユーモアが散りばめられた聴きどころの多い演奏をお楽しみください。(2019/07/26 発売)
レーベル名 | :Divox |
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カタログ番号 | :CDX-21801 |
【若きクァルテットによる「アポーニー四重奏曲」&「スコットランド民謡」第2弾!】2010年にイギリスで結成され、2017年にトロンヘイム国際室内楽コンクールで聴衆賞を受賞しているマクスウェル四重奏団のアルバム第2弾。前作(CKD602)に引き続き、ハイドンが最初のイギリス旅行からウィーンへ戻ってすぐに書き始められた「アポーニー四重奏曲」と、彼らの故郷スコットランドの民謡を組み合わせ、その影響と関連性を探るという試みとなっています。若い世代ならではの透明感と艶のあるハイドンが何と言っても魅力ですが、スコットランド民謡の陽気さと哀愁を清々しく聴かせるセンスがまた素晴らしく、たいへん美しく心地よいアルバムに仕上がっています。(2021/01/15 発売)
レーベル名 | :Linn Records |
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カタログ番号 | :CKD641 |
自身がヴィルトゥオーゾではなかったこともあるのでしょう、残された作品の数や作曲時期から考えると、ハイドンは必ずしも鍵盤楽器のための協奏曲には、それほど熱心ではなかったようです(残念!)。当盤収録の小協奏曲4曲は、編成(独奏+ヴァイオリン2、チェロ1)、規模の上からは小ぢんまりしていますし、モーツァルトの協奏曲にはつきものの、長く上下行する華やかな音階や分散和音のパッセージもほとんど見当たりません。しかし、いかにもハイドンらしい闊達さに満ちており、協奏的な愉悦感にも事欠かない、見事な出来映えとなっています。とりわけ彼のピアノ・ソナタの愛好家にとっては、たまらない魅力を持った作品といえましょう。(2006/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557660 |
ハイドンのピアノ・ソナタ全曲演奏に偉大なる金字塔を打ち立てたショルンスハイム、今回は協奏曲で目覚ましい活躍ぶりを見せてくれます。2009年のハイドン・イヤーに合わせて録音されたこのアルバムでは、彼女は3種類の楽器を弾き分け、各々の曲の美質を明らかにします。国際的に音楽学者としても名高い彼女だけに、楽器の特性を存分に生かした輝かしい演奏と解釈は、かなりのハイドン通でさえうならせること間違いありません。グルックやホミリウスなどの録音で高い評価を受けている新デュッセルドルフ宮廷楽団のバックも冴えています。指揮をしているのはヴァイオリニストでもあるウィスコンシン生まれのメアリー・ウティガー。ムジカ・アンティクワ・ケルンやレザデューなどのバロック・アンサンブルと共演を重ねる実力派です。(2010/03/17 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5022 |