ソレール, アントニオ(1729-1783)
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カタルーニャの作曲家、ソレルのソナタ集です。第1集(8.572515)の15曲とともに、ケンブリッジのフィッツウィリアム博物館所蔵の原稿による演奏で、この27曲分のスコアのみが、彼の真筆とされています。これらのソナタは、いくつかの例外を除くと、2つの同じ調性のソナタが対になっていて、どれもエレガントな"遅い部分"と、極めて活動的でよく動く「速い部分」が見事なコントラストを形成していて、この第2集のソナタはすべてその法則に当てはまり、実質6曲のソナタと見た方がよさそうです。とにかくまだまだ研究の余地のある興味深いこれらの作品を、2009年マリア・カナルス国際ピアノ・コンクールの覇者シムクスが見事な技巧で聴かせてくれます。(2012/03/14 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572516 |
18世紀後半までの鍵盤楽器作品と言えば、ほとんどがチェンバロのために書かれています。姿はピアノとよく似ていますが、音を出す仕組みが異なっており(ピアノのように弦を叩くのではなく、弦をはじいて音を出す)、フレージングの微妙なニュアンスは演奏者のタッチによって左右される繊細な楽器です。ピアノの普及に伴い一度は廃れてしまいましたが、20世紀になって、古楽演奏自体に注目が集まったことや、コンサートホールでも音が響くように楽器が改良され、プーランクら何人かの作曲家が作品を書いたこともあり、現在では楽器の魅力が幅広く定着しています。(2020/02/21 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.578184 |