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New Releases - 2019年07月 発売タイトル

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    安倍圭子/クルイサン/ディニク/サミュート:器楽と室内楽作品集(ヴァシレヴァ/ディニス/ヴィヴィ・ヴァシレヴァ五重奏団)

    【ドイツの人気打楽器奏者が誘う、パーカッションの新しい可能性】バイエルン州ホーフでブルガリア系音楽一家に生まれたヴァシレヴァ。幼いころからヴァイオリンを学んでいましたが、ある夏、ブルガリア滞在中にパーカッションの演奏に接し開眼して以来、並行してその習得をはじめました。ミュンヘンでペーター・ザードロに学んだのち様々なコンクールで優勝を収め、今日ではドイツでも人気のソロ打楽器奏者へと成長しています。本格的な活動を始めてからは初めてとなる今回のアルバムでは、自らを通じた音楽で物語を伝えたいという彼女のコンセプトのもと、様々な国の作曲家による多様な作品が収められました。フォルクローレの要素を取り込んだジャズで人気のアルゼンチンのギタリスト、ギジョ・エスペルによる「サンバ」(ブラジルのSambaと違い、アルゼンチンの優美なZamba)、パリ管弦楽団の首席打楽器奏者で、作・編曲でも知られるエリック・サミュによる「セイリング・フォー・フィル」など、打楽器のレパートリーとして比較的知られた作品も収録しています。マリンバの第一人者として世界的に評価されている安倍圭子の「涙のパヴァーヌ」は、有名なダウランドの「ラクリメあるいは7つの涙」の主題によるたいへん美しい変奏曲。また2015年に結成されたヴァシレヴァのクインテット、そしてブラジル出身のギタリスト、ルカス・カンパラ・ディニスの活躍も特筆もので、彼女と息の合った演奏を聴かせています。(2019/07/26 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA463

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    フレスコバルディ:声楽と鍵盤作品集(ピサーニ/アンサンブル・アルテ・ムジカ/テストリン/モンティッラ=アクレーロ)

    【イタリア古楽界屈指の名匠チェーラ、ついにイタリア・バロック最大の鍵盤作曲家の全曲録音へ!】バロック期における音楽の本場イタリアにあって広範なレパートリーを録音してきた古楽鍵盤奏者フランチェスコ・チェーラが、満を持してイタリア・バロック最大の鍵盤作曲家フレスコバルディの世界に臨みました。若き日にはフェラーラの宮廷でジェズアルドらの高度なマニエリスム和声芸術を吸収、17世紀初頭にはローマ教皇庁で並ぶ者なきオルガン奏者として活躍し、イタリア内外に無数の門弟を育てたフレスコバルディですが、その作品のなかでも最も重要なのは4編の鍵盤曲集。オルガンないしチェンバロのために書かれ、カトリックの礼拝時にオルガン奏者が声楽を交えて弾く前提で作曲された音楽も含む、イタリア・バロック鍵盤音楽の最初にして最大の金字塔的名作集といっても過言ではありません。7枚のCDにはフレスコバルディの生前に刊行された四つの重要な印刷譜の音楽が網羅され、その充実した音楽世界を隅々までくまなく味わえるBOXになっています(カプリッチョ第7番はデジタル配信のみとなっており、このCDには収録されていません)。チェーラは周到な作品分析のもと、ピッチが細かく異なる5種類のチェンバロと4種類のオルガンを使い分け、フレスコバルディが活躍した時代と地域をよくふまえた楽器選択で、作曲家自身がイメージしていたであろう音像に迫ります。声楽部分では、彼がしばしば共演しているアンサンブル・アルテ・ムジカが参加。イタリアにおけるルネサンス声楽演奏の核をなすヴァルテル・テストリンら名手も多く加わり、チェーラの確かな作品解釈と息の合った共演を披露。まさに17世紀ローマの演奏現場を垣間見るかのような、本場直送の最新録音の集大成と言ってよいでしょう。(2019/07/26 発売)

    レーベル名:Arcana
    カタログ番号:A463

  • リュリ/F. クープラン:声楽アンサンブルと器楽作品集(アンサンブル・マルグリット・ルイーズ/ジャリー)

    【ヴェルサイユ宮の華麗なミサを再現!】2007年にガエタン・ジャリを中心に結成され、フランソワ・クープランの親族にして優秀な歌手だったというマルグリット・ルイーズの名を冠したグループによる、太陽王ルイ14世のためのミサを再現したアルバム。壮麗な行進曲と共に王が入場するところに始まり、ドラランドとリュリのグラン・モテ、その間を繋ぐクープランのプティ・モテがオルガンのインターリュードを挟んで並べられています。20人を超える声楽陣、13名の弦楽、6名の木管、4本のトランペット、そしてバス・トランペット(名手マドゥーフが担当)、セルパンにティンパニ、通奏低音という豪華な編成で、こういったミサがまさに執り行われたであろうヴェルサイユ宮殿の礼拝堂にて録音されています。(2019/07/26 発売)

    レーベル名:Château de Versailles Spectacles
    カタログ番号:CVS008

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    モニューシュコ:弦楽四重奏曲第1番、第2番/ザレンプスキ:ピアノ五重奏曲(プラヴナー五重奏団)

    (2019/07/26 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555124-2

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    テレマン:さまざまな楽器のための大協奏曲集 6 (ラ・スタジオーネ・フランクフルト/シュナイダー)

    (2019/07/26 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555239-2

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    ライゼンシュタイン:ピアノ協奏曲第2番/セレナード/序曲「シラノ・ド・ベルジュラック」(トリンドル/ニュルンベルク響/トラウプ)

    (2019/07/26 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555245-2

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    チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番 - 第3番/弦楽四重奏曲 変ロ長調/フィレンツェの思い出(ダネル四重奏団)

    (2019/07/26 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555292-2

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    グリーグ:チェロとピアノのための作品集(ヤーフェ/フレーリヒ)

    ドイツのチェリスト、ラモン・ヤッフェが演奏するグリーグのオリジナルのチェロ・ソナタを含む様々な作品集。1866年、グリーグ23歳の時に書かれた「間奏曲」は1979年まで出版されることのなかった秘蔵の曲で、未完成となった組曲の中の1編です。かたや「チェロ・ソナタ」は40歳の作品。充実した作風によるグリーグ唯一のチェロ・ソナタです。第2楽章は『十字軍の兵士シグール』の「忠誠行進曲」から流用されるなど、工夫が凝らされています。いくつかの歌曲は、ピアニスト、フレーリヒがチェロのために編曲を施したもの。ヤッフェはチェロの深い音色を生かし、旋律の美しさをストレートに歌い上げています。*価格を改定しての再案内となります。(2019/07/26 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777284-2

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    ヴァインベルガー:歌劇「バグパイプ吹きシュヴァンダ」(抜粋)/ボヘミアの歌と舞曲(ラインラント=プファルツ州立フィル/シュテフェンス)

    (2019/07/26 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777513-2

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    メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番、第3番(カザフスタン国立弦楽四重奏団)

    若い音楽家たちによって結成された「カザフスタン国立弦楽四重奏団」によるメンデルスゾーンの2つの弦楽四重奏曲。18歳の時に書かれた「弦楽四重奏曲第2番」は多くの点でベートーヴェンの弦楽四重奏との類似が認められます。この当時、ベートーヴェンの後期の弦楽四重奏曲は「不可解で取り返しのつかない恐怖」と評されるほどに、人々の理解を得られていませんでしたが、メンデルスゾーンはこれらの曲を分析し、自作にも数多くの引用を行うなど作品のとりこになっていました。全曲のほとんどを短調が支配し、暗く情熱的な気分に満たされていますが、メンデルスゾーンらしくロマンティックな面も備えています。その11年後に書かれた第3番は、音楽的にもかなり充実しており、すでにベートーヴェンの影響からは完全に脱しています。前年に結婚したセシル・ジャンルノーとの幸せな生活が反映されたとされる明るく輝かしい曲想が魅力的な作品です。(2019/07/26 発売)

    レーベル名:Divox
    カタログ番号:CDX-21202