Home > CD & DVD > New Releases

 CD & DVD/BD



New Releases - 2020年02月 発売タイトル

Search results:56 件 見つかりました。

  • 詳細

    J.S. バッハ/ブゾーニ:ピアノ作品集(ミヒールス)

    【今こそ歴史的ピアノで向き合うべき、「ブゾーニのバッハ」の素顔を】現代ピアノを知らなかったバッハが書いた音楽は、18世紀に存在していたチェンバロやバロック楽器で弾いてこそ真の姿に近づける――20世紀に「古楽器演奏」という新たなムーヴメントが広まってゆく過程で、バッハの思い描いた作品像を大きく歪めたロマン派的解釈の象徴のように扱われるようになり、古楽器愛好者たちからは忌避されさえしたのが、20世紀初頭に活躍したブゾーニによるバッハ作品の編曲版でした。しかし実際はブゾーニとて、私たち21世紀人たちから見れば100年前の音楽家です。弦楽器は羊腸弦がまだ主流で、リストやブラームスが生演奏するピアノを聴いていた世代の多くと時代をともにしたこのピアニスト=作曲家のバッハ観を、スタインウェイのピアノが極東の津々浦々まで普及した現代の「普通のピアノ感覚」と並列の認識でよいものでしょうか?マーラーやストラヴィンスキーの作品までピリオド楽器で演奏されるようになってきた今こそ、19世紀末当時の楽器と奏法でブゾーニのバッハ編曲のありようを問い直す意義は大きいと言えるでしょう。すでに歴史的ピアノでの録音も複数存在するドビュッシーやサティと同年代でもあるブゾーニ自身の作品も含めて演奏するのは、古楽大国ベルギーの名手ヤン・ミヒールス。『ドビュッシーのトンボー』(FUG590)でも絶賛を博した歴史的ピアノ奏者がくりだす丁寧な解釈が、作曲家自身と同世代のベヒシュタイン・ピアノでいや増しに輝きます。19世紀末のピアノの製作理念を取り入れ、ダニエル・バレンボイムの絶賛も受けたクリス・マーネの並行弦ピアノも適切な存在感をあらわす、21世紀ならではの新録音です。(2020/02/14 発売)

    レーベル名:Fuga Libera
    カタログ番号:FUG760

  • 詳細

    シャイユ:塊/足跡/伝説/蜃気楼/時の逆流(ミッコラ)

    【注目のフランスの作曲家がおくる11の内面への旅】1970年生まれのシャイユが、過去と未来の境界線をぼかし、想像力からも解放されるといった方法を探しながら作曲したという11の小品集『伝説』。生まれた作品には独特の美しさと緊張感があり、聴く者の心の動きを通して様々な景色が見えてくるようです。現代作曲家たちからも信頼が深いだけでなく、aeonレーベルでのラフマニノフやブラームスなどクラシックな演目での名演も高く評価されているフランスのフィンランド人ピアニスト、ラウラ・ミッコラの注目企画です。(2020/02/14 発売)

    レーベル名:Fuga Libera
    カタログ番号:FUG761

  • 詳細

    アルチョーモフ/グバイドゥーリナ/ススリン:ロシアの室内楽作品集(アンダーソン/アストラエア)

    現代ロシアを代表する3人の作曲家、アルチョーモフ、グバイドゥーリナ、ススリンが、自分たちの作品や、南コーカサス地域(アゼルバイジャン、アルメニア、ジョージア)と中央アジアの楽器を用いて即興演奏を行うために1975年に結成した「アストレア・アンサンブル」。最初の2曲は、1977年と80年にロシアで録音されたもの。3人の作曲家がドゥドゥク(ダブルリードの木管楽器)、サラムリ(リコーダーに似たジョージアの笛)、タール(長いネックのリュート属の楽器)、マンドリンや様々な種類のドラムやベルを演奏、ユニークな響きを楽しめます。3曲目は、卓越した技術をもつアメリカのトロンボーン奏者、マイルズ・アンダーソンとアルチョーモフのコラボによるカリフォルニアのスタジオでの録音。登場するドイツ語の愛の詩のテキストは、最後のロシア皇帝、ニコライ2世の日記からとられたもので、少しだけエレクトロニックな処理が施されています。この貴重な録音はこれまでロシアのみで発売されてきましたが、今回初めて世界発売となります。 (2020/02/14 発売)

    レーベル名:Metier
    カタログ番号:MSV28595

  • THE MELODIC LINE

    ドイツ出身フランス在住のピアニスト フランク・ヴェステ、アメリカのトロンボーン奏者ライアン・ケベール、フランスのチェロ奏者ヴィンセント・クルトワによるトリオ"REVERSO"2枚目のアルバム。心地よいリズムと、詰め過ぎず程よい密度の音から生まれる手のひらに載るようなグルーヴ、リリカルなピアノ、メロディアスなトロンボーンによるリラックスしたサウンドが基調。時折挟まれる高テンションのアクセントもまた、程よいスパイスとなっています。(2020/02/14 発売)

    レーベル名:Outnote Records
    カタログ番号:OTN631

  • 詳細

    J.S. バッハ:ヨハネ受難曲 BWV 245 (シュミット/ストラジャナッツ/ミールズ/ギヨン/トリッチュラー/コレギウム・ヴォカーレ・ゲント/ヘレヴェッヘ)

    【ヘレヴェッヘの究極形としての「ヨハネ」。バッハの時代の作法が紡ぎ出す迫真の受難物語】フィリップ・ヘレヴェッヘの自主レーベルから『ヨハネ受難曲』が完全新録音で登場します。齢70を記念してのインタビュー本『フィリップ・ヘレヴェッヘとの対話』(カミーユ・デ・レイク編著/LPH026)で「これからの時間は自分にとって本当に必要と思える作品の演奏に使いたい」と語ったヘレヴェッヘが、自らのレーベルで世に問うバッハの新録音は、一つ一つに大きな意義があるところ。そして事実、この『ヨハネ』新録音は同作究極の解釈と呼びうる気合い充分な内容に仕上がっているのです。さまざまな異版が残り、作曲家自身による決定稿と呼びうるものがないバッハの『ヨハネ受難曲』。ヘレヴェッヘはharmonia mundi franceで既に1987年と2001年にこの作品を録音、とくに後者はマーク・パドモアを福音史家に起用し、『マタイ受難曲』第1部終曲が冒頭にあしらわれている異例の1725年第2稿を採用したことで大きな話題となりました。今回は最初の録音と同じ版を基調にしているようですが、冒頭曲はむしろ1987年盤よりもアップテンポで始まる、時に熱に浮かされたような迫真の音作り。演奏者同士の堅い信頼感から生まれるコレギウム・ヴォカーレ・ヘントならではの一体感とあいまって、えも言われぬエキサイティングな受難物語が展開してゆきます。福音史家は、近年ヘレヴェッヘの名演に続々参加しているマクシミリアン・シュミット。末永く聴き深められそうな『ヨハネ』の新名盤、お見逃しなく!(2020/02/14 発売)

    レーベル名:PHI
    カタログ番号:LPH031

  • ライヴ・イン・シュトゥットガルト '67

    デューク・エリントン・オーケストラの1967年3月6日、シュトゥットガルト・リーダーハレでのライヴ。SWR(南西ドイツ放送) JAZZHAUSレーベルのベストセラーを再発売。(2020/02/14 発売)

    レーベル名:SWR Jazzhaus
    カタログ番号:JAH-403

  • NULL

    SWR NEWJazz Meeting 2017[2枚組](2017年、SWR(南西ドイツ放送)ジャズ・ミーティング50周年記念のライヴ・レコーディング。南アメリカで最も偉大なジャズ・ミュージシャンの一人、ペドロ・マルチンスがこのライヴのために組んだセッションSpider's Eggによるライヴ。 発売)

    レーベル名:SWR Jazzhaus
    カタログ番号:JAH-477

  • 詳細

    アルプス交響曲~トラップ一家のその後~(マスターズ・ブラス・ナゴヤ)

    編曲作品(アレンジもの)かく語りきマスターズにしかできない、超弩級のライブ録音! “音楽を楽しむ”をコンセプトに『伝統と革新』を追求するマスターズ・ブラス・ナゴヤ。マスターズ・ブラス・ナゴヤは2016年に結成された、東海地区のオーケストラ奏者、音楽大学の講師、フリーランス奏者によって構成される吹奏楽団です。2016年華々しくデビューし、吹奏楽ファンのみならず、クラシックファンからも吹奏楽を超えた吹奏楽!と好評を博しています。このCDは2019年4月28日に愛知県芸術劇場コンサートホールで行われた第4回定期演奏会をライブ録音したもの。 プログラムのサブタイトルは「トラップ一家のその後」。マエストロ鈴木竜哉氏いわく、『このプログラムはマスターズ・ブラス・ナゴヤによるポップス・ステージなのです。』 もしもアルプス交響曲の登山者がトラップ一家だったとしたら?という架空のストーリーのもと、祖国を後にして旅立った彼らのその後の道のりはいかなるものだったかを想像しながら(おそらく大変なものだったにちがいないが)このアルバムをお楽しみいただければ幸いです。鈴木竜哉 SUZUKI Tatsuya (音楽監督&指揮)横浜生まれ。2001年東京音楽大学付属高等学校トランペット専攻を卒業、東京藝術大学音楽学部指揮科に入学。2004年安宅賞を受賞し、2005年3月同大学を首席で卒業。6月には同大学主催の新卒業生紹介演奏会において藝大フィルハーモニアを指揮、好評を博す。これまでに指揮を佐藤功太郎、汐澤安彦の両氏に、トランペットを林昭世氏に、ピアノを北川暁子、井田康子、渡辺真知子、西澤はな子の各氏に師事。神奈川フィルハーモニー管弦楽団、セントラル愛知交響楽団を指揮するほか、ピアニストの小川典子氏、オルガニストの三浦はつみ氏をはじめとする、多くの演奏家と共演。「奇を衒うことのない、真摯な音楽づくり」は、現在でも高い評価を受けている。オペラの分野においても、これまでに新国立劇場「魔笛」、二期会「魔笛」、びわ湖ホール・神奈川県民ホール共同制作「ばらの騎士」、をはじめ数多くのオペラ副指揮者、合唱指揮者を務める。ドラマ「のだめカンタービレ新春スペシャル in ヨーロッパ」、映画「のだめカンタービレ最終楽章 前編・後編」の指揮指導を行うなど、「クラシック音楽の裾野を広げる」べく、各方面において積極的に活躍。今後の活躍が大いに期待されている指揮者の一人である。マスターズ・ブラス・ナゴヤ Masters Brass Nagoya2016年結成。東海地区のオーケストラ奏者、音楽大学の講師、フリーランス奏者によって構成される。吹奏楽が持つ魅力の一つである""音楽を楽しむ""をコンセプトとし、「伝統と革新」を追求し、さらなるクラシックファンの裾野を広げることを目的としている。(2020/02/07 発売)

    レーベル名:Masters Brass Nagoya
    カタログ番号:MBN5-2019

  • 詳細

    オーベール:歌劇「青銅の馬」(フックス/ディ・コスタ/ヘッペ/トーンキュンストラー合唱団/大ウィーン放送管/クルト・リヒター)

    【フレンチ・オペラの忘却の大家、オーベールの貴重な録音を復刻!】ケルビーニに作曲を師事し、1842年に現在のパリ音楽院の院長に就任、1852年にはナポレオン三世の王室礼拝堂楽長にも就任したオーベール。当時パリ・オペラ座で人気を博したその作品ですが、現在では全曲で演奏されることはほとんどありません。台本作家ウジェーヌ・スクリーブとの共作で作られた代表作の一つを、1953年にオーストリア放送で録音した貴重な放送用音源より復刻。歌唱はドイツ語となっており、ウィーン伝統の響きで楽しむことが出来ます。物語は『アラビアン・ナイト』に含まれる物語を発展させ、舞台を中国としたもの。その背に乗った男全てを、美しいステラ姫率いる女性たちの待つ金星へと連れていく青銅の馬。そこで課された問題を解決すれば、美しい女性たちのうち一人を選び共に地球へ帰れますが、解決できなければ一人で追い返され、その体験を他人に話すと石になってしまいます。この青銅の馬をめぐる、王子や老官吏たちの物語。(2020/02/07 発売)

    レーベル名:Orfeo
    カタログ番号:C986192

  • 『エグモント』『レノーレ』[2枚組]

    【ベートーヴェンとレイハ、2020年に生誕250年の同い年二人が書いた物語音楽をカップリング】ベートーヴェンがゲーテの戯曲のために作曲した付随音楽『エグモント』。実在の伯爵をモデルとし、スペインの弾圧からネーデルラントの人々を解放しよう立ち上がるも投獄され、民衆の自由のため自らの処刑を受け入れるという英雄の物語。全曲演奏の機会はそう多くないこの作品を、アルブレヒトが指揮をした定番演奏です。ドイツの詩人ゴットフリート・アウグスト・ビュルガーが発表したバラード『レノーレ』は、出征した恋人ヴィルヘルムを待つレノーレの物語。戦争が終わり兵士たちが戻っても恋人は戻らない。待ちわびるレノーレの元にヴィルヘルムがやっと戻って来るが、「結婚する場所へ行こう」とレノーレを馬に乗せ、二人で遠い道のりを駆けてゆく。そうしてたどり着いた墓場でヴィルヘルムは骸骨へと変貌し、二人は大地に飲み込まれる、という怪談めいた話。レイハの故国チェコの合唱団とオーケストラを中心に、深い共感を持って作り上げた素晴らしい演奏で。(2020/02/07 発売)

    レーベル名:Orfeo
    カタログ番号:MP1903