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New Releases - 2021年01月 発売タイトル

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    愛は彷徨う - シューベルトの生涯(語りと様々な音源による伝記)

    【音で綴るシューベルトの生涯と、初発売のブロムシュテットの「グレート」!】BR-KLASSIKの人気シリーズ、音で綴る作曲家の生涯シリーズに、シューベルトが登場。ドイツのラジオなどで人気のナレーターとシューベルト役の俳優が、その短い生涯での叶わぬ恋、身体を蝕む病、そして死をCD3枚にわたって描きます。全編ドイツ語。またそのバックには、有名演奏家による名曲の数々が部分的に使用されています。そしてDISC4には、ブロムシュテット指揮バイエルン放送交響楽団による「グレート」を全曲収録。2010年のライヴ音源で、発売は今回が初めて。細やかにコントロールされながらも軽やかさを失わない歌心、そして全体としてはスケールの大きさが際立つ素晴らしい演奏です。(2021/01/15 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900927

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    パラディーノ:リュート作品集(フェレ)

    【ARCANAレーベルの「作品1」は、南フランスに花開いたルネサンスのリュート芸術】Astreeを立ち上げた伝説的プロデューサーのミシェル・ベルンステンが、そのNAIVEへの発展的解消にさいし再独立、1993年に立ち上げたArcana。記念すべきリリース番号1を冠されているのが、この味わい深いリュート録音です。ミラノ出身のリュート奏者パラディーノは16世紀中盤、その頃イタリア人が多く暮らしていたフランス南部リヨンで活躍しました。当地で刊行された2編の作品集は、イタリアの器楽作法がフランスへもたらされた貴重な例です。ジャヌカンらの多声シャンソン全盛期と同時代であることを示す編曲例も興味深い一方、ファンタジアや舞曲の数々にはフランチェスコ・ダ・ミラノらに通じる深みもあります。名手フェレの確かな解釈は、その魅力を存分に伝えています。(2021/01/15 発売)

    レーベル名:Arcana
    カタログ番号:A905

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    ビーバー:ロザリオのソナタ(レツボール/アルス・アンティクヮ・アウストリア)

    【同曲集最高の録音とも目されてきた名盤、レツボール最初の「ロザリオのソナタ」】オーストリア17世紀を代表する作曲家のひとりであり凄腕ヴァイオリン奏者であったビーバーが、長く仕えたザルツブルク大司教のために書いた『ロザリオのソナタ集』は、15の通奏低音付ソナタで聖母マリアの生涯のエピソードを表現したもので、14通りの変則調弦を通じて当時のヴァイオリンの作曲技法が縦横無尽に披露され、末尾には無伴奏の長大なパッサカリアが添えられています。同じオーストリア出身の名手レツボールが1997年にリリースしたこの録音は、多彩な通奏低音パートの考え抜かれた解釈といい、レツボール自身の圧巻というほかない超絶技巧といい、隅々まで美しさがきわだつ鮮烈な録音として高い評価を博してきました。プレス切れ期間も長く復活を望む声がとくに多かったタイトルですが、このたび廉価シリーズの第一弾リリースに編入され、お求めやすく再登場することに。PAN Classicsから登場したレツボールの同曲新録音(2020年レコード・アカデミー賞音楽史部門受賞)との聴き比べは、古楽ファンならぜひ楽しみたいところです。(2021/01/15 発売)

    レーベル名:Arcana
    カタログ番号:A902

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    ロンベルク:交響曲第1番、第3番/序曲「スキピオの寛大さ」 (フィオン/グリフィス)

    ドイツの作曲家アンドレアス・ロンベルク。幼少期よりヴァイオリニストとして演奏活動を行い、パリ、ウィーン、プラハからイタリア各都市でのツアーで名声を高めました。1790年からはボンの宮廷オーケストラに参加し、若きベートーヴェンと出会ったことでも知られています。現代では主としてヴァイオリン作品の作曲家と見做されていますが、交響曲も10曲ほど書き上げています。これらは1817年、ドイツの有名な音楽新聞“アルゲマイネ・ムジカリッシェ・ツァイトゥング”でハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンと同格扱いされたほどに高い人気を誇っていましたが、次第に忘れられてしまい、彼の存命中に印刷されたのは4曲のみ。そして現在譜面が現存しているのは6曲のみです。今作ではその中から、ケヴィン・グリフィスの指揮により第1番と第3番、序曲「スキピオの偉大さ」が演奏されています。古典派とロマン派を繋ぐ音楽です。(2021/01/15 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777052-2

  • 国王御就寝~ルイ14世の寝室に響いた入眠の宮廷音楽(ルーセル/リニョール/ルコント/デサン/コッテ)

    【かの国王が眠るまで奏でさせた名品を、ヴェルサイユに集う精鋭たちの絶品解釈で】ルイ14世は洗練された文化人たちを王室に集め、建築や美術、練兵や服飾のみならず音楽においても最高級の粋に囲まれました。しかもその宮廷生活を公に披露し、衆人見守るなか絢爛な音楽を奏でさせ食事をしたり、寝室に向かったりしています。そして最後はマレやド・ヴィゼーらごく数人の秀でた楽人たちだけを寝室に連れ、眠りに落ちるまで音楽を奏でさせたそうです。本盤はそこで王が聴いたであろう、昔日の栄光と安らぎを演出する楽曲を入念に選曲。フランス語圏の古楽界で多忙な活躍を続けてきた実力派たち(トラヴェルソのヴァレリー・バルサやヴァイオリンの川久保洋子など多くの一流アンサンブルで見かける奏者ばかりです)が本気で「昔日の安らぎ」を追求した演奏を、Alpha初期の名盤群で知られる自然派録音技師ユーグ・デショーによるエンジニアリングで生々しく収録しました。結果それが王者の豊かさで快眠をもたらすか、むしろ脳を刺激されて聴き入ってしまうかはあなた次第……ヴェルサイユ・バロック音楽センターの碩学トマ・ラコントによる充実解説(英独訳付)のほか、絢爛の極致ともいうべき史跡ヴェルサイユ宮殿でのライヴを収録したDVDが添えられているのも嬉しいところです。(2021/01/15 発売)

    レーベル名:Château de Versailles Spectacles
    カタログ番号:CVS029

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    ヴィヴァルディ:フルート協奏曲集 RV 442, 443, 444/室内協奏曲集 RV 95, 101, 108 (オーバーリンガー/ソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカ)

    【イタリア古楽界の俊才集団+名手オーバーリンガー!夢の共演が装い新たに】イタリア・バロック最大の作曲家のひとりヴィヴァルディが残したさまざまな楽器のための協奏曲のうち、「フラウト」つまり「笛」の扱いは長年の議論の種でありつづけてきました。作品番号10を冠して楽譜出版したフルート協奏曲集は明確に横笛を想定しているにもかかわらず、そこに集められた協奏曲のいくつかの初期稿には縦笛、つまりリコーダーが念頭に置かれている作例も少なくないからです。さらにフラウティーノ(ソプラノ・リコーダー)独奏のための協奏曲にも傑作があり、このアルバムはそうしたアンビバレントな「ヴィヴァルディの笛」をリコーダー目線から捉えた名盤のひとつとして見過ごせません。なにしろソロ奏者は現代最高のプレイヤーのひとりドロテー・オーバーリンガー、オーケストラはイタリアの俊才集団。民俗音楽とのつながりが垣間見える作品では、当時もしばしば用いられていたハーディガーディも使いながら、抑揚に富んだヴィヴァルディ芸術の味わいを歌心豊かに伝えてくれる傑作アルバムに仕上がっています。(2021/01/15 発売)

    レーベル名:Arcana
    カタログ番号:A910

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    チェレプニン:バレエ音楽「アルミードの館」(モスクワ響/シェク)

    サンクトペテルブルク出身の作曲家ニコライ・チェレプニン。リムスキー=コルサコフに師事、指揮者として活動しながら作曲をはじめます。彼は1909年から1914年にかけてセルゲイ・ディアギレフのロシア・バレエ団に指揮者として参加し、最初のパリ公演でも指揮者を務めており、数々のバレエを手掛けた他、1911年のシーズンにはフォーキンの振付で自作の『アルミードの館』を初演。フランスの古城で起きる神秘的な物語を生き生きと描いたこのバレエは大好評を博しました。チャイコフスキーを思わせる息の長い旋律と、フランスの印象派の影響を融合させた美しい響きが魅力的な作品です。(2021/01/15 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573657

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    王のヘンデル~ロンドン1720年代のアリア集(ザイシク/ル・コンソール)

    【快進撃続く古楽シーン最前線の名歌手ザイシク、満を持してヘンデル作品集へ】すでにAlphaで数々の注目盤を連発してきた、フランス新世代のチェンバロ奏者ジュスタン・テイラーを中心とする少数精鋭楽団ル・コンソート。2019年にはフランス・バロックへの圧倒的適性を示すカンタータ集で批評誌からも高い評価を得ましたが、そのときソロで参加していたエヴァ・ザイシクとの新しいアルバムはバロック王道中の王道、ヘンデル躍進期のオペラ・アリア集! ザイシクは2010年までパリのノートルダム大聖堂聖歌隊にいた若手ですが、その後はパリ音楽院在学中から数々のバロックオペラ公演に登場、ル・ポエム・アルモニークやレザール・フロリサンなど最前線のフランス古楽グループのオペラ公演で注目を浴び続け、2018年に音楽院の専門コースを卒業するまでにはすっかりバロックオペラの新鋭として名を知られる存在になっていました。このアルバムではヘンデルがロンドン楽壇で最も注目を浴びた1720年代、王室歌劇場で披露された傑作群からのナンバーを集め、今回が初録音となる仇敵アリオスティやボノンチーニらロンドンのイタリア人たちのアリアも併録。起伏に富んだ一本筋ある選曲に、ル・コンソートの引き締まった編成による血脈の通ったアンサンブルが、音楽をいっそう精彩あふれるものにしています。(2021/01/15 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA662

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    デュボワ:ピアノ五重奏曲 ヘ長調/ピアノ四重奏曲 イ短調(シーリ/カーモン/クレイナッケ/シュパーン/トリンドル)

    1837年、シャンパーニュ地方で生まれたテオドール・デュボワの作品集。ランス大聖堂の教会楽長ルイ・ファナールから教えを受け、その後はパリ音楽院でアンブロワーズ・トマに師事、1861年にローマ大賞を受賞します。以降、マドレーヌ寺院やサント=クロチルド教会の楽長を務めますが、1896年、トマの死に伴い、パリ音楽院院長に就任しました。しかし1905年のローマ賞でラヴェルが参加資格を失った一件から引責辞任しています。このアルバムにはその頃に書かれた2曲の室内楽曲を収録。古典的な形式に則って書かれたピアノ四重奏曲、第2ヴァイオリンをオーボエに変更し独自の響きを模索したピアノ五重奏曲。どちらもピアノの響きをベースに各々の楽器が繊細な旋律を重ねて行きます。オリヴァー・トリンドル、シュテファン・シーリら名手たちの演奏でお楽しみください。(2021/01/15 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555357-2

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    ビレット・コンチェルト・エディション 10 - モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番、第22番

    1941年トルコ生まれのイディル・ビレット。彼女は未だ楽譜を読むことができない4歳の頃からバッハとモーツァルトを愛し、ラジオで聴いたり自身でも奏でていたといいます。1949年にはパリでヴィルヘルム・ケンプに会い、将来一緒にコンサートでモーツァルトを弾くことを約束。4年後の1953年に2人は約束を実現させ「2台のピアノのための協奏曲」を演奏し、パリのシャンゼリゼ劇場で2400人の聴衆を熱狂させました。このようにモーツァルト作品が体の一部になっているビレット、この2019年のトルコにおける演奏会でも、木訥なタッチで愛情あふれるモーツァルトを披露しています。(2021/01/15 発売)

    レーベル名:Idil Biret Archive
    カタログ番号:8.571408