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New Releases - 2021年12月 発売タイトル

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    ミヨー:室内交響曲第1番 - 第6番/屋根の上の牡牛/シザルパン組曲(ルクセンブルク放送管/ミヨー)

    1974年まで存命だったため、数多くの自作自演を録音に残したミヨー。この一連の「室内交響曲」を含むアルバムはその代表的なもののひとつとして知られています。他、ルイ・ド・フロマンの指揮による「屋根の上の牡牛」などのバレエ作品や協奏曲も収録。タンゴやジャズからも影響を受けたというミヨーの多彩な作風がじっくり味わえます。(2021/12/24 発売)

    レーベル名:Vox Box
    カタログ番号:CDX-5109

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    シューベルト:ピアノ・ソナタ第1番、第13番、第17番(マストロプリミアーノ)

    "歌曲王"として知られるシューベルトですが、彼は若い頃からピアノ・ソナタも途切れることなく作曲していました。それらはどれも力作であり、ベートーヴェンの影響と歌謡性が融合した見事な作品ばかりです。18歳の時に書かれた第1番は現在3楽章の作品ですが、本来恐らくは全4楽章あり、終楽章が紛失あるいは未完と考えられています。明朗な楽想の中に時折挟まれる短調の旋律が印象的なシューベルトらしい歌心たっぷりの曲です。第13番イ長調は22歳のシューベルトによる小規模なソナタ。この曲も長調と短調の交代と、軽やかな第3楽章の旋律が印象的です。第17番は1825年の作品。こちらは全曲40分ほどの長さを持つ大規模なソナタで、技巧的かつパワフルな印象を与えます。重厚な第1楽章から第3楽章に比べると、予想外に優雅で軽やかな終楽章を持つことでも知られます。演奏するマストロ・プリミアーノは歴史的な楽器を操り、18世紀から19世紀の作品を得意とするピアニスト。これまでクレメンティやベートーヴェンの演奏で高く評価されています。(2021/12/17 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7906

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    ブルックナー:交響曲集(オルガン・トランスクリプションズ) 2 - 交響曲第2番(アルブレヒト)

    2024年のブルックナー生誕200周年に向けての記念企画、全10巻からなるオルガン版ブルックナー交響曲全集第3弾です。このシリーズは毎年2~3巻をリリース、2024年に完結予定です。1868年からウィーン宮廷礼拝堂のオルガン奏者として活躍をはじめたブルックナー。パリに赴き演奏会を開いたところサン=サーンスやフランクに絶賛され自信を得ました。そして1871年にはロンドンのオルガン・コンクールに参加し第1位を獲得します。彼は当時存在した巨大な建造物「水晶宮」で70、000人の聴衆の前で即興演奏とバッハの小品、自作などを演奏したと伝えられています。その後、しばらくロンドンに滞在し、同年10月から交響曲第2番の作曲に取り掛かりました。ロンドンで得た経験も採り入れられながら1年も経たずにウィーンで完成されたこの交響曲は、すぐさま彼の友人の指揮者オットー・デッソフが初演を試みましたが、オーケストラの団員が「演奏不可能」と評したことからブルックナーは作品を改訂、翌1873年にようやくブルックナー自身の指揮によって初演が行われます。その後、1877年に更なる改訂が行われており、今回のオルガン版はこの1877年の改訂稿が用いられています。ブルックナー自身は大きなオルガンを演奏することを好んでいたようで、1871年に完成したばかりのロイヤル・アルバート・ホールの巨大なオルガン(ヘンリー・ウィリス工房製造)にも魅了されました。このアルバムでハンスイェルク・アルブレヒトが使用したのは、ヘンリー・ウィリスの孫"ウィリスIII世"が製造したオルガンで、こちらも4段鍵盤と78ストップを備えた壮麗な楽器。ロンドンに縁ある交響曲第2番を演奏するには最もふさわしい楽器と言えるでしょう。毎回注目されるこのプロジェクトのための新作は、イギリスの作曲家デイヴィッド・マシューズの「ブルックナーの第2交響曲の緩徐楽章による瞑想」です。他にはブルックナーの詩篇第150篇のオルガン版。こちらは交響曲と同じくエルヴィン・ホルンによる編曲版が収録されています。(2021/12/17 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC478

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    チャイコフスキー/ラフマニノフ:ロシア歌曲集(春の夜)(ベルキナ/シドレンコ)

    ロシアの歌手がチャイコフスキーとラフマニノフの歌曲に挑むことは、常に彼らにおける母国の偉大な作品への理解度と、芸術的成熟度が問われることになります。今作でこの難題に挑むのは若き歌手レナ・ベルキナとピアニスト、ナタリア・シドレンコ。彼女たちは、2人の作曲家による数多くの歌曲の中から、柔らかい緑の葉とライラックの花、ナイチンゲールの歌声や小川のせせらぎに託して描かれる温かく優しい「春」、時には息苦しく憂鬱をもたらしながらも夢を見せる「夜」、そして永遠に繰り返され、時には嘆きと苦しみをもたらす「愛」、この3つをテーマとする歌曲を選び、表情豊かに聴かせます。(2021/12/17 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM381

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    An die Musik - 鶴澤奏シューベルトアルバム

    1994年生まれの鶴澤奏によるシューベルト・アルバム。謙虚で気負いのない自然体のピアノが、シューベルトの佳曲の魅力を清々しく引き出しており、珍しいD459のソナタを含む選曲もたいへん素敵です。アルバム名のAn die Musikは、シューベルトの名歌曲のタイトルに、鶴澤の信条を重ね合わせたもの。凛として純度の高い音楽を奏でる、稀有な新進ピアニストのデビュー盤です。鶴澤 奏(つるさわ かなで)高校3年時にピティナ・ピアノコンペティション特級にて銅賞を受賞し、本格的に演奏活動を始める。2016年に野島稔・よこすかピアノコンクールにて第1位を受賞した際には審査委員長の野島稔氏から「自分の内にある音楽を極めて自然に表出し(中略)作為のあとが見えない、けれん味のない音楽がそのまま楽曲の満ち足りた表現として十分に聴き手に伝わる」と評された。現在主に日本と北米を行き来しながら活発に演奏活動を行っている。2019年にはカサルマッジョーレ音楽祭(イタリア)で弦楽器の公式伴奏者を務め、またカナダではバンクーバー交響楽団の管楽器首席メンバーらと共演するなど、室内楽奏者としての信頼も厚い。菊地麗子、野島稔、清岡登志子、鈴木弘尚の各氏に師事し、東京音楽大学ピアノ演奏家コースを首席で卒業。在学中ヤマハ音楽奨学金を受ける。2017年よりバンクーバー音楽院に所属、Lee Kum-Sing氏のもと研鑽を積んでいる。(2021/12/17 発売)

    レーベル名:sonorité
    カタログ番号:SNRT2102

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    ショパン/ハイドン/シューマン/アデス:ピアノ作品集(リフレクションズ)(ガリアーノ)

    2010年に開催された「第10回ショパン国際ピアノコンクール・イン・アメリカ」で第1位と協奏曲演奏最優秀賞を獲得し、2021年の「ショパン国際ピアノ・コンクール」に予選免除で出場、惜しくも入賞を逃したものの、多くの聴き手に強い印象を残したエイヴリー・ガリアーノ。彼女はカーティス音楽院でゲイリー・グラフマンと、ロバート・マクドナルド、ジョナサン・ビスに師事し研鑽を積みながら、コンサート活動も行う注目の若手ピアニストです。このアルバムには「この曲と出会えたからピアニストになった」という曲を選んでいます。ガリアーノ自身の音楽の自画像とも言える1枚です。(2021/12/17 発売)

    レーベル名:Steinway and Sons
    カタログ番号:Steinway30171

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    シェントン:ピアノ作品集(ポーク)

    ニューヨークを拠点に活動する英国出身の作曲家・ピアニスト、デイヴッド・シェントンの作品集。クラシックの枠に留まらず、ジャズやポップスなど多くのジャンルに精通した音楽家として知られ、ハリウッドやブロードウェイ・ミュージカルのアレンジャーとしても幅広く活躍しています。このアルバムには彼の作風と音楽の好みを端的に示す4つの作品を収録。プーランク風の洗練された響きにジャズのリズムを融合された「6 Musical Oddities 6つの音楽的悪ふざけ」、ショパン風の「バラード」と「ピアノ・ソナタ」など耳なじみの良い旋律を持つピアニスティックな作品が並びます。圧巻は最後に置かれた「サンタが町にやって来る」の変奏曲。おなじみのショパンの練習曲が様々な形で現れ曲を彩ります。時には英雄ポロネーズやソナタまでが顔を出す楽しく、かつ技巧的な小品です。演奏するジョアン・ポークはマンハッタン音楽学校のピアノ学部で教鞭をとる名手。(2021/12/17 発売)

    レーベル名:Steinway and Sons
    カタログ番号:Steinway30187

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    ウェーベルン/ベルク/モンポウ/スクリャービン/ラヴェル/シベリウス:ピアノ作品集(20世紀前半のピアノ音楽 2)(ランジェル)

    2018年にアイヴズのピアノ・ソナタ第2番(コンコード・ソナタ)を中心に収録した『20世紀前半のピアノ音楽 第1集』(STNS-30100)をリリースし、好評を博したアンドルー・ランジェル。この第2集で彼は、ウェーベルン、ベルクといった新ウィーン楽派の作品をはじめ、スクリャービン、プロコフィエフの近代ロシア作品、他、シベリウス、モンポウ、ラヴェルまで多彩な作品を選び演奏。それぞれの曲が持つ特徴を際立たせるとともに、抒情的な側面も強調したメリハリのある音楽を聴かせます。アルバムの締めくくりとして最後に置かれたビル・エヴァンスの「Turn Out the stars」は、ラヴェルの影響が感じられる洒落た小品です。(2021/12/17 発売)

    レーベル名:Steinway and Sons
    カタログ番号:Steinway30195

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    サリヴァン:バレエ音楽「ヴィクトリア朝とメリー・イングランド」(RTEシンフォニエッタ/ペニー)

    アーサー・サリヴァンのバレエ音楽『ヴィクトリア朝とメリー・イングランド』。ヴィクトリア女王の即位60年を記念し、カルロ・コッピの振付により1897年にアルハンブラ劇場で初演された作品です。古代から19世紀までの英国で繰り広げられた歴史的な物語を描くとともに、女王を礼賛した内容に合わせ、愛国心に燃えた登場人物たちが踊るという内容で初演は大成功、6か月ほどのロングランを記録しました。残念なことにサリヴァンの直筆楽譜は失われてしまいましたが、アーサー・サリヴァン協会のロデリック・スペンサーによる、サリヴァン自身が編纂した組曲や他作品の総譜、ピアノ譜、手紙などの資料を基に再構築した総譜を用いて、この録音が行われました。指揮は英国音楽を知り尽くすアンドルー・ペニー。喜び溢れた演奏です。(2021/12/10 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555216

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    ハイドン:ピアノ・ソナタ集 4 (マッコーリー)

    1993年にウィーンのベートーヴェン国際ピアノコンクールで優勝し、同年リーズ国際ピアノコンクールで第2位を獲得したイギリスのピアニスト、レオン・マッコーリーが取り組むハイドンのピアノ・ソナタ集。これまでの第1集から第3集は、どれも英国の音楽誌で高く評価されています。第4集では、ピアノ学習者が手掛けることの多い「第48番ハ長調」と「第49番嬰ハ短調」を中心に1766年から1780年に作曲された6曲のソナタを演奏。第1番は平易に書かれた教育的要素を持った作品ですが、ディヴェルティメント風の楽しさも持ちあわせています。マッコーリーの演奏は、ハイドン作品の楽魅力を存分に伝えています。(2021/12/10 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD0643