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シュワルツ, ジェラード(1947-)

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    クレストン:交響曲第5番/トッカータ/パルティータ(シアトル響/シュワルツ)

    イタリア系移民の子としてニューヨークに生まれたクレストンは過去の大作曲家たちの音楽に魅せられ、基本的に作曲を独学で学び、大恐慌後のアメリカで好んで演奏されるほどに成長しました。伝統的な書法のため暫く忘却の時代が続きましたが、本人の死後ようやく、再び見直されているのです。例えばホイットマンに触発された「揺籃の中から」の、ピアノを中心とした美しい響きは、聴き手を魅了して止まないことでしょう。「交響曲第5番」や「祈りと舞曲」の後半のようにリズミカルな作品は、決して調性がわかりやすくないのに、不思議な魅力を発散、思わず興奮を誘います。DELOSレーベル音源の再発売盤。(2004/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559153

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    クレストン/シュワルツ/グレインジャー/コープランド:吹奏楽作品集(アメリカ海兵隊バンド/シュウォーツ)

    1798年に創設され、1801年にはホワイト・ハウスで演奏、その年の3月、トーマス・ジェファーソン大統領の就任式で演奏を行い「大統領直属=President’s Own」の称号を与えられた由緒あるバンドが、このあ「アメリカ海兵隊バンド」です。1880年にはスーザが隊長を務め、レパートリーと技術の大改革を行い、同時に数多くのスーザの作品も演奏。一層力を付けました。NAXOSにもいくつかのユニークな作品の録音がありますが、このシュワルツが指揮したアルバムも素晴らしいの一言に尽きるでしょう。吹奏楽好きならたまらない「リンカンシャーの花束」を始め、コープランドやバーバーなどのお馴染みの曲から、シュワルツの自作「はるかに超えて-Above and Beyond」など、どれも安心して楽しめる極上の演奏です。(2014/04/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573121

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    クレズマーの協奏曲とアンコール集

    クレズマーとは、結婚式や祭りなどの場でユダヤ人の音楽を演奏する演奏家のことでしたが、今日では音楽そのものを指す言葉です。初期はヴァイオリンが使われたりもしましたが、今日のクレズマーでは、ジャズなどのアメリカ音楽の要素と渾然一体となり、クラリネットやフルートがソリストとして超絶技巧を発揮する音楽として、現代の作曲家が手がけるほどに発展してきています。特にお薦めするのは、伝統的なクレズマーの演奏スタイルを意識した、アルゼンチン出身のゴリジョフの小品(ここでは初演者たちが録音)。これぞユダヤの祈りとアメリカのジャズの融合で、ストレス解消にも、もってこいです。(2005/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559403

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    コープランド:組曲「アパラチアの春」/交響的頌歌/クレストン:交響曲第3番「3つの神秘」(シアトル響/シュワルツ)

    2人の作曲家による傾向の違う作品を並べることにより、近代アメリカの全貌が見えてくるようなアルバムです。コープランドの「アパラチアの春」組曲は、現在では「知らぬ者はない」と言ってもよいほどの名曲であり、1945年にピューリッツァー賞を受賞したことで更に名声を高めたことでも知られています。「交響的頌歌」はボストン交響楽団50周年の記念としてクーセヴィツキーから委嘱されたもので、音楽の精神そのものに捧げられる音楽です。かたやクレストンは、本名をジュゼッペ・グットヴェッジョというイタリア系のアメリカ人。教師としては高く評価されましたが、その作品は1960年代頃から忘れられてしまいました(かろうじて一部の作品が残っています)。しかし、この交響曲第3番はグレゴリオ聖歌にインスパイアされたという感動的なキリストの物語を描いたもの。保守的な作風とはいえ、やはり感動を呼ぶ曲を書くというのは素晴らしいことなのではないでしょうか。(2012/06/20 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.571203

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    コダーイ:組曲「ハーリ・ヤーノシュ」/ガランタ舞曲/ドホナーニ:コンツェルトシュテュック(シュタルケル/シアトル響/シュワルツ)

    コダーイ(1882-1967)の「ハーリ・ヤーノシュ」は本来は劇音楽として書かれた作品です。もともとはハンガリーの詩人ガライ・ヤーノシュの「Az obsitos(兵士の休日・・・カールマンもこの題材でオペレッタを作曲)」に登場する荒唐無稽な話を語る“自称”冒険家の物語で、これを元にパウリニとハルシャーニが台本を書き、コダーイが音楽を担当、「5つの冒険」というジンクシュピールができたもので、この中から6曲を抜粋したものが、現在演奏されるこの「ハーリ・ヤーノシュ組曲」というわけです。曲ごとに使用する楽器が異なり、ハンガリーの民族楽器ツィンバロンまで登場するという楽しいもので、聴いているだけで夢心地になれそうな想像力に富んだ音楽です。ブダペスト・フィルハーモニック協会80周年記念のために書かれた「ガランタ組曲」も心躍る舞曲です。同時収録のドホナーニ(1877-1960)のチェロ協奏曲は、単一楽章でありながらも、本格的な協奏曲であり、抒情的で美しいメロディに満ちた聴きごたえのある名作。名手シュタルケルの納得の演奏が花を添えています。(2012/08/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572749

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    シェーンフィールド:キャンプの歌/ゲットーの歌/シュワルツ:ルドルフとジャネット(ニーデルロー/パース/ミュージック・オブ・リメンブランス/シェーンフィールド)

    この胸を切り裂くかのような悲痛な2つの歌曲集。どちらもナチスの迫害を生き延びた人々の激情、脆弱な希望、そして絞り出されるかのような幽かなユーモアを織り交ぜたテキストによるものです。2004年11月8日に英語ヴァージョンが世界初演された「キャンプの歌」は2003年のピューリッツァー賞のノミネート作品です。曲自体は、どこかマーラーの「子どもの不思議な角笛」を思わせる素朴でアイロニカルなもの。ちょっと聴いただけでは、どちらかというと明るさが勝っていているような印象を受けますが、「本当に悲しい時には涙も出ない」と言われるように、どの曲にも執拗なまでの生への渇望が込められているのです。2008年5月12日に世界初演された「ゲットーの歌」はユダヤの音楽家&詩人モルデカイ・ゲビルティヒの詩による歌。やはり静かな怒りに燃える、心がずっしり重くなる歌曲集です。(2010/01/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559641

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    「創世記」組曲(1945)(ベルリン放送響/シュワルツ)

    ナクソスのミルケン・アーカイヴの中でも際立って貴重な記録と言えるのが当盤です。「創世記」組曲は、アメリカ西海岸在住の名だたる作曲家を中心とした7人のコラボレーション(このメンバーの充実ぶりをごらんください!)により、音楽と語りで旧約聖書の世界を展開するプロジェクト。第二次大戦の終戦年に一度だけ演奏されたものの、大部分は大戦で焼失。今回の録音は、新発見のオリジナル手稿譜をもとにした改訂版による世界初録音となり、遂に21世紀の聴き手を前に、全貌が甦ることになったのです。管弦楽と合唱が織り成す色彩的で起伏に富んだ音楽、そこに詩に合わせてメンバーを変える5人の語りが加わります。(2005/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559442

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    シェン:不死鳥/赤い絹の踊り/チベットのスウィング/フ'ウン(引き裂かれた)(シェン/シアトル響/シュワルツ)

    既にリリースされた「春の夢」(8.570601)や「中国の夢」(8.555866)で、その熱に浮かされたような特異な世界の片鱗を垣間見せてくれたブライト・シェン。彼の音楽にはいつでも東洋的なものと西洋的なものが奇妙に混在し、それこそが無限の可能性を秘めた何かを感じさせてくれるのです。トラック1の「赤い絹の踊り」は彼の特徴を端的に示した作品で、喧噪と静寂が入り混じった刺激的な音で溢れかえっています。トラック3の「不死鳥」はシアトル交響楽団とデンマーク国立交響楽団の共同依嘱作品で、時や文化、場所など全てを超越した希望の象徴として書かれた作品です。(2009/05/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559610

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    W. シューマン:交響曲第3番、第5番/ユダヤ(シアトル響/シュワルツ)

    やや保守的な作風、あるいは過去の大作曲家と酷似した名前が祟っているのか、20世紀屈指の交響曲作家の一人であるにもかかわらず、ウィリアム・シューマンの音楽は十分に評価されているとは言い難い状況です。交響曲第3番は、バロックの形式に範を求める一方で、擬バロック的な味わいは控え目なものとなっていますが、オーケストレーションの巧みさ、とりわけトッカータでのアイデアの多彩さには目を瞠るばかりです。第5番は弦楽のみという地味な編成ですが、その限られたパレット中からでも、実に様々な音色が聴こえてきますし、声部同士の絡み合いの妙はいよいよ冴え渡っています。(2007/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559317

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    W. シューマン:交響曲第4番、第9番/サーカス序曲(シアトル響/シュワルツ)

    交響曲第9番のタイトル「フォッセ・アルデアティーネ」とは、ナチスによる虐殺事件の起きたアルデアティーネ洞窟のことです。作曲に先立って訪れた、同地の印象がインスピレーションを与えたというこの作品は、単旋律で静かに始まり、多くのドラマを経て、弔鐘の打ち鳴らされるクライマックスで終了しますが、その息の長く、深い感情の表現は見事といえましょう。一方、交響曲第4番や小品2曲は、シューマンの別の顔を見せていて、いかにもアメリカといった明るく屈託のないパワーを感じさせる、爽快な仕上がりです。また、どの曲でもそうですが、アカデミックに洗練された作曲技法の確かさにも、感服させられます。(2005/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559254