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ショスタコーヴィチ, ドミートリー(1906-1975)

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    ショスタコーヴィチ:新バビロン(バーゼル・シンフォニア/フィッツ=ジェラルド)

    無声映画のための音楽「新バビロン」は、ショスタコーヴィチ22歳の時に手掛けたもので、監督も23歳のコージンツェフと26歳のトラウベルグという若手であり、俳優も22歳のゲラーシモフを起用したという、何とも若々しく刺激的な作品だったようです。「新バビロン」と言うと、歴史物?と思ってしまうかもしれませんが、実はパリのデパートの名前。ここで働く少女ルイーズがパリ・コミューンの戦士として処刑され、彼女の恋人ジャンがプロレタリア意識に目覚めるという、当時の「体制」に迎合した作品です。公開前に検閲に引っ掛かり、映画を編集し直す羽目に陥り、その際音楽も大幅に書き直されました。このアルバムはその最初の「失われた」原稿総譜から、復元出来得る音楽を全て拾い出しました。最初の編成通り、弦楽器は5人のみで演奏されています。当時流行していた曲を念頭に置きながら、嵐のようなリズムと咆哮する金管ファンファーレを随所にを取り入れたこれらの曲、1930年代の聴衆にはさぞ奇異に映ったことでしょう。(2012/01/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572824-25

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    ショスタコーヴィチ:「ステンカ・ラージンの処刑」/交響詩「十月革命」(シアトル響/シュワルツ)

    当盤のメインを張るのは、ショスタコーヴィチが歴史的・政治的題材を直接的に取り扱った2曲のオーケストラ曲2題です。生涯にわたり、芸術家としてのあり方や作品の内容について、政治体制との化かし合い、騙し合いを繰り返しつつも、芸術的な実りの多い成果を遺した、この大作曲家の晩年の作だけに、権力の御用達としての顔を見せつつも、一筋縄ではない内容の深みを持っている作品と申せましょう。内容の深読みをするのもよし、純粋にカッコいいサウンドに酔うのもよし、演奏、録音機会は今ひとつ少ない曲たちですが、ショスタコーヴィチ鑑賞の醍醐味が凝縮されている逸品です。(2006/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557812

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    ショスタコーヴィチ:声楽と管弦楽のための作品集(ケルン放送合唱団&交響楽団/ユロフスキ)

    ショスタコーヴィチは、交響曲や室内楽で広く知られており、人気のある組曲や映画音楽の一部も耳にする機会は多くあります。しかし、彼の管弦楽伴奏による歌曲はあまり演奏される機会がありません。比較的広く親しまれているのは1949年に、ソビエト連邦の自然改造計画の一環でおこなわれた植林事業を讃えるために作曲されたオラトリオ「森の歌」あたりでしょう。このアルバムでは、そんなショスタコーヴィチの知られざる名作の数々を、ミハイル・ユロフスキが指揮するケルン放送交響楽団による演奏で紹介しています。同オーケストラは、これまでにもセミヨン・ビシュコフやルドルフ・バルシャイといった指揮者のもとで、ショスタコーヴィチ作品の豊かな演奏伝統を築いてきました。他にもテノールと管弦楽のための「日本の詩による6つの歌曲」や、バスと管弦楽のための「ミケランジェロの詩による組曲」、「ユダヤの民族詩より」などの作品が収録されています。(2025/06/06 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C7465

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    ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番、第2番(マスレニコフ/北ドイツ放送響/エッシェンバッハ)

    冷戦終了後のロシアは、非常に才能ある音楽家を多く排出しています。ここでチェロを弾く1980年生まれのマスレンニコフもその一人です。並外れた才能を持ち、既に幾つものオーケストラと共演を重ね高い評価を受けていますがフランス政府の給費留学生として3年間の研鑽を積み、その際、エッシェンバッハの目に留まりました。この若き才能をエッシェンバッハは大切に育み一層優れた音楽家として育て上げたのです。このデビュー盤で名技を確かめてください。(2008/10/22 発売)

    レーベル名:Phoenix Edition
    カタログ番号:Phoenix128

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    ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ Op. 40/ブリテン:チェロ・ソナタ Op. 65/チェロ・ソナタ第3番(ゲオルギアン/ヤング)

    モスクワ生まれの女性チェロ奏者ゲオルギアンは、5歳の時に父親からチェロの手ほどきを受け、モスクワ音楽院に入学。ロストロポーヴィチの元で7年間勉強し、第3回チャイコフスキー国際コンクールで第1位、および金賞を獲得。ハチャトゥリアンのコンチェルト・ラプソディーをシカゴ交響楽団と作曲家自身の指揮でアメリカ初演したのを皮切りに、世界中で演奏活動を始め高い評価を受けました。教師としても優れた才能を発揮、数多くの後進を育てました。このアルバムでは最も得意とするショスタコーヴィチとブリテンの作品を演奏。若手ピアニスト、ジェレミー・ヤングとともにロストロポーヴィチから受け継いだ精神を堂々たる演奏で伝えています。(2019/06/28 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD067

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    ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ/ヴァイオリン・ソナタ(ヤブロンスキー/サランツェヴァ)

    ショスタコーヴィチの成熟期以降の室内楽曲のうち、最も早く書かれた室内楽曲であるチェロ・ソナタは、耳になじみやすい旋律や躍動感に恵まれていて、やや難解な作品の多いこのジャンルで、最も親しみやすい作品の一つと言ってよいでしょう。一方、晩年の作品であるヴァイオリン・ソナタは、同僚の大ヴァイオリニスト・オイストラフの60歳の誕生日に捧げられた作品で、ヴァイオリン、ピアノの双方が演奏至難な難曲としても知られていますが、それ以上にその内容の深遠さは圧倒的です。聴く者にとっても必ずしも敷居の低い曲ではありませんが、20世紀のヴァイオリン・ソナタの最高峰の一つとなっています。(2006/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557722

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    ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ(ヴィオラ編)/ヴィオラ・ソナタ(バルトルディ/ドレイク)

    波乱万丈にして、屈折した作曲家人生を送ってきたショスタコーヴィチが、死の直前に完成させた白鳥の歌、それがこのヴィオラ・ソナタです。往々にしてネクラな作風ともいわれ、この最晩年の作も明るい作品とはいい難いものです。しかし単に暗いだけではなく、澄み切った叙情性に溢れており、実は結構親しみすい音楽ともいえるのではないでしょうか。特にベートーヴェンの「月光」の引用しながら、スローテンポで進められる最終楽章は感動的で、消え入るような終結部を聴き終えた後には、何ともいえない充足感と安らぎが湧きあがってきます。なお併録のチェロ・ソナタはバルトルディ自身による編曲です。(2004/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557231

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    ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ/プロコフィエフ:チェロ・ソナタ/ロストロポーヴィチ:ユモレスク(ゲリンガス/シャッツ)

    (2013/10/23 発売)

    レーベル名:Es-Dur
    カタログ番号:ES2021

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    ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番、第2番(クリーゲル/ポーランド国立放送響/ヴィト)

    チェロ協奏曲第1番は、曲の冒頭でチェロが弾くいかにもソ連っぽい硬質のテーマを中心に展開されます。特に両端楽章はなかなかに尖ったリズムのカッコヨイ音楽で、チェロ独奏のカデンツァである第3楽章の存在もユニークです。続く第2番は、ショスタコーヴィチの晩年の作品ならではの深くて暗く、アイロニーの効いた一筋縄では行かない音楽となっています。こうした世界に哲学的感銘を受けるのが、ショスタコ・ファンの理想像の一つと言われます。ぜひぜひ、お試しあれ。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.550813

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    ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番、第2番(モルク/オスロ・フィル/V. ペトレンコ)

    ノルウェーが誇るチェロの名手、トルルス・モルク(メルク)をソリストに迎えたショスタコーヴィチ(1906-1975)の2つのチェロ協奏曲です。第1番の協奏曲は1959年に作曲。この曲で使われる唯一の金管楽器、ホルンが大活躍するため、実質上は二重協奏曲のような雰囲気を持っています。第2番は1966年に書かれ、当時、健康上に不安を抱えたショスタコーヴィチの心情をそのまま反映した陰鬱で神秘的な曲。ゆったりとした楽章から始まるところも独創的な作品です。どちらの曲も、チェロとオーケストラが存分に力を発揮し、緊密な世界を作り上げていく名曲です。モルクはノルウェー、ベルゲンの音楽家の家庭に生まれ、最初はピアノを学び、やがてヴァイオリン、チェロを弾き始めます。もともとロシア音楽に傾倒していたため、ロシア人チェリスト、ナターリヤ・シャコフスカヤに師事、1982年にはスカンジナビア出身の演奏家として、初めてチャイコフスキー国際コンクールのファイナリストになり、以降、数多くのコンクールで入賞を重ね、同時に世界中のオーケストラと共演し、多くの指揮者から称賛を得ています。レパートリーも幅広く、もともと好きであったロシア作品から、基本的なバッハを始め、数多くの協奏曲や、R・シュトラウスのドン・キホーテなど様々な作品を録音、その魅力を広めています。ONDINEレーベルからはハブリジ・ハトルグリームソンのチェロ協奏曲(ODE1133)がリリースされていますが、このショスタコーヴィチでは更に深化した演奏を聴かせています。指揮者のペトレンコは、NAXOSのショスタコーヴィチの交響曲全集で、そのスタイリッシュかつ堅実な解釈が高く評価されています。ここでもオスロ・フィルハーモニーを意のままにあやつり、緊迫のショスタコーヴィチを聞かせます。(2014/04/23 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1218-2