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ショスタコーヴィチ, ドミートリー(1906-1975)

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    ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ(ヴィオラ編)/ヴィオラ・ソナタ(バルトルディ/ドレイク)

    波乱万丈にして、屈折した作曲家人生を送ってきたショスタコーヴィチが、死の直前に完成させた白鳥の歌、それがこのヴィオラ・ソナタです。往々にしてネクラな作風ともいわれ、この最晩年の作も明るい作品とはいい難いものです。しかし単に暗いだけではなく、澄み切った叙情性に溢れており、実は結構親しみすい音楽ともいえるのではないでしょうか。特にベートーヴェンの「月光」の引用しながら、スローテンポで進められる最終楽章は感動的で、消え入るような終結部を聴き終えた後には、何ともいえない充足感と安らぎが湧きあがってきます。なお併録のチェロ・ソナタはバルトルディ自身による編曲です。(2004/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557231

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    ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ/プロコフィエフ:チェロ・ソナタ/ロストロポーヴィチ:ユモレスク(ゲリンガス/シャッツ)

    (2013/10/23 発売)

    レーベル名:Es-Dur
    カタログ番号:ES2021

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    ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番、第2番(クリーゲル/ポーランド国立放送響/ヴィト)

    チェロ協奏曲第1番は、曲の冒頭でチェロが弾くいかにもソ連っぽい硬質のテーマを中心に展開されます。特に両端楽章はなかなかに尖ったリズムのカッコヨイ音楽で、チェロ独奏のカデンツァである第3楽章の存在もユニークです。続く第2番は、ショスタコーヴィチの晩年の作品ならではの深くて暗く、アイロニーの効いた一筋縄では行かない音楽となっています。こうした世界に哲学的感銘を受けるのが、ショスタコ・ファンの理想像の一つと言われます。ぜひぜひ、お試しあれ。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.550813

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    ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番、第2番(モルク/オスロ・フィル/V. ペトレンコ)

    ノルウェーが誇るチェロの名手、トルルス・モルク(メルク)をソリストに迎えたショスタコーヴィチ(1906-1975)の2つのチェロ協奏曲です。第1番の協奏曲は1959年に作曲。この曲で使われる唯一の金管楽器、ホルンが大活躍するため、実質上は二重協奏曲のような雰囲気を持っています。第2番は1966年に書かれ、当時、健康上に不安を抱えたショスタコーヴィチの心情をそのまま反映した陰鬱で神秘的な曲。ゆったりとした楽章から始まるところも独創的な作品です。どちらの曲も、チェロとオーケストラが存分に力を発揮し、緊密な世界を作り上げていく名曲です。モルクはノルウェー、ベルゲンの音楽家の家庭に生まれ、最初はピアノを学び、やがてヴァイオリン、チェロを弾き始めます。もともとロシア音楽に傾倒していたため、ロシア人チェリスト、ナターリヤ・シャコフスカヤに師事、1982年にはスカンジナビア出身の演奏家として、初めてチャイコフスキー国際コンクールのファイナリストになり、以降、数多くのコンクールで入賞を重ね、同時に世界中のオーケストラと共演し、多くの指揮者から称賛を得ています。レパートリーも幅広く、もともと好きであったロシア作品から、基本的なバッハを始め、数多くの協奏曲や、R・シュトラウスのドン・キホーテなど様々な作品を録音、その魅力を広めています。ONDINEレーベルからはハブリジ・ハトルグリームソンのチェロ協奏曲(ODE1133)がリリースされていますが、このショスタコーヴィチでは更に深化した演奏を聴かせています。指揮者のペトレンコは、NAXOSのショスタコーヴィチの交響曲全集で、そのスタイリッシュかつ堅実な解釈が高く評価されています。ここでもオスロ・フィルハーモニーを意のままにあやつり、緊迫のショスタコーヴィチを聞かせます。(2014/04/23 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1218-2

  • ショスタコーヴィチ/デシャトニコフ/シチェドリン/シュニトケ/フォーレ:チェロとピアノのための作品集(ヴェデルニコフ/ゴリボル)

    2015年に48歳の若さで生涯を閉じたロシアのチェリスト、オレグ・ヴェデルニコフ。才能に恵まれた奏者でありながらも、存分に名声を勝ち得たとは言えない不遇の演奏家の一人です。スヴェドロフスクでエンジニアの家庭に生まれたヴェデルニコフは、ウラルで学んだ後、1989年にモスクワ音楽院の大学院に入学、ナタリア・シャコフスカヤに師事、ソロ活動を始めてすぐにピアニストのアレクセイ・ゴリボルとデュオを結成して活動を始めます。1991年にイタリアのトラーパニで開催された室内楽コンクールで1位を獲得、ロシア同時代の作曲家たちの作品の初演を数多く行う演奏家として知名度を上げました。2001年には北京交響楽団の首席チェロ奏者となり、10年以上中国で活躍、帰国後はモスクワ現代音楽アンサンブルのソリストを務めていましたが、病を得て、2015年6月11日に惜しまれつつこの世を去りました。この1993年に録音されたアルバムは、当時デュオを組んでいたゴリボルとの共演で「20世紀のロシア作品」が収録されていますが、この録音はこれまでリリースされることがなく、ヴェデルニコフの死後1年以上を経て、彼の思い出のためにリリースが決定したということです。(2017/02/24 発売)

    レーベル名:Melodiya
    カタログ番号:MELCD1002452

  • ショスタコーヴィチ/バルトーク/ボロウスキ/ラフマニノフ:サクソフォンとオルガンのための作品集(クロフォード/シュミット)

    サクソフォンとオルガン!なんとまあ不思議な音色の取り合わせでしょう。しかしそんな疑問も最初の曲で氷解します。あのショスタコーヴィチの「名曲」が至って普通の顔をして現れる様子と言ったら!なんだかとても懐かしい気分がするのは、昔遊園地で聞いたメリーゴーランドの音色に似ているせいでしょうか。とにかく、全曲に渡ってまばゆい色と爽快なサウンドは新鮮な驚きをもたらします。バルトークの「ルーマニアのクリスマスの子供の歌」のなんと親しげなこと。思わず笑ってしまうこと間違いなし。ヴィドールのようなオルガンのソロもあり、こちらは煌くような音の洪水となっています。サクソフォンのソロでは、誰もが知っている「ああ、お母さん聞いて(きらきら星)」のメロディを主題にしたクロフォードの変奏曲が聴きものです。(2014/12/24 発売)

    レーベル名:Rondeau Production
    カタログ番号:ROP6089

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    ショスタコーヴィチ:バレエ音楽「黄金時代」(スコティッシュ・ナショナル管/セレブリエール)

    西側で行われている工業博覧会「黄金時代」で開かれている、サッカー大会に参加したソヴィエトチーム=プロレタリアが、ブルジョワの陰謀に負けず大活躍する。そんなたわいのない体制翼賛物語がバレエ「黄金時代」の筋立てですが、ショスタコーヴィチの付けた音楽は、既に歴史的遺物となった台本を超越して輝いています。卓越したオーケストレーション、自在に操つられる不協和音程と、ショスタコ・サウンドは常に満開で、とてつもなくアヴァン・ギャルドな響きが現れたかと思えば、ユーモラスな雰囲気が醸し出されたりと千変万化です。たった4曲の抜粋の組曲版も有名ですが、ボリュームたっぷり2時間超の全曲版を是非どうぞ!(2007/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570217-18

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    ショスタコーヴィチ:バレエ組曲第1番 - 第4番(ロシア・フィル/ヤブロンスキー)

    ショスタコーヴィチといえば、交響曲や弦楽四重奏曲などに聴く「もう勘弁!」と言いたくなるような重苦しさ(特に後期作品)や、果てしなき国家権力との化かし合いといった暗いエピソードのイメージが強いかと思います。しかし彼の作品一覧を見てみると、生涯を通じて、映画音楽やバレエ音楽などの、機会的・実用的娯楽作品を数多く手がけていることがわかります。そんな中から、選りすぐりを集めて再アレンジしたのが当盤のバレエ組曲ですので、この作曲家の楽しい、ユーモラスな面を濃縮した結果となっており、これが「ショスタコ?」といった感の、お気楽曲のオンパレードとなっています。(2004/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557208

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    ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ Op. 87 (シェルバコフ)

    第1回ショパンコンクール第2位受賞という、華麗かつ意外な?タイトルホルダーであったショスタコーヴィチですが、彼は決してピアノ作品をメインフィールドとはしませんでした。また、数少ないピアノ作品も禁欲的というか、ともかくお堅い作風ですが、それだけにあふれる誠実さが絶大な説得力を持っています。いうまでもなく大バッハの平均律曲集を念頭において書かれたこの24の前奏曲とフーガは、そんな彼のピアノ作品の中でも最も重要な位置を占める渾身の作で、生真面目な中にもユーモラスな雰囲気がうかがえたり、あるいは厳粛なムードに包まれたりといったように多彩な楽想と、様々な対位法的な試みに満ち満ちています。(2001/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554745-46

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    ショスタコーヴィチ:ピアノ・ソナタ第1番/24の前奏曲(シェルバコフ)

    ショスタコーヴィチは、その根暗なイメージにもかかわらず?第1回ショパン・コンクール入賞という華々しい経歴を持ちますが、有名なショパンの同名作と調性の配列まで同じくする彼の24の前奏曲は、やっぱりショスタコ流、豊穣なピアニズムよりも、むしろ音数をできる限り節約したかのような印象すらあります。しかしながらその曲想の多彩さと対比の見事さは、ショパンのそれに決して引けを取らぬ完成度と面白さといってよいでしょう。また若きショスタコーヴィチの野心が横溢するハイテンションなピアノ・ソナタ第1番や、小粒でもピリリと魅力的な「格言集」も大変に興味深い作品です。(2003/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555781