シュトラウスII世, ヨハン(1825-1899)
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19世紀に活躍したオーストリアの作曲家ヨハン・シュトラウス父子を中心とした「シュトラウス・ファミリー」は明らかに音楽史における最大の王朝の一つであり、彼らが数多く生み出した煌びやかな音楽は今でも絶大な人気を誇っています。このアルバムでは、「ワルツ王」ヨハン・シュトラウスⅡ世と、彼の弟であるヨーゼフ・シュトラウスの作品を中心に収録。誰もが知っている「美しき青きドナウ」や「ウィーンの森の物語」から、ちょっと珍しい曲までの10曲が楽しめます。トラック2の「ディナミーデン」は、あのR.シュトラウス(シュトラウス・ファミリーではない)の「ばらの騎士」で、“オックス男爵のワルツ”として使われたことでも知られています。誰もが聴くだけで胸が躍るウィンナ・ワルツとポルカの名曲たちを最新録音でお届けいたします。(2012/11/21 発売)
レーベル名 | :Marco Polo |
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カタログ番号 | :8.225353 |
ヨハン・シュトラウス2世が1883年に作曲した喜歌劇《ヴェネツィアの一夜》。作曲当時、彼は27歳年下の歌手アンゲリカ・ディートリヒに夢中になり、すぐさま求婚、結婚したものの、若い妻は夫を大切にすることなく、当時アン・デア・ウィーン劇場の若い監督と駆け落ちしてしまいます。激怒したシュトラウスが、いつも作品を初演していたアン・デア・ウィーン劇場ではなく、ベルリンのフリードリヒ・ヴィルヘルム劇場のために作曲、初演されたのがこの《ヴェネツィアの一夜》でした。しかし台本の出来がイマイチだったせいか、作品はすぐに忘れられてしまいました。それを残念に思ったのが当時アン・デア・ウィーン劇場の歌手を務めていたフーベルト・マリシュカと、彼の弟で後に優れた映画監督となるエルンスト・マリシュカでした。このアルバムに収録されているのは1923年に改訂された版で、エルンストが台本を改訂、コルンゴルトが音楽を監修し、リヒャルト・タウバーが主役を歌い大成功を収めたものです。以降、作品は完全に定着し、世界各国で上演される人気作となりました。(2019/04/05 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555235-2 |
2015年5月録音。スッペの没後120年を記念して《スペードの女王》序曲を冒頭に置き、生誕190周年のJ.シュトラウス2世のワルツとヨーゼフ・シュトラウスのワルツやポルカが並べられています。耳慣れない曲もありますが、トラック2は喜歌劇《こうもり》からの旋律が使われるなど、どれも楽しい作品です。1949年オーストリア生まれのエシュヴェは、1989年にウィーン・フォルクスオーパーでエドゥワルト・シュトラウスの全歌劇と喜歌劇を上演した「シュトラウス・ファミリー」演奏のスペシャリストです。(2018/08/01 発売)
レーベル名 | :Wiener Johann Strauss Orchester |
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カタログ番号 | :WJSO-001 |
2015年11月録音。没後120年を迎えたスッペの作品をはじめ、多彩な作品が演奏されています。このアルバムで指揮をしているのは、日本でもおなじみヨハネス・ヴィルトナー。ウィーン・フィルのヴァイオリニストを経て指揮者に転向した彼は、ウィーン・フォルクスオーパーをはじめ、世界各国の劇場で活躍。シュトラウスの演奏では自らヴァイオリンを奏でることもあります。最近は、ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団を率いて毎年新年に来日し、日本の聴衆からも人気を博しています。(2018/08/01 発売)
レーベル名 | :Wiener Johann Strauss Orchester |
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カタログ番号 | :WJSO-002 |
1874年に初演されたこの「こうもり」は数あるウィンナ・オペレッタの中でも最高峰とされる作品です。親しみやすいメロディーとエスプリの効いた物語は、現在でも世界中の歌劇場で演奏されています。フリードリヒ・ハイダーは「オペラ指揮者」としてのキャリアを存分に発揮、この一夜の騒乱を見事に描き出すことに成功しています。要所要所に名手を配した豪華な歌手陣にも注目です。世界の誰もが褒めたたえるシャンパンのような香り高き演奏をどうぞ!(2014/02/05 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5167 |
物語はソレントの海岸沿いの素敵なホテルで始まります。筋立ては、シュトラウスおなじみの「ちょっとした誤解」と「行き違い」。若き恋人同士であるアデルハイドとフェルディナンドと離れた席に座った男爵メルスブルク。そこへイタリア皇太子の未亡人であるニネッタ(ロシア人、若者カリーノとして男装している)が到着します。彼女の凛々しさにそこにいた全ての女性が見とれてしまいます。また2人の客が到着します・・・。さてさて、波乱の予感です。フレッシュな歌手たちによる瑞々しい演奏はこの珍しい歌劇を存分に楽しませてくれることでしょう。(2009/04/22 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.660227-28 |
ウィーン・ニューイヤー・コンサートの初回指揮者クレメンス・クラウス、このコンサートを長らく指揮し、世界的な評価を高めたウィーン・フィルのコンサート・マスター、ボスコフスキー、この録音の後、ウィーン楽友協会の音楽監督に就任するカラヤン。この3人が演奏する香り高いウィンナ・ワルツを収録した華やかで優雅な1枚。1940年代から60年代の演奏ですが、録音は聴きやすく、艶のあるしっとりとした音色があますことなく捉えられています。(2020/05/15 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola98974 |
シュトラウスII世の既作曲のワルツやポルカを編曲して組み立てられた「ウィーン気質」ですが、そのできばえは出色の物。単なるポプリ・オペレッタとはならず、粋で浮気な男と女の恋の駆け引きを、音楽が魅力的に盛り上げます。作品の質の高さから、本来はオペラで活躍していた歌手達もよく出演していたのも知られるところ。ウィーン物をやらせれば右に出る者が居ないクンツは当然のことながら、オペラ畑のゲッダやシュヴァルツコップフといった名花も負けじと競います。特にシュヴァルツコップフの伯爵夫人の芸達者ぶり~甘くしかしセンチメンタルにならない気品は、彼女のもう一つの才覚とも言うことが出来るでしょう。(2007/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111257 |
「こうもり」ほどの人気を得るには至らずも、大人の恋のやりとり、仮面舞踏会でどたばた、加えて魅惑的なメロディーの数々溢れる「ヴェネツィアの一夜」は、いかにもオペレッタ的なオペレッタ。そして大人の危うげな恋物語です。それゆえ、ゲッダやシュヴァルツコップフやクンツといった、大物でかつ芸達者な一流どころが出演を買って出るのもうなずけるところ。さらに豪華なのは、語りの部分にはその本職を起用。ストーリーににんまり、美しい音楽にうっとり、おまけにパスタ職人までもが一枚噛んでるとなれば、こんなに「美味しくて豪華」なオペレッタはそうそうあるものではありません。(2007/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111254 |