スカルラッティ, ドメニコ(1685-1757)
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ハイドンのスペシャリストとして知られると同時に、バロック作品の解釈でも定評があった英国出身の名ピアニスト、ジョン・マッケイブ(1939-2015)の演奏を集めたアルバム。バッハやヘンデルと同時代に多数の鍵盤楽器のためのソナタを残したドメニコ・スカルラッティと、その100年後に活躍した「ソナチネ」でお馴染みのムツィオ・クレメンティによるソナタ集です。1981年にロンドンで録音され、ハイペリオン・レーベルより発売された2枚のLPをアナログ・ソースよりリマスターし、CD化したもの。収録されている作品はいずれも、モダン・コンサート・グランド・ピアノの機能を生かした素晴らしい演奏です。(2019/11/08 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
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カタログ番号 | :DDA21231 |
D・スカルラッティは、現在では多数のハープシコード・ソナタの作曲家として知られています。しかし若い頃は、偉大なる父を見習うべく宗教合唱曲と世俗合唱曲の作品を多く書いていたのです。とりわけ有名な作品は「スターバト・マーテル」でしょう。10人の独唱と2つの五部合唱、オルガン、通奏低音のために書かれた古式ゆかしきスタイルと斬新なスタイルの融合を図った注目すべき曲、もちろん全ての声部は独立した動きを持ち、華やかで重厚な雰囲気を醸し出しています。(2008/03/05 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570382 |
17世紀から18世紀、スカルラッティ一族は当時のヨーロッパを全てカバーするほどの知名度を保っていました。ドメニコの父アレッサンドロも著名なオペラ作曲家であり、ドメニコも幼いうちから高度な音楽教育を受けました。16歳でナポリの教会付き作曲家兼オルガニストとなり、その演奏技術はヨーロッパ中で知らぬ者はいないほど。ある時はヘンデルとオルガンの腕前を競い合ったとも言われています。1720年にリスボンに行き、マリア・マグダレーナ・バルバラ王女に音楽を教え始め、そのために書いた555曲の練習曲が現在「ソナタ」として親しまれている作品で、そのほとんどは単一楽章の短い曲ですが、これらは変化に富んでおり、聴いているだけでも楽しいものです。/NAXOSで進行中のスカルラッティのソナタ全曲録音は、話題のピアニストを一人ずつ起用(時には複数のアルバムを担当することも)、その演奏に彩りと変化をもたせています。第17集を担当するピアニストは1984年生まれの若手ケナード。数多くのコンクールの入賞歴を持っていますが、とりわけ2004年に開催された仙台国際ピアノコンクールでの入賞で日本国内でも知られるようになった人です。瑞々しく伸びやかな表現が持ち味です。(2017/02/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573708 |
ベートーヴェンのソナタ全集をはじめ、リストやカバレフスキー、フランスのケクランやドビュッシーなどの数多くの録音を出し、多くの受賞歴を持つピアニスト、ミヒャエル・コルスティック。今回彼が挑んだのはドメニコ・スカルラッティのソナタ集です。スペインのマリア・マグダレーナ・バルバラ王女の教育用として書かれたとされる500曲以上のソナタは、原則として2つの部分で構成されており、どれも洗練された書法を特長としています。作品自体はシンプルですが、装飾の付け方は奏者に任されており譜面には書かれていません。またアクロバティックな技術や、様々な楽器の音色の模倣、喜びから深い瞑想まで演奏者には幅広い表現が求められます。コルスティックは、これらのソナタの中から有名曲を含む37曲を選び出し「ベスト・オブ・スカルラッティ・ソナタ」と呼ぶべきセットを創り上げました。優れたテクニックと解釈、そしてスタインウェイの輝かしい音色が聴きどころです。(2022/01/14 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555473-2 |
1974年生まれのフィンランド・アコーディオン界の第一人者ヤンネ・ラットゥア。これまでも度々の来日で、その素晴らしい技巧と音楽性、そして編曲の妙でアコーディオンの素晴らしさを広めています。既にONDINEレーベルには、バッハの「ゴルトベルク変奏曲」の録音(ODE1209)がありますが、こちらはあの音の多い楽譜を、忠実に一台のアコーディオンで演奏していることに驚いた人も多いことでしょう。もちろんこのスカルラッティ(1685-1757)のソナタもアコーディオンで丁寧に、かつ軽やかに演奏しています。アコーディオン演奏の可能性をここまで高めたラットゥアの才能には、ただただ感嘆する他ありません。(2014/03/26 発売)
レーベル名 | :Ondine |
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カタログ番号 | :ODE1232-2 |
スカルラッティでリサイタルを開始するピアニストも、今や珍しくなくなりました。その秘密は、速い曲での跳躍や反復のモダンさ、遅い曲では旋律美(特に短調は絶品)など、本当に18世紀の音楽?と驚かされる先進性にあります。鍵盤楽器のソナタは五百曲を超えますが、ナクソス価格で買えるなら探訪したくなるというもの。きっと貴方にピッタリの宝物が見つかります。ナクソスの全集はチェンバロではなく、現代の耳により強く訴えるピアノで開始します。3種類のナンバリング(カークパトリック、ロンゴ、ペステッリ)を付すこだわりにもご注目!(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553061 |