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Alpha: アルバム一覧

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    コスキネン:ピアノ作品集(インドのフーガ)(アホネン)

    【アホネンが描き上げる、東洋と西洋の架け橋】フィンランドの作曲家、ピアニストのアルト・コスキネンは、北インドの古典音楽をヨーロッパの伝統的な多声音楽に取り込んで発展させ、さらにはアフリカ系アメリカ人の即興性にも強い影響を受けるという独特な作品を発表し続けています。様々なラーガの要素によるファンタジアなどを収録したこの作品集はニューエイジ・ミュージックを思わせる聴きやすさと美しさで、楽想の激しい発展や技巧的なフレーズなども時折挿入され、華やかな印象も与えています。コパチンスカヤとのデュオでもお馴染みで、現代音楽の初演なども多く手掛けているフィンランドのヨーナス・アホネンが、作品に寄り添った透明感と神秘性のある演奏を聴かせています。(2024/06/07 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA1042

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    言葉のないさすらい人~シューベルト、ワーグナー、マーラー(ジュルノー)

    【「ピアノの森」で吹き替えを担当したジュリエット・ジュルノー、ソロ・デビュー盤のテーマは「さすらい人」】フランス出身で数々のコンクールに入賞、オペラ・コミック座やリール・オペラ座などでコレペティートルとしても活躍したジュリエット・ジュルノー。日本では、2018年に放送されたアニメ「ピアノの森」でソフィ・オルメッソンの吹き替えピアノを担当したことでも知られる彼女にとって、初めてのリサイタル盤が登場です。「言葉のない”さすらい人”」というテーマからは孤独をイメージするところですが、彼女の表現はむしろ輝かしく、内面に籠るだけではなく外に目を向けたときの美しさや憧憬を感じさせ、「さすらい人」に対する新しい感覚を聴く者に与えてくれるものとなっています。(2023/10/06 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA984

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    ゴドフスキー/フランク/ラフマニノフ:ピアノ作品集(ボリソフ)

    【若き俊英ロマン・ボリソフが卓越した表現力で描く「過去との対話」】2022年、若いピアニストたちの登竜門として知られるキッシンゲン国際ピアノ・オリンピック(キッシンガー・クラヴィアオリンプ)に最も若いコンテスタントとして19歳で出場、見事に優勝を果たしたロシア出身のロマン・ボリソフ。2023年にはALPHAの<次世代ソリストたちによるモーツァルト>シリーズに登場、協奏曲第11番、第13番の素晴らしい演奏を聴かせましたが、初のリサイタル盤となるこのアルバムでは、ピアノ音楽の巨人たちが過去の作曲家と向き合った作品を集めています。超絶技巧で知られるゴドフスキーがラモーやコレッリといった作曲家たちの作品を自由に編曲した「ルネサンス」全16曲から5曲、フランクによる大バッハへのオマージュとも言われる作品、ボリソフの祖国の大ピアニストであったラフマニノフが、亡命したアメリカで最後に完成させたピアノ曲であるコレッリによる変奏曲と続けられるプログラム。それは現代の若き世代であるボリソフが、さらにこれらの作品と対話するという入れ子のような構造も連想させます。ピアニスティックな魅力に溢れる難曲揃いですが、ボリソフは高い技術力でこれらを危なげなく弾きこなすのはもちろん、滾々と泉が湧くような実に瑞々しい表現で作品の魅力を十二分に引き出しています。(2025/02/14 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA1080

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    好ましきもの~フランス18世紀クラヴサン作品で辿る、ルイ15世の一日(フリッシュ)

    【カフェ・ツィマーマンの名手が18世紀フランスの響きの真相に迫った、ロココの極致!】18世紀のフランス音楽では、ドイツ音楽の堅牢さともイタリア音楽の歌心とも違う、独特な繊細さが大きな魅力となっていますが、作品が生み出された当時の状況や生活様式などを知ることで、その本来の魅力をより深く味わうことが出来ます。歴史的背景への知見を大切にしてきたフランスの気鋭集団カフェ・ツィマーマンの共同主宰者でもあるセリーヌ・フリッシュは今回、そうした文脈の中に作品を並べることで、いかに豊饒な音楽世界が紡ぎ出されているか、各曲の機微を捉えた演奏でありありと示してゆきます。ポンパドゥール夫人を愛人として迎え、ロココの華やぎに彩られたフランスを長く治めたルイ15世(1710-1774)を主人公に、王室の暮らしの一端を連想させるクラヴサン小品を並べ、その一日を目覚めから就寝まで追体験する本盤は、知名度の低い作曲家たちからクープランの有名作まで驚くほど新鮮に聴こえる画期的プログラム。多彩な音色を使い分けられる使用楽器はロココの繊細な響きそのまま、18世紀音楽の知られざる側面をたっぷり味あわせてくれます。国内仕様盤には、グスタフ・レオンハルトとの思い出など興味深いエピソード満載の解説訳付き。(2022/05/20 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA837

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    子羊の旅~ギボンズからバーバーまで、合唱が紡ぐ物語(アンサンブル・アルテラ)

    アメリカのカウンターテナー、クリストファー・ローリーがアメリカ合唱界の中心を担うべく組織したヴォーカル・アンサンブル、アルテラによるアルバム。「神の子羊」をテーマに様々な時代の合唱作品を集めており、その結成意図に見合った精緻なアンサンブルとダイナミックな表現でたいへん美しい響きを聴かせてくれます。(2024/03/22 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA1029

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    コレッリ/カンタン:フルート作品集(ベッソン/リニョル/ロンドー)

    【俊英3人、18世紀フランス流の横笛の離れ業を艶やかに!】2023年の来日公演で新たな成果をあげ、ますます注目が集まる新世代の古楽鍵盤奏者ジャン・ロンドーと、彼と共に凄腕揃いのユニット、ネヴァーマインドのメンバーでもあるトラヴェルソ奏者アンナ・ベッソン、様々なアンサンブルで引く手あまたであり、ソロでも「バッハ: 無伴奏チェロ組曲 ヴィオール版」などのリリースで注目を集めるミリアム・リニョル。この3人の顔合わせによる「18世紀フランスのイタリア式ソナタ」をテーマとしたアルバムがリリースとなりました。18世紀フランスの人々をイタリア音楽に開眼させたコレッリの作品5のヴァイオリン・ソナタ集から当時の編曲版で3曲と、ネヴァーマインドのデビュー盤でもスリリングな演奏を聴かせたタルティーニ世代のフランスの作曲家カンタンのソナタを収録しています。全て当時流のフラウト・トラヴェルソで吹きこなすアンナ・ベッソンの出どころ・引きどころを踏まえた味わい深い吹奏の傍ら、阿吽の呼吸で巧みな合いの手を入れてゆくリニョルとロンドーも随所に聴きどころを散りばめます。コレッリ作品は重音奏法を前提としたフーガ楽章もありながら、編曲版でその処理を自然に聴かせる手腕も圧巻。ALPHAの名技師アリーヌ・ブロンディオの丁寧な仕事で、個々の楽器の美音が最大限に味わえるのも嬉しいところです。作品解説はベッソン自身が執筆(国内仕様盤は日本語訳付)。隅々まで音楽愛に満ちたフランス最前線の古楽アルバムです。(2024/01/26 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA1022

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    これは彼女の詩~女性作曲家による歌曲集(シュルツ)

    【注目のソプラノ、ゴルダ・シュルツのソロ・デビュー盤、古今の女性作曲家たちによる歌曲集】ドイツ、オーストリアをはじめとするヨーロッパの歌劇場で活躍し、2017年の新国立劇場《ばらの騎士》ではゾフィー役で大きな評判となった南アフリカ出身のソプラノ、ゴルダ・シュルツ。オペラだけでなく歌曲のリサイタルにも積極的な彼女が、デビュー・アルバムのプログラムに選んだのは、ロマン派から現代までの女性作曲家たちによる歌曲集。リュッケルトの有名な詩にクララ・シューマンが作曲した作品に始まり、近年注目が集まるエミーリエ・マイヤーがシューベルトと同じゲーテの「魔王」に作曲した珍しい作品、英国のヴィオラ奏者だったレベッカ・クラークがイェーツの詩に美しい曲をつけたものなど、有名なものから知られざるものまで、独自の感性で選ばれた数々の歌曲を、深い共感を持って歌い上げています。ラストに収められたのは、シュルツと直接親交のある南アフリカのピアニスト、キャサリーン・タッグと、アメリカでオペラの脚本家として活躍するリラ・パルマーによる作品で、ピアノの内部奏法も駆使し、高い緊張感とポップスのように親密な美しさを併せ持っています。ピアノはシュルツとの共演歴の長いジョナサン・ウェア。(2022/04/08 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA799

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    さあ、いとしき亡霊よ~18世紀フランスのカンタータ集(ザイシク/テイラー/ル・コンソール)

    ブリュッヘ(ブルージュ)の国際古楽コンクールでの入賞を経て、注目すべき録音活動を進めているチェンバロ奏者ジュスタン・テイラーが、頼れる音楽仲間たちと結成した古楽アンサンブル「ル・コンソート」のAlphaデビュー録音。フランス18世紀の、意外に録音がされないカンタティユ(小カンタータ)という分野に注目しながら、その前史ともいえる比較的大規模なカンタート(フランス語カンタータ)も多数収録した充実企画です。独唱はル・ポエム・アルモニークやクリストフ・ルセのレ・タラン・リリークで実績をあげつつある才人ザイシク……しかし器楽陣にもジャン・ロンドーとの共演が注目されるアンナ・ベッソンやピグマリオンの低音陣を支えるリュシル・ブーランジェなど見逃せない逸材が続々。Alphaの真骨頂、フランス最前線の古楽シーンの活況をじっくり味わいたい1枚です(国内仕様には演奏者による解説の訳と訳詩が付属)。(2019/01/30 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA439

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    サロネン:チェロ協奏曲/ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ(アルトシュテット/クーシスト/ロッテルダム・フィル/スロボデニューク)

    【躍進目覚ましいアルトシュテットによる、サロネンのチェロ協奏曲】ヨーヨー・マのために書かれ、2017年、彼をソリストにシカゴで初演されたサロネンのチェロ協奏曲でしたが、作曲者の母国フィンランド初演のために、指揮も担当したサロネンが招いたのがアルトシュテットでした。カオスを表現する冒頭の響きからチェロの音が立ち上がってくる神秘的な冒頭、コンガやボンゴによるリズミカルなマントラとチェロとの対話、チェロが弾く音型をエレクトロニクスでループさせて作られた鳥の鳴き声のような効果。12音をはじめ現代的な技法が用いられながらも、エスニックな味わいもありたいへん面白く聴ける作品です。これを独自の感性で練り上げたアルトシュテットの手腕も素晴らしいもの。カップリングはサロネンと同じフィンランドのヴァイオリニスト、クーシストとの共演によるラヴェルのソナタ。こちらの切れ味鋭い表現にも注目です。(2022/02/25 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA627

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    サン=サーンス/アーン:合唱作品集(光に寄す)(アクサンチュス室内合唱団/コーン/グラプロン)

    【新時代に向かう精鋭集団アクサンチュス、フランスの後期ロマン派を代表する二人の世界へ】合唱という形態が聴かせる表現の驚くべき幅広さを、気鋭指揮者ローラン・エキルベイとともに世界に印象づけてきたアクサンチュス。彼らの拠点でもあるフランスにおいて、21世紀の音盤世界でユニークな立ち位置を占めるレーベルAlphaからのリリースは、19世紀フランス楽壇に新境地を切り開いた名匠サン=サーンスと、早くから才能を開花させ世紀をまたいで音楽シーンを賑わせたアーンの合唱作品集です。どちらもそれぞれの関心から、バロック以前のポリフォニー音楽を作風の一助としてきた作曲家だけに、注目される機会が多いとは言えない合唱曲の分野にも名品が続々。ロマン派時代ならではの音作りながら古楽との相性が意外にも良い彼らの音楽と、美しい響きに独特の人間的温もりをたたえたアクサンチュスの歌唱が相まって、このアルバムに大きな存在感を与えています。指揮はエキルベイのもとで経験を積み、ミンコフスキを支える合唱指揮者としても19世紀フランスの声楽作品で実績を上げてきたクリストフ・グラッペロン。俊英室内合唱団の輝かしい新時代の幕開けを飾る注目の新録音です。(2022/08/26 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA864