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Arcana: アルバム一覧

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    J.S. バッハ:チェロ・ピッコロによる協奏曲集(ブルネロ/アッカデーミア・デラヌンチアータ/ドーニ)

    【ヴァイオリン作品をチェロ・ピッコロで弾くブルネロの情熱、バッハの協奏曲へ!】通常のチェロ演奏でも世界的な活躍を続けてきたイタリアの名手マリオ・ブルネロ。近年はバロック期に使われていたという小型のチェロ(4弦チェロ・ピッコロ=ヴァイオリンと丁度1オクターヴ低い調弦となる楽器)をピリオド奏法で弾きこなし、ARCANAでのバッハの無伴奏曲集や二重奏ソナタ6曲の全曲録音など、当時の習慣に従ってヴァイオリン作品を演奏する機会も増えています。今回は同じイタリアの古楽器シーン最前線をゆくアカデミア・デッラヌンチアータとともに、バッハの協奏曲6曲をチェロ・ピッコロで演奏。収録曲の大半は当初別の独奏楽器のために書かれていた作品をバッハがチェンバロ向けに編曲したもので、原曲の特定や復元の試みも多くの専門家たちによってなされてきました。18世紀当時は演奏環境に合わせた編成のために楽譜を調えることまでが音楽家の仕事でもあり、バッハ自身も多くの教会カンタータに使用したチェロ・ピッコロでこれらの協奏曲を演奏する試みは、当時流の正当なアプローチであるといえるでしょう。ブルネロが繰り出す中低音で綴られる旋律は、室内協奏曲型の編曲でも弦楽合奏ありの編曲でも過去の観賞体験を一新する瑞々しさ。合奏向け協奏曲を二段鍵盤チェンバロひとつで再現した独奏曲「イタリア協奏曲」も合奏向けに逆編曲。抜群のピリオド奏法とあいまって作品の意外な一面に驚かされるのではないでしょうか。なおライナーにはブルネロ自身のコメントの他、ライプツィヒ・バッハ・アルヒーフ館長ペーター・ヴォルニーによる解説が添えられています(英・仏・伊語/国内仕様盤は日本語訳付)。(2022/12/16 発売)

    レーベル名:Arcana
    カタログ番号:A535

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    J.S. バッハ:チェンバロ作品集(オベルティ)

    シュッツやフローベルガー、ヘンデル、ハッセ、モーツァルト、ワーグナーなど多くの音楽家がアルプスを横断してイタリアに旅行し、この国の雰囲気と特徴を掴み、自身の音楽に生かしたことは知られています。しかし、J.S.バッハは生涯決してイタリアに足を踏み入れることはありませんでした。とはいえ彼がイタリアに興味を持っていなかったわけではありません。幼い頃から熱心にイタリアの巨匠の作品を研究・編曲し、そのスタイルを身に着け「イタリア協奏曲」などに昇華させたバッハ。その思いを汲んだこのアルバムは「バッハが思い描いたイタリアへの旅」をテーマとし、ヴェネツィアのヴィヴァルディや、ローマのフレスコバルディの影響を受けて書かれた“イタリア様式”の鍵盤作品が収められています。クリストフ・ルセ、ピエール・アンタイらに学んだ1982年生まれの若き奏者ルカ・オベルティは、ソリスト、室内楽奏者として世界中で活躍、2017年にはアンサンブル“フォンス・ムジケ”のメンバーとして来日。「現在最も才能に恵まれたチェンバロ奏者」として高く評価されています。(2018/07/27 発売)

    レーベル名:Arcana
    カタログ番号:A443

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    J.S. バッハ:トリオ・ソナタ集/ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集 BWV 1028-1029/リュート・パルティータ BWV 997 (トリプラ・コンコルディア)

    バッハは、ヴィヴァルディやマルチェロ作品の編曲のほか、自らの作品を様々な形で再利用したことでも知られます。その中でも注目すべきものの一つに、ヴィオラ・ダ・ガンバと鍵盤のためのソナタ第1番を、2本のフルートと通奏低音のために編曲したものがありますが、これをヒントに企画されたのがこのアルバムです。ヴァルター・ファン・ハウヴェとトリプラ・コンコルディアは、残る2曲のヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタを、自分たちとリコーダーの名手ケース・ブッケの手で、バッハと同様の手法を用いて2本のフルート(リコーダー)と通奏低音の形に編曲したものを中心としてアルバムを制作しました。併せてリュート奏者・佐藤豊彦とハウヴェの編曲によるパルティータと、ハウヴェ、ブッケ、そして亡きフランス・ブリュッヘンによるリコーダー・トリオ、「サワークリーム」による編曲のオルガン・ソナタも収録しています。(2019/04/12 発売)

    レーベル名:Arcana
    カタログ番号:A114

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    J.S. バッハ:パルティータ第1番 - 第6番 BWV 825-830 (ヌーティ)

    【バッハ作品に深い造詣を示すヌーティ、満を持して作曲家の鍵盤作品の集大成的傑作へ】Deutsche Harmonia MundiとARCANAにそれぞれ録音したフランス音楽アルバムが高い評価を博す一方、イタリア・バロックの通奏低音奏法についての著書もある古楽鍵盤奏者ジュリア・ヌーティ。ロンドン王立音楽大学(RCM)で研鑽を重ね、ヴィクトリア&アルバート美術館の協力演奏家として意欲的な活動を続けた後は故郷イタリアの最前線をゆくイル・ポモ・ドーロやモード・アンティクオ、ナタリー・シュトゥッツマンの古楽器楽団オルフェオ55などでも実績をあげてきた実力派です。バッハ作品への深い理解はキアラ・ザニシと共にARCANAで録音したヴァイオリンと鍵盤のためのソナタ集(A426)でも示されましたが、今回はライプツィヒ市の音楽監督となったバッハが自身の鍵盤技法の集大成を試み自費出版を始めた『鍵盤練習曲集』の最初の結実である6つのパルティータを全曲録音。瑞々しいタッチで力むことなく、しかし音楽の特質を隅々まで捉えた精緻な解釈で紡ぎ出される演奏は実に新鮮でありながら豊かな含蓄も感じさせ、バッハの世界に深く分け入る喜びを改めて強く喚起してくれます。使用楽器はバッハと同時代を生きたパリの名工エムシュによる1751年製作楽器に基づく精巧な再現。エムシュの師はテレマンの友人でもあったハノーファーの鍵盤製作家アントン・ファーター(1715年に工房を開いたパリでの仏語名はアントワーヌ・ヴァテール)で、モデルとなった楽器はパリで作られながらファーター流の伝統に従っており、二段鍵盤を使うドイツ音楽の演奏に選ばれることも多い銘器(Hitasuraレーベルのフレデリク・ハースもバッハ録音で愛用しています)。古楽器録音に通じたARCANAならではの、くっきりとした音像と残響のバランスが心地よい自然なエンジニアリングも嬉しいところです。(2024/01/26 発売)

    レーベル名:Arcana
    カタログ番号:A557

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    J.S. バッハ/ビーバー/コレッリ/マルティーニ:ハープ作品集(パパドプーロス)

    バロック時代に活躍した4人の作品をハープで演奏した1枚。彼らが実際にハープのための曲を書くことはありませんでしたが、この時代にハープのためのレパートリーがなかったわけではありません。このアルバムでは、優れたハープ奏者フローラ・パパドプーロスが「もし彼らがハープのための作品を書いたら」という仮定のもと、様々な研究と情報を探り、ハープとよく似たイディオムの特徴を有する楽器であるヴァイオリン曲をハープのために編曲、演奏しています。それにより音色に違ったニュアンスが生まれ、オリジナル作品にハープの響きならではの美しさが付け加えられています。(2018/07/27 発売)

    レーベル名:Arcana
    カタログ番号:A451

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    J.S. バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番 - 第6番/管弦楽組曲第2番(ゼフィーロ/ベルナルディーニ)

    DHMレーベルでのメジャー録音の数々をへて、2013年に再びArcanaレーベルに戻ってきたイタリア屈指の老舗古楽器集団ゼフィーロ。彼らが豊かな演奏経験の末、ついにバッハの合奏曲の最高峰ともいうべき『ブランデンブルク協奏曲』を全曲録音したというのは、明らかにひとつの「事件」と言えるのではないでしょうか。全体にアップテンポでスリリングな音運びでありながら、a’=398Hzというかなり低めのピッチでのサウンド作りは耳をひかずにおかない落ち着いた響き。曲の細部まで解釈の妙をじっくり味あわせてくれます。先にリリースされた一連の管弦楽組曲(A400)の録音では収録されていなかった、フルート独奏をともなう小編成の「管弦楽組曲 第2番」まで今回のアルバムで聴けるのもうれしいところ。そして何よりの注目点は、やはり独奏者陣の豪華さと言えるのではないでしょうか。フルート(トラヴェルソ)のマルチェッロ・ガッティやトランペットのカッソーネなど同楽団おなじみの超実力派たちを横目に、オーボエとファゴット陣営も創設メンバーたちが大いに活躍するほか、リコーダーにはソリストとして圧倒的な存在感を放ってきたオバーリンガーが! さらに2017年の来日公演でも大いに日本の古楽ファンを魅了した俊才フランチェスコ・コルティが「第5番」のチェンバロ独奏をつとめ、第6番ではオーストリアの大御所ドゥフトシュミットをガンバ陣営に迎えているのも頼もしいところ。全トラックにわたり聴き手を飽きさせない、充実至極の最新録音がここにあります。(2018/10/05 発売)

    レーベル名:Arcana
    カタログ番号:A452

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    J.S. バッハ:フルート・ソナタ集 BWV 1030, 1032/トリオ・ソナタ第2番 BWV 526 (フルートとチェンバロ編)(ポンテコルヴォ/アレッサンドリーニ)

    アレッサンドリーニが満を持して世に送り出す、バッハのフルート・ソナタ。パートナーは、アレッサンドリーニの楽団コンチェルト・イタリアーノの首席を20年務めるという、篤い信頼で結ばれたイタリア出身のフルート奏者ポンテコルヴォです。3曲あるフルートとチェンバロのためのソナタのうち、真作と見られている第1番と第3番(不完全な第1楽章はアレッサンドリーニが補作)を中心に、編曲2作品をプラスしました。C.P.Eバッハにより「トリオ」と命名された「6つのオルガン・ソナタ」より第2番は、調性をハ短調から長三度上げてホ短調とし、オルガンの右手をフルート、左手をチェンバロの右手、ペダルをチェンバロの左手へと置き換えて演奏されています。またヴァイオリン・ソナタ第6番の編曲は、今回のアルバムのために彼ら自身で行われたものです。二人の深く丁重な歌いこみがたいへん印象的な演奏で、低いチューニングもあいまって、作品の奥行きをじっくりと堪能できるアルバムに仕上がっています。使われているトラヴェルソ(バロック・フルート)は“ビュッファルダンの子”として知られる18世紀の残存楽器のコピーで、これはバッハともゆかりが深いドレスデン宮廷楽団のフルート奏者P=G.ビュッファルダン(1690頃~1768)に由来する楽器と考えられているもの。その精巧な再現楽器によって、バッハ自身の生きた時代の響きに迫った企画となっています(原文解説では、バッハとビュッファルダンの直接の知遇があった可能性も示唆されています)。(2018/09/21 発売)

    レーベル名:Arcana
    カタログ番号:A453

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    J.S. バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(チェロ・ピッコロ編)(ブルネロ)

    【かの無伴奏ヴァイオリン曲集をチェロで!? 妥協なく楽器と音楽学を追求した驚くべき解釈】巨匠アントニオ・ヤニグロ門下に学び、チャイコフスキー国際コンクールで優勝して現代チェロ奏者としてキャリアを歩みはじめたイタリアの名手マリオ・ブルネッロ。近年は歴史的奏法や古楽器への見識を深め、ヴェニス・バロック・オーケストラ(ジュリアーノ・カルミニョーラ主宰)やモーツァルト・オーケストラ(クラウディオ・アバド主宰)などで古楽器演奏家としても存在感を高めてきました。バッハの『無伴奏チェロ組曲』も2010年に録音、しかし彼は「もうひとつのバッハ無伴奏」であるヴァイオリンのための6曲の存在が、ずっと気になっていたのです。ブルネッロはバッハ研究者たちの近年の研究を受け、18世紀にも存在していたテノール・ヴァイオリン(通常のヴァイオリン同様4弦で、1オクターヴ下の調弦)に相当すると考えられるアマティ・モデルの小型チェロを用い、かのヴァイオリン作品の至宝と対峙しました。結果「今までバッハを半分しか理解していなかった」と感じ、全曲録音するまでにのめり込んだとのこと。この演奏効果に『海の上のピアニスト』の原作者アレッサンドロ・バリッコが驚き、解説にコメントを寄せているほどです。楽器や弓、弦のほか、演奏台にもこだわりを見せた録音でブルネッロが迫る音響世界――『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』の作品理解に大きな一石を投じる録音です。(2019/10/25 発売)

    レーベル名:Arcana
    カタログ番号:A469

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    J.S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 - 第6番/D. ガブリエリ:7つのリチェルカーレ(ヴァッリ)

    古楽から近代作品まで幅広いレパートリーを誇るイタリア出身のチェリスト、マウロ・ヴァッリによるたいへん興味深い企画。音楽史上最も早い時期の無伴奏チェロのための作例であるドメニコ・ガブリエッリのリチェルカーレと、バッハの無伴奏チェロ組曲を調性の関連に目を付けて並べたアルバムです。ガブリエッリのいたボローニャは、17世紀当時からチェロを独奏に使った音楽がいち早く花開いた都。ヴァッリはそうしたイタリア・バロック期のチェロ音楽に対する自らの深い理解を背景に、バッハ自身もフレスコバルディ、アルビノーニ、ヴィヴァルディといったイタリアの作曲家に魅了されていたことをふまえ、独自のイタリア風解釈のバッハを作り上げました。また通常の組曲第6番はもちろん、第4番でも5弦チェロ・ピッコロを使用しているのが興味深いところです。(2019/02/27 発売)

    レーベル名:Arcana
    カタログ番号:A459

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    J.S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 - 第6番(M. セリーノによるヴァイオリン編)(カルミニョーラ)

    【快演!名手カルミニョーラによる無伴奏チェロ】ドイツ・グラモフォンに録音した「無伴奏ヴァイオリン」の名演から4年(録音時点では3年)、ジュリアーノ・カルミニョーラがもう一つの"無伴奏"、チェロ組曲をARCANAレーベルに全曲録音しました。編曲はイ・ムジチのメンバーとして活躍し、カルミニョーラとは20年にわたり共演を重ねてきた友人マルコ・セリーノによるもの。新型コロナ・ウイルスによる世界的パンデミックの直前にこの楽譜と出会ったカルミニョーラはその編曲に感銘を覚え、チェリストの友人マリオ・ブルネロの協力も得て、ロックダウンの中この作品に取り組んだということです。チェロとヴァイオリンの調弦は1オクターヴと5度違うため、この編曲でも基本的に5度上に移調されています。また第5番ではチェロと同様に第4弦を1音下げるスコルダトゥーラを採用。そして5弦のチェロ・ピッコロ(2~5弦の調弦はヴァイオリンの丁度1オクターヴ下)のために書かれたとされる第6番は原調にて臨んでおり、本来は低いC弦を使う箇所のみ、音楽の流れを崩さぬよう1オクターヴ上げて演奏されています。このためヴァイオリンでも軽やかな表情が可能となり、チェロのものとは大きく違うものの、ヴァイオリンならではの自在な表現で美しく歌われる無伴奏チェロ組曲が誕生しました。作品に命を吹き込む、カルミニョーラならではの活き活きとした表情が大きな魅力となっています。なお編曲者マルコ・セリーノは、「エンニオ・モリコーネ: シネマ組曲」(A495/NYCX-10268)にソリストとして参加しております。(2022/09/09 発売)

    レーベル名:Arcana
    カタログ番号:A533