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フランスの作曲家による、ノスタルジックな愛の歌を集めたアルバム。いずれもピアノと弦楽四重奏のための作品(あるいはその版)であり、元々管弦楽伴奏である「愛と海の歌」はフランスの作曲家フランク・ヴィラールによって編曲されています。アルバム「トリスタンの後に」(LBM036)で名唱を聴かせた今注目のソプラノ、マリー=ロール・ガルニエの豊かな声量で訴えかける歌唱が聴きもの。クラムの「ブラック・エンジェルズ」(LBM040)で素晴らしい演奏を聴かせたハンソン四重奏団、Nomad Musicからリリースしたアルバム「メタモルフォシス」も好評のピアニスト、セリア・オヌト・ベンサイドの共演も嬉しいところで、実に表情豊かな演奏を聴かせています。(2023/02/10 発売)
レーベル名 | :B Records |
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カタログ番号 | :LBM048 |
【ゴンクール賞受賞の傑作長編問題作に基づく2019年のオペラを完全収録】アメリカ出身の作家ジョナサン・リテルが2006年、パリの有名出版社ガリマールからフランス語で出版した長編『慈しみの女神たち(Les Bienveillantes)』。1、400ページを超える長さで語られる苛烈な物語は仏文壇でも話題を呼びゴンクール賞とアカデミー・フランセーズ賞に輝いた他、多くの言語に翻訳されました(菅野昭正・星埜守之・篠田勝英・有田英也訳による日本語版あり、2011年集英社)。古代ギリシャの悲劇作家アイスキュロスの三部作『オレステイア』を締めくくる「エウメニデス」になぞらえたタイトルの下、スターリングラードの戦いを経てベルリン陥落に至るまで第二次大戦中ユダヤ系住民が辿った困難の物語。バルセロナ出身で国際的に活躍するエクトール・パラはオペラ・バレ・フランデレン(フランダース歌劇舞踊団)の委嘱によりこれをドイツ語台本でオペラ化(演出は演劇・オペラ双方で国際的に注目されているカリスト・ビエイト)。2019年4月にアントウェルペン歌劇場での初演は大成功で、その好評を受けオペラ・バレ・フランデレンのもう一つの拠点であるヘントでのライヴ収録が実現しました。原作通り、オペラでも18世紀の舞踏組曲形式を模した副題に沿って展開。パラの音楽語法は詩句のニュアンスを明瞭に伝えながら常に歌謡性を失わず、伸縮自在のドラマティックな響きを紡ぎ出すオーケストラも一貫して物語への関心を掻き立て続けます。本作初演以降パンデミックを経て不穏の気配を増す2020年代に改めて接すべき音楽劇が、B Recordsの丁寧なライヴ録音で隅々まで味わえる貴重なリリースです。※ブックレットはスタッフ一覧と台本(ドイツ語/仏英西対訳付き)のみ収録、作品解説は含まれておりません。(2024/05/24 発売)
レーベル名 | :B Records |
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カタログ番号 | :LBM062 |
リヨン国立音楽院を卒業し、リヨン国立歌劇場のメンバーとして活躍するベテラン歌手ステファヌ・ドゥグーのリサイタル・アルバム。ロマン派を代表する3人の作曲家、フォーレ、ブラームス、シューマンの歌曲を並べ、人生の機微を彩り豊かに聴かせます。タイトルの「Poeme d'un jour」はフォーレの3曲からなる歌曲集で、束の間の出会いと愛、別れの瞬間を切り取った印象的な曲。中期の作品でありながら、晩年のフォーレに通じる和声感を持つことで知られています。どちらかというと厭世的な作品が選ばれたブラームス、素朴な味わいを持つケルナーの詩を生かしたシューマンと、どの曲からも深い陰影を引き出した美しい歌唱が聴きものです。(2019/04/26 発売)
レーベル名 | :B Records |
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カタログ番号 | :LBM017 |
たった数か月の間に「ブラームスの室内楽曲全て」の演奏を行うという前人未到のプロジェクトに着手したエリック・ル・サージュ、ピエール・フシュヌレを中心とするフランスの若手演奏家たち。この第3集ではクラリネットを含む4作品と、ホルン三重奏曲が披露されています。ブラームスのクラリネット作品は、どれも晩年になってから書かれたもので、哀愁漂う美しい旋律を持つ内省的な作風で知られますが、ここでの演奏は、アンサンブルの中心をなすクラリネット奏者ピュジュイラの活気溢れる演奏も相俟った若々しく瑞々しい息吹と喜びに満ちており、ブラームスの秘めた情熱も存分にうかがい知ることができます。(2019/02/22 発売)
レーベル名 | :B Records |
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カタログ番号 | :LBM015 |
エリック・ル・サージュの呼びかけで、フランスの若手奏者が集結し、ブラームスの全室内楽作品を演奏するというプロジェクトの第4集。これまでは三重奏曲や四重奏曲など、比較的編成の大きな作品でしたが、今作は3曲のヴァイオリン・ソナタ集と、ブラームスの友人たちとの合作「F.A.E.ソナタ」のスケルツォを収録。ヴァイオリンを演奏するのはフランスで絶大な人気を誇る若手奏者、ピエール・フシュヌレ。ル・サージュがピアノ伴奏を受け持つという注目の組み合わせからは、緊張感溢れる密度の濃いアンサンブルが生まれます。しっとりとした第1番、牧歌的な第2番での表現力の豊かさはもちろん、第3番の激しい表現が印象的です。(2019/09/13 発売)
レーベル名 | :B Records |
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カタログ番号 | :LBM020 |
エリック・ル・サージュの主導で始まった「ブラームス室内楽作品全集」の第6集は3曲の弦楽四重奏曲とピアノ五重奏曲の組み合わせ。ブラームスにとって「弦楽四重奏曲」というジャンルは室内楽の中でも最も厳格なものであり、偉大なる先人ベートーヴェンを意識したためか、最初の作品が生まれるまでに20曲以上の習作を書きながらも、全て破棄してしまうという慎重さを見せています。そのせいか、ようやく1873年に発表された第1番と第2番のあとは、1875年に第3番を作曲したのみで、以降ブラームスは弦楽四重奏曲を書くことはありませんでした。フシュヌレ、ネムタヌ、ベルトー、サルクをメンバーとするストラーダ四重奏団は、3つの作品が持つ性格…劇的な第1番、柔和な第2番、明るく軽快な第3番…をくっきり描き分け、若々しい表情を加えることで新鮮な演奏を聴かせます。ル・サージュが加わったピアノ五重奏曲の流麗な演奏も見事です。(2020/03/20 発売)
レーベル名 | :B Records |
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カタログ番号 | :LBM026 |