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ショスタコーヴィチ本人もその出来栄えを激賞し、ギドン・クレーメルらも録音している交響曲第15番のヴィクトル・デレヴィアンコによる室内楽版の新録音が登場。演奏するのはいずれもパリ高等音楽院を卒業したメンバーにより結成された、ピアノ三重奏団トリオ・メシアンと打楽器アンサンブルのトリオ・クセナキスです。カップリングはフランスの作曲家、オルガニストのティエリー・エスケシュによる「ステンドグラス」。ライヴならではの緊張感が心地よいアルバムです。(2024/06/14 発売)
| レーベル名 | :B Records |
|---|---|
| カタログ番号 | :LBM063 |
1994年から開催されている「オルレアン国際ピアノ・コンクール」。2年ごとに開催され、近現代の作品のみで競うユニークなコンクールです。以前は年齢制限も42歳と高く設定され(2020年度のコンクールは36歳に下げられている)、既にキャリアを積んだピアニストが再挑戦できることでも知られています。2018年の第13回コンクールで優勝したのが、1992年生まれの若きピアニスト、マルシア・ジャンテ。彼女は20世紀作品に格別な思い入れがあり、得意とするのはアンリ・デュティユーとカロル・シマノフスキの作品。他の現代作品の紹介にも積極的に取り組んでいます。このファースト・アルバムでもラヴェル以降の作品が選ばれており、彼女の個性豊かな演奏を聴くことができます。(2019/12/20 発売)
| レーベル名 | :B Records |
|---|---|
| カタログ番号 | :LBM022 |
【フランス語圏の最前線を担う才人歌手たちが聴かせる豊かな歌曲世界】フランス革命で中世以来の修道院としての役目を終え、19世紀に復活するも20世紀初頭以降は廃院、近年は古楽や現代音楽のワークショップや演奏会、録音などでも使われているロワイヨモン修道院。この歴史的建築を拠点とするロワイヨモン財団がオルセー美術館と共同で進めている新世代歌曲演奏家育成プロジェクトのアカデミー・オルセー=ロワイヨモンで学んだ歌手・ピアニストたちが集い、歌曲芸術のルーツともいうべきドイツ語歌曲の世界とフランス近代歌曲の傑作を聴かせます。「パリへの旅」の題にふさわしく、演奏家たちはそれぞれに多様なバックグラウンドを持ち、歌われる内容と相俟って今もなおパリが重要な文化交流の拠点であることを改めて実感できる内容。既にフランス各地の歌劇界での活躍が注目されているブレンダ・プパールやMIRAREでソロ録音をリリースしているシリエル・ンジキニャ&カオリ・オノなど、今後が期待される演奏家たちが既に現時点で比類ない歌曲解釈者であることを強く実感させてやみません。両言語とも詩句の濃やかな表現をじっくり聴き確かめられる録音エンジニアリングにも好感が持てます。(2023/09/08 発売)
| レーベル名 | :B Records |
|---|---|
| カタログ番号 | :LBM053 |
【アレックス・ナンテが描く、魂とリリシズムの音響世界】アレックス・ナンテとフェルナンド・パロメケによって2014年にパリで創立されたアンサンブル・エクート結成10周年を記念し、ナンテ初のモノグラフィック・アルバムが登場。世界初演となる委嘱作品「Anima」をはじめ、リリシズムと精神性に満ちた全4曲を収録しています。「声」を精神世界への扉と位置づけたこのアルバムは、小編成から大編成まで多彩な楽器構成でナンテの音楽的進化を辿る一枚。ライヴ録音により、スタジオ収録ではなかなか出ない「水平的」な音楽の流れと、一回性の魔法のような熱気が生々しく刻まれています。指揮者パロメケと作曲者の深い信頼関係が紡ぎ出す、魂(アニマ)を揺さぶる響きをご体感ください。(2026/02/13 発売)
| レーベル名 | :B Records |
|---|---|
| カタログ番号 | :LBM085 |
フランスの作曲家による、ノスタルジックな愛の歌を集めたアルバム。いずれもピアノと弦楽四重奏のための作品(あるいはその版)であり、元々管弦楽伴奏である「愛と海の歌」はフランスの作曲家フランク・ヴィラールによって編曲されています。アルバム「トリスタンの後に」(LBM036)で名唱を聴かせた今注目のソプラノ、マリー=ロール・ガルニエの豊かな声量で訴えかける歌唱が聴きもの。クラムの「ブラック・エンジェルズ」(LBM040)で素晴らしい演奏を聴かせたハンソン四重奏団、Nomad Musicからリリースしたアルバム「メタモルフォシス」も好評のピアニスト、セリア・オヌト・ベンサイドの共演も嬉しいところで、実に表情豊かな演奏を聴かせています。(2023/02/10 発売)
| レーベル名 | :B Records |
|---|---|
| カタログ番号 | :LBM048 |
【ゴンクール賞受賞の傑作長編問題作に基づく2019年のオペラを完全収録】アメリカ出身の作家ジョナサン・リテルが2006年、パリの有名出版社ガリマールからフランス語で出版した長編『慈しみの女神たち(Les Bienveillantes)』。1、400ページを超える長さで語られる苛烈な物語は仏文壇でも話題を呼びゴンクール賞とアカデミー・フランセーズ賞に輝いた他、多くの言語に翻訳されました(菅野昭正・星埜守之・篠田勝英・有田英也訳による日本語版あり、2011年集英社)。古代ギリシャの悲劇作家アイスキュロスの三部作『オレステイア』を締めくくる「エウメニデス」になぞらえたタイトルの下、スターリングラードの戦いを経てベルリン陥落に至るまで第二次大戦中ユダヤ系住民が辿った困難の物語。バルセロナ出身で国際的に活躍するエクトール・パラはオペラ・バレ・フランデレン(フランダース歌劇舞踊団)の委嘱によりこれをドイツ語台本でオペラ化(演出は演劇・オペラ双方で国際的に注目されているカリスト・ビエイト)。2019年4月にアントウェルペン歌劇場での初演は大成功で、その好評を受けオペラ・バレ・フランデレンのもう一つの拠点であるヘントでのライヴ収録が実現しました。原作通り、オペラでも18世紀の舞踏組曲形式を模した副題に沿って展開。パラの音楽語法は詩句のニュアンスを明瞭に伝えながら常に歌謡性を失わず、伸縮自在のドラマティックな響きを紡ぎ出すオーケストラも一貫して物語への関心を掻き立て続けます。本作初演以降パンデミックを経て不穏の気配を増す2020年代に改めて接すべき音楽劇が、B Recordsの丁寧なライヴ録音で隅々まで味わえる貴重なリリースです。※ブックレットはスタッフ一覧と台本(ドイツ語/仏英西対訳付き)のみ収録、作品解説は含まれておりません。(2024/05/24 発売)
| レーベル名 | :B Records |
|---|---|
| カタログ番号 | :LBM062 |