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Capriccio: アルバム一覧

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    ブラウンフェルス:大ミサ曲(シュナイダー/ロンバーガー/エルスナー/ホル/ベルリン・コンツェルトハウス管/ヴァイグレ)

    ブラウンフェルス(1882-1954)が1926年に作った"大ミサ曲"。日本ではまだ知名度が低い作曲家ですが、最近ではその作品がいくつか録音されるようになり、耳にする機会も増えてきました。彼はリヒャルト・シュトラウスを思わせる後期ロマン派時代の典型的な作風を貫き、オペラや室内楽作品、宗教曲を書いた人で、一時期はケルン音楽大学の学長を務めるなど、華々しい活躍をしますが、その後、ナチスの政策で公職から追放され、作品の上演も禁じられるなど厳しい時代が続きます。戦後は、幸運なことに音楽界に復帰し"受胎告知"などの宗教的作品を発表しました。このミサ曲は戦前の活動の絶頂期に書かれたもので、典型的なミサの形式の中に、ロマン派特有の重厚な響きを取り入れた、極めて聴き応えのある作品です。(2016/06/29 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5267

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    ブラウンフェルス:ドン・ファン/古いフランスの子供の歌による交響的変奏曲(アルテンブルク・ゲラ歌劇場管/フランク)

    フランクフルト出身の作曲家、ピアニスト、ブラウンフェルス(1882-1954)は、現在いくつかの室内楽、声楽曲、とりわけ歌劇「鳥たち」のロマンティックな作風が知られています。彼の父は文学者、翻訳者として知られ、また母方の係累にはヴァイオリン音楽で有名なルイ・シュポアがいるという文化的な家庭に育ち、ウィーンで作曲とピアノを学び、プロイセン芸術アカデミーの会員にえらばれるなど作曲活動をしながら音楽の発展に寄与していましたが、ナチスが台頭してくるとユダヤの血を引いていた彼は公職から追放され、その作品も上演禁止となってしまったのです。しかし幸いなことに、大戦を生き延び、戦後はまた公職に復帰、ドイツ音楽の再建に尽力したという波乱万丈の生涯を送った人です。この「ドン・ファン」はモーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」からモティーフを取った変奏曲で1924年にフルトヴェングラーによって初演された作品です。(2016/03/30 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5250

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    ブラウンフェルス:ピアノ作品集 - 変奏曲 Op. 46/小品集 Op. 24/バガテル集 Op. 5(ブローメ/グロショップ)

    退廃音楽の復権に積極的に取り組むCapriccioレーベル。中でも力を入れているのが、第二次世界大戦中にユダヤ系であるためにナチスから迫害されながら、その苦難を乗り越え、戦後のドイツ音楽の発展に尽力したヴァルター・ブラウンフェルスの作品です。これまでに6枚のアルバムがリリースされており、どれも後期ドイツ・ロマン派の流れを汲んだ音楽が好評を博しています。今回取り上げられたピアノ・デュオのための作品集も、ブラウンフェルスの新たな魅力の発見に力を貸すことでしょう。もともとピアニストとして活動を開始した彼のピアノ曲は、技巧的であり、かつオーケストラの響きを思わせる重厚な味わいを持っています。ブラウンフェルス作品を得意とするタチアーナ・ブローメと、ブゾーニ作品を得意とするグロショップの見事な演奏です。(2020/03/13 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5361

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    ブラウンフェルス:ピアノと管弦楽作品集(ブローメ/ラインラント=プファルツ州立フィル/ビュール)

    Capriccioレーベルが意欲的にリリースを続けている“退廃作曲家”の一人、ヴァルター・ブラウンフェルス。このアルバムでは3曲の作曲年代の違うピアノとオーケストラのための作品を聴くことができます。初期のリヒャルト・シュトラウス風の華麗なオーケストレーションに彩られた「魔女たちのサバト」、1940年代の印象主義を思わせる流麗な和声が魅力的な「演奏会用小品」、最後の作品の一つ「ヘブリディーズ舞曲集」、この3曲はブラウンフェルスの作風の変遷を示しています。演奏は、すでにブラウンフェルス作品のリリースでおなじみのビュール指揮によるラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団。近現代作品を得意とするブローメがピアノを担当しています。(2018/09/21 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5345

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    ブラッハー:舞踏組曲/交響詩「ハムレット」/詩曲/協奏的音楽(ベルリン放送響/カリツケ)

    ケーゲル、アイネム、ライマン、イサン、アホなど多くの作曲家・音楽家を世に送り出し、その息子はヴァイオリニストのコリア・ブラッハーという、現在までの音楽に大きな影響を与えたボリス・ブラッハー。彼は実際に数曲のバレエ作品を残していますが、ここでは作曲家でもあるカリツケが、独自の視点でブラッハー作品から舞踏的な作品を集めています。(2018/08/24 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5349

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    フランク/ドビュッシー/フォーレ/オッフェンバック:チェロとピアノのための作品集(クリーフ/イサンバエワ)

    1991年生まれの若きチェリスト、ハリエット・クリーフのデビューアルバムです。オランダに生まれた彼女、5歳からチェロのレッスンを始め、9歳でユトレヒトの芸術学校に入学。その才能を着々と伸ばしていきました。2004年にはオーストリアへ移り、ウィーン大学で更なる研鑽を積んでいます。もちろんコンクールの入賞歴も多く、最近ではクロアチアで開催されたアントニオ・ヤニグロ国際コンクールで1位、及び観客賞、ヤニグロ賞を受賞しています。このアルバムは、フランクのソナタを始めとしたフランス系のプログラムで構成されていて、卓越した技巧とナイーブな感性が存分に感じられるセンスの良いものです。とりわけ、オッフェンバックの小品「ジャクリーヌの涙」は絶品です。1690年にヘンドリック・ジェイコブズが制作した歴史的名器をオランダの財団から貸与されており、その表現力をフルに生かした美音は聴き手の耳を引き付けて離しません。(2012/05/16 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5131

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    フランセ:歌劇「クレーヴの奥方」/オーギュスト・ルノワールによる15人の子供の肖像/ケクラン:4つのヴォカリーズ(レンチェス/シュトゥットガルト放送響/ストラブ)

    (2009/04/01 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C67064

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    フランセ/プーランク:2台のピアノのための協奏曲集(モナ&リカ・バルト/ラインラント=プファルツ州立フィル/マティアク)

    2台ピアノのための協奏曲を書くのはとても複雑な作業なのだそうです。確かに1台のピアノだけでもオーケストラに匹敵する響きを紡ぎだすことはできるのですから。そんな雄弁なピアノを2台、オーケストラと戦わせつつ協調させるというのは確かに至難の業であると言えるでしょう。プーランクの作品は1932年に書かれたもので、モーツァルトを彷彿されるかと思えば、彼が触れたバリ島の音楽のエッセンスも封じ込められています。この曲を作曲者とともに、しばしば演奏していたのがジャン・フランセで、彼はこの魅力的な協奏曲に強く惹かれ、自身も同じ編成の作品を書いたのです。2つの作品に共通するのはエスプリと古典への傾倒といえるでしょうか?バレエ音楽「模範的な動物たち」も遊び心に溢れた楽しい作品です。(2015/04/22 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5237

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    フリード:交響曲第3番/ヴィオラとピアノのための協奏曲/2つのインヴェンション(クーレン/トリンドル/インゴルシュタット・グルジア室内管/ガザリアン)

    ロシアの作曲家グリゴリー・サムイロヴィチ・フリード。1969年に作曲したモノ・オペラ《アンネの日記》で世界的に注目を浴びるとともに、数多くの映画音楽や歌曲で高く評価されました。しかし、純粋なオーケストラや器楽のための作品は未だ深く研究されておらず、彼が若い世代の作曲家たちに与えた影響などはこれから少しずつ解明されていくことでしょう。このアルバムにはショスタコーヴィチの影響が感じられる「交響曲第3番」や「2つのインヴェンション」など初期の“社会主義的リアリズム”の伝統に則って書かれた作品と、現代的なテクニックを用いて書かれた「ヴィオラ、ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲」を収録。55歳前後でスタイルを根本的に変えたとされるフリードの作風の変化を実際に味わうことができます。ヴィオラ協奏曲ではオランダを代表する名手クーレンとドイツの名手トリンドルがソロを担当、迫力ある演奏が繰り広げられています。(2019/08/23 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5353

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    フリード:フェードラ/ピアノ五重奏曲(ブルーミナ/フォーグラー弦楽四重奏団)

    モノドラマ《アンネ・フランクの日記》で知られるロシアの作曲家グレゴリー・フリード。スターリン政権下、家族を失い国外追放となった彼の作品には常に不安な社会情勢が反映されています。彼は3つの交響曲をはじめ、室内楽曲、器楽曲、映画音楽やラジオ番組のための劇音楽など数多くの作品を書きましたが、楽譜が散逸してしまったため、ほとんど知られていません。このアルバムでは世界初録音となる2曲の室内楽作品を収録。どちらもショスタコーヴィチの影響が感じられる重苦しい雰囲気の中に、時折親しみやすい旋律が顔を見せるというフリード独自の作風に拠っています。近代ロシア作品を得意とするピアニスト、ブルーミナとフォーグラー四重奏団の演奏で。(2021/02/12 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5389