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歌劇や室内楽曲、そして多数の交響曲など優れた作品を多く書いたにもかかわらず、現在では全く忘れ去られた作曲家エルンスト・アイヒナー。彼はドイツの宮廷音楽家の家庭に生まれ、まずは父親から音楽を学びました。ファゴット、ヴァイオリンの名手であり、ツヴァイブリュッケンの宮廷楽団員も務め、ロンドン、パリ、フランクフルトなどに演奏旅行に出かけるなど活躍後、ベルリンのプロイセン宮廷楽団の奏者を務めたのち37歳で世を去りました。このアルバムではイタリアのオーケストラ「テレジア管弦楽団」が全作品から4曲を選び演奏。収録されたこれらの交響曲は、全て三楽章の当時の定型に収まった交響曲初期の形式に則ったものですが、そのどれもが躍動感と緊張感に溢れたもので、まさにこの時代に流行していた「疾風怒濤」の精神を反映した聴きごたえのあるものです。(2024/04/12 発売)
| レーベル名 | :CPO |
|---|---|
| カタログ番号 | :555580-2 |
アクセスは「トルコの五人組」(知らなかったなあ)の一人で、トルコ音楽界の指導的役割を果たし、6曲の交響曲をはじめ、オペラ、交響詩、室内楽など幅広いジャンルの作品を残しています。ヴァイオリン協奏曲は45分もの大作で、全曲切れ目なく演奏されます。ヴァイオリン・パートはえらく難しそうですが、名人芸を誇示する曲ではなく、むしろ交響曲のような性格をもっています。その意味では、ブラームスの流れを汲むとも言えるでしょう。作風的には、バルトークやプロコフィエフを思わせるようなところがあり、1969年の作としてはかなり保守的で聴きやすく、メロディアスでもあります。20世紀の隠れ名協奏曲として、知っていると、あなたのレパートリーがまたひとつ豊かになること請け合いです。(2001/05/01 発売)
| レーベル名 | :CPO |
|---|---|
| カタログ番号 | :999799-2 |
作曲家アグリコラ(1720-1774)の名前は、現在ほとんど忘れられてしまっていますが、フリードリヒ・グラウンと同世代の作曲家であり、当時はとても人気のある人でした。史実に残っていることとしては、1763年2月にプロイセン王国とオーストリアの間で結ばれた「七年戦争」の講和条約…フベロトゥスブルク条約のあとに、それまでオペラ上演が禁じられていたベルリン国立歌劇場の再開公演で、グラウンの「メーロベ」を指揮したことでしょうか。グラウンから大きな影響を受けていたアグリコラの心の中は察する他ありませんが、結局、音楽界の中心は彼に移ることはなくそのまま埋もれてしまいました。このクリスマスのための音楽は、静かで敬虔な雰囲気を有した荘厳なもの。バッハのクリスマス・オラトリオに先立つ祝典的な雰囲気を持った隠れた名作です。(2014/11/26 発売)
| レーベル名 | :CPO |
|---|---|
| カタログ番号 | :777921-2 |
バロック期の作品を得意とするケルン・アカデミーによるアグリコラとホミリウスの復活祭用カンタータ集。アグリコラは当時最高の教会音楽家の一人と目されており、プロイセン王フリードリヒ2世の宮廷作曲家を務め、数多くの教会音楽を作曲しました。このカンタータは1758年の復活祭初日に、ベルリンの聖ペーター教会で演奏された作品です。かたや、ホミリウスはドレスデンの聖母教会を中心に活躍した作曲家。このカンタータは1767年にドレスデンで演奏された記録が残っています。これは10部からなる規模の大きな作品で、あまり対位法を用いることのない、古典派初期の様式を思わせる端正な筆致が魅力的です。アグリコラのEin musikalisches Gedich=音楽的な詩は、自由な伴奏を持つレチタティーヴォ形式の作品。地震やイエスの復活となどの神秘的な内容が歌われています。(2020/04/24 発売)
| レーベル名 | :CPO |
|---|---|
| カタログ番号 | :555332-2 |