Home > CD & DVD > Labels > CPO
レーベル別検索
Search results:1582 件 見つかりました。
ハンブルク市全体の音楽監督を務めていたテレマンは、折りにふれ祝祭行事のための音楽を作曲しました。作品があまりにも多岐に渡るため、まだその全貌がつかめておらず、まだまだ新発見のニュースが伝えられます。この1760年に作曲された「アルトナ(ハンブルクの西部に位置する歴史的な都市)のための祝祭音楽」も、戦禍を避けるためにアルメニアの図書館に預けられていた作品。1998年に返却され、すぐさま演奏されたところ高い評価を受けました。またこの地域は一時期デンマークに属していたこともあり、その関係でテレマンは当時のデンマーク王フレデリク5世のためにも素晴らしい頌歌を作曲しています。どちらも晩年のテレマンの傑作です。(2017/08/25 発売)
レーベル名 | :CPO |
---|---|
カタログ番号 | :555018-2 |
テレマン(1681-1767)の時代の協奏曲は、現在のような「独奏楽器とオーケストラ」のような形ではなく、いくつかの独奏楽器群と弦楽の掛け合いである「合奏協奏曲」の形式がほとんどでした。このアルバムでも、最初に置かれているのはもともと「ソナタ」として知られている通奏低音と複数の楽器による変ロ長調の作品で、テレマンのカタログでも室内楽として分類されています。しかし最近の研究ではこの作品は、合奏協奏曲から分かれたアンサンブルによって構成された「リピエーノ(独奏楽器群を表すコンチェルティーノの反対語で、独奏楽器群を支える役目を担う集団)」であると考えられ、協奏曲の分類に入れられるようになりました。他の3つの作品は明らかにヴァイオリンが活躍する協奏曲で、当時流行していたフランス序曲とイタリア協奏曲の双方の特徴を持つユニークで華やかな作品です。(2016/06/29 発売)
レーベル名 | :CPO |
---|---|
カタログ番号 | :777701-2 |
【cpoの人気シリーズ、テレマンのヴァイオリン協奏曲集】この第7集には3曲が収録されていますが、そのうち2曲の作品番号はTWV55の組曲、1曲はTWV51の協奏曲と、作品目録では別ジャンルに分類されています。組曲は基本的に6曲から8曲の舞曲で構成され、冒頭にはフランス風のゆったりとしたテンポを持つ序曲が付されています。協奏曲は当時の主流であった急-緩-急の3楽章構成です。このように曲の形態は違うものの、どの曲も独奏ヴァイオリンには、繊細な感覚と高い技術を要求する華やかな旋律が用意されています。エリザベス・ウォルフィッシュ率いるウォルフィッシュ・バンドの見事な演奏が、聴き手を1720年代のヨーロッパ音楽文化への魅力的な旅へといざないます。(2021/09/24 発売)
レーベル名 | :CPO |
---|---|
カタログ番号 | :777881-2 |
cpoの人気シリーズ、テレマンのヴァイオリン協奏曲集の第8集は、2つまたは3つのヴァイオリンをソロ楽器とする協奏的作品を収録しています。これらはアイゼナハ時代(1708-1712)及び1730年代の作品で、荘重な序曲で始まる組曲や「ヴィオレッタ」というソロ楽器を指定したTWV 52: G3はフランス風の表情記号を持つ楽章で構成される一方、TWV 52: B2とG2は緩急緩急、TWV 53: F1は急緩急とイタリア的な構成。テレマンの作曲技法やアイディアの豊かさにあらためて感心させられる1枚です。バロック時代に「ヴィオレッタ(ヴィオレット)」と呼ばれた楽器は多種多様で実態は不明ですが、このディスクではフランス・バロックに見られる2種類の変則調弦を施したバロック・ヴィオラを使っているとのこと。(2022/01/27 発売)
レーベル名 | :CPO |
---|---|
カタログ番号 | :777882-2 |
cpoの膨大なテレマン・コレクションの中でも、多くの人が続編を待ち望んでいるヴァイオリン協奏曲集、第4集の登場です。第3集では、自身が率いるアンサンブルとの演奏を披露したエリザベス・ウォルフィッシュですが、今作では、第2集と同じく、オルフェオ・バロック管弦楽団と極めて濃密なやりとりを聴かせます。テレマンのヴァイオリン協奏曲は非常に独創的、かつ実験的なフォームを持っていることで知られ、それは、ドイツの伝統的な音楽の形式にフランスとイタリアの潮流を取り入れたテレマンらしく、ヴァイオリンの奏法にも華やかで技巧的なものが多くみられ、また形式的にも面白いものが多いのです。遊び心と優雅さを併せ持つこれらの作品、どの曲にも「演奏する喜び」と「聴く喜び」が満ち溢れています。(2012/06/13 発売)
レーベル名 | :CPO |
---|---|
カタログ番号 | :777242-2 |
1762年、歴史的に重要なスウェーデンとプロイセンの講和条約「ハンブルク条約」がハンブルクにて調印されました。しかし、市の名物でもあった聖ミヒャエル教会はその2年前に消失しており、ようやく再建されたばかり(塔はまだなかった)で、この再建式も州の公式行事として開催されることとなりました。市の音楽監督であったテレマンは当時81歳という高齢でしたが、この大切な行事のために音楽を作曲、イヴェントの重要性を踏まえ、これまでの作品よりも更に壮大で華麗な音楽を創り出しました。6組の二重合唱、トランペット、ティンパニを従えた壮麗な作品はテレマンの最高傑作と呼ぶにふさわしい仕上がりです。(2019/02/15 発売)
レーベル名 | :CPO |
---|---|
カタログ番号 | :555214-2 |