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Linn Records: アルバム一覧

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    ヘンデル:初期の大規模カンタータ集(ウィリアムズ/ダニーデン・コンソート/バット)

    【ジョン・バット率いるダニーデン・コンソートによる、ヘンデル若き日の佳作集】躍進めざましい英国のソプラノ歌手ナーダス・ウィリアムズを独唱に迎え、ヘンデルが若い頃ローマで書いた三つの合奏付きイタリア語カンタータを集めたアルバム。ヘンデルのオラトリオやバッハの大作声楽曲の瑞々しい解釈で着実に注目を集めてきたジョン・バット率いるスコットランドの実力派古楽団体ダニーデン・コンソートは、今回も抜群の適性で曲にあふれる瑞々しさを引き出してやみません(編成は弦楽4/3/1/2/1にテオルボとチェンバロ、各一対のオーボエとリコーダーが適宜参加)。英米各地で話題を呼ぶナーダス・ウィリアムズも近年ヘンデル作品での名演が多い歌手。随所で抜群の存在感がきわだつその歌声で、歌詞のイタリア語の真に迫った情感表現を驚くほど生々しく音楽化し、強い求心力で聴く者を惹きつけます。アルバム末尾にはこの時期の大作オラトリオ『時と真理の勝利』からの抜粋も収録。ハンブルクの歌劇場での活躍を経て、本場ローマの最先端をゆくA.スカルラッティの傑作カンタータ群を知っていた音楽通たちを唸らせた、若き作曲家の最初の快進撃をリアルに彷彿させる、作品愛に満ちた充実の録音に仕上がっています。(2024/10/18 発売)

    レーベル名:Linn Records
    カタログ番号:CKD747

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    マーティン:ミサ曲、頌歌、モテット(ケンブリッジ・ゴンヴィル・アンド・キーズ・カレッジ合唱団/マーティン)

    ケンブリッジ大学ゴンヴィル・アンド・キーズ・カレッジ合唱団による、その音楽監督マシュー・マーティンの作品集。オックスフォード大学と英国王立音楽院で学んだマーティンが2004年から2022年の間に作曲した作品は、伝統的なミサやモテットから複雑な讃歌や頌歌まで様々で、世界初録音も含まれています。彼の多様なスタイルは英国国教会とカトリックの伝統の両方を行き来し、オルガンの活躍する祝祭的な曲から、古いヨーロッパの聖歌やポリフォニーの要素を感じさせる曲まで幅広く、聴き応えのあるものです。(2024/11/08 発売)

    レーベル名:Linn Records
    カタログ番号:CKD743

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    マクミラン:合唱作品集(献堂)(タヴナー/マッキンタイア/カペラ・ノーヴァ/A. タヴナー)

    【マクミランの美しい宗教合唱作品集】スコットランドの作曲家ジェイムズ・マクミランによる、聖書を題材としたものを中心とした合唱作品集。ほとんどが初録音というのも嬉しいところ。2015年にカルハム救世主キリスト教会の礼拝堂献堂式のために作られた、静謐さと緊張感を湛えたア・カペラのモテット群に始まり、オルガンの伴奏付きや、オルガンと独唱のための作品、オルガン独奏曲など様々。中にはマクミランの子供たちの結婚式のために書かれた曲や、父親への追悼曲なども含まれます。特に現代音楽の表現において高い信頼を得ているカペラ・ノヴァは、1982年にアラン・タヴナーとレベッカ・タヴナーによって結成された、スコットランドで唯一、古楽と現代音楽に特化したプロフェッショナル合唱団。Linn Recordsチーフ・プロデューサー、フィリップ・ホッブスの熟練のエンジニアリングにより、エディンバラの歴史ある名教会の美しいアコースティックをふんだんに感じることが出来る一枚です。(2021/11/12 発売)

    レーベル名:Linn Records
    カタログ番号:CKD633

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    マンディ:宗教音楽集(オックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団/クイニー)

    【英国教会音楽の変転期を見届けた大家W.マンディの多面性に迫る】16世紀中盤、英国の教会音楽の歌唱がラテン語から英語になってゆく時代に活躍した大家ウィリアム・マンディの作品集。1543年までにロンドン・ウェストミンスター・アビーの首席聖歌隊員となっていたマンディは、英国がラテン語礼拝一色だった頃から作曲を始め、青年期にロンドンで実践経験を重ねたのち、終生の職場となる王室聖歌隊に加わります。その間エドワード7世の英語礼拝導入期(1549~53)、メアリー1世のローマ・カトリック回帰によるラテン語礼拝復活期(1553~58)を経て、最終的に英語礼拝がエリザベス1世の治世で定着するまで、彼は状況に応じ英語・ラテン語どちらの祈祷文にも曲をつけました。本盤ではオルガニスト・合唱指揮者として幅広く活躍するロバート・クィニーが、2014年以来音楽監督を務める少年&成年ア・カペラの名門オックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団と共に、ラテン語作品を中心に7作を厳選。佳品「目覚めていても、眠っていても」での堅固な一体感、簡素な2声から堂々6声まで展開する演奏時間20分超の大作「天の父の声が」での多様な声楽表現、フェアファックスやタヴァナーら先行世代を思わせる最初期作「キリエ」での単旋律聖歌と多声の交錯など、各作品の魅力をよく引き出した充実解釈でマンディの多面性をじっくり味わわせてくれます。(2025/06/06 発売)

    レーベル名:Linn Records
    カタログ番号:CKD775

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    ミューリー:合唱作品集(タリス・スコラーズ/フィリップス)

    【話題の作曲家ニコ・ミューリーとタリス・スコラーズとのコラボレーション】METやニューヨーク・フィルなどからの委嘱作品にとどまらず、日本を含む様々な国の映画音楽、ビョークらとのコラボレーション、また「久石譲プレゼンツ ミュージック・フューチャー」への参加で日本でも知られるアメリカの作曲家ニコ・ミューリーが、過去10年に渡りタリス・スコラーズのために書いた作品を集めたアルバムが登場。タリス・スコラーズとLINN RECORDSとのコラボレーション第1弾でもあります。ピーター・フィリップス率いるタリス・スコラーズは長年、ジョスカンやパレストリーナを始めとしたルネサンスのポリフォニーを主要レパートリーとしてきましたが、ジョン・タヴナーとの出会いをきっかけに、ルネサンスの唱法が素晴らしい演奏効果を上げるスタイルの現代作品が、ルネサンス音楽のコンサート体験を「破壊するのではなく、むしろ増強する」ものであることに気づいたとフィリップスは語ります。この可能性を当初最も体現したのがアルヴォ・ペルトでしたが、ニコ・ミューリーもまた聖歌隊での活動で宗教作品の多様な響きを吸収しており、タリス・スコラーズ特有のサウンドを即座に理解し、力強さを持つ傑作が次々と生まれました。ノン・ヴィブラート唱法とモダンな和声進行による透明感溢れる音世界をぜひ体験してください。(2026/03/20 発売)

    レーベル名:Linn Records
    カタログ番号:CKD790

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    無口な詩情~16世紀前半のヴェネツィアの音楽を集めて~(マリアン・コンソート)

    【16世紀前半、絵画と共にヨーロッパ最先端にあったヴェネツィアの音楽】洗練された古楽解釈で知られる英国の声楽アンサンブルが、南西ドイツ放送(SWR)の協力を得てシュトゥットガルト州立美術館のために制作したアルバム。盛期ルネサンスのヴェネツィアを代表する画家の一人ヴィットーレ・カルパッチョ(1465頃~1525/26)を中心とする15~16世紀ヴェネツィア画派の作品を集めた企画展に合わせ、同時期のヴェネツィアで国際的に活躍した楽譜編集者オッタヴィアーノ・ペトルッチが出版を手掛けた作品を集め、当時ヴェネツィアが絵画だけでなく音楽でも比類ない充実をみせていたことを示すプログラムになっています。カルパッチョと世代が近いトロンボンチーノやリュート奏者カピローラ、ローマ教皇庁で活躍したフェスタなどヴェネツィア内外のイタリア人作曲家たちはもとより、ジョスカンやヴィラールトなどネーデルラントの作曲家、フランスの巨匠ムートンやバルカン半島の作曲家まで、編集者ペトルッチの広い視野が捉えた才人たちの技芸の魅力を、自然な佇まいの歌を通じて精巧なポリフォニーを浮かび上がらせるマリアン・コンソートが美しく伝えます。クリスティーナ・ウォットの妙技が味わい深いリュート作品も声楽中心の展開にアクセントを添え、声楽と器楽の関連性にも思い至らせてくれます。(2025/01/10 発売)

    レーベル名:Linn Records
    カタログ番号:CKD750

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    ムファット:鍵盤のための組曲集(メポムニャシャヤ)

    【「ウィーン古典派前夜」を生きた後期バロックの大家の代表作】コレッリと同い年だったゲオルク・ムッファトの息子で、オーストリア皇室の信頼を得て長く活躍した鍵盤奏者ゴットリープ・ムッファトの代表的組曲集の全曲録音。1704年に父ゲオルクが亡くなった後、対位法の大家フックスが楽長を務めるウィーンの皇室楽隊に1711年から歌手として参加したゴットリープは、1717年に第3オルガニストに就任したのを皮切りに、カール6世の宮廷で皇室の子女の音楽教師としても活躍。皇位後継者となったマリア・テレジアのもと1741年に首席オルガニストとなり、高齢で演奏が困難になった後も年金を受けられる立場を保持できたほど深い崇敬を集めました。1739年に出版された鍵盤曲集に収められた7つの組曲全てを収録したこのアルバムでは、リチャード・エガーのパートナーでもある俊才アレクサンドラ・ネポムニャシチャヤの解釈で、同時期に発表されたバッハの『6つのパルティータ』などにも比しうる聴きごたえある音楽を満喫できます。バッハの組曲群と同じく冒頭をフランス風序曲やファンタジアなど充実した楽章で飾り、その後にチェンバロの特性が映える煌びやかな和声や繊細な多声書法が続く舞曲群が続く構成の音楽は、名工カッツマンによる精巧な再現楽器の美音でひときわ見事に響き、作品の魅力を探る面白さを深く味わわせてやみません。(2024/03/08 発売)

    レーベル名:Linn Records
    カタログ番号:CKD739

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    J.S. バッハ:チェンバロ作品集 - BWV 964, 968, 974, 971, 972, 998, 999 (メポムニャシャヤ)

    【別の楽器の響きをも連想させる、多様で奥深いバッハ鍵盤音楽の世界】モスクワ音楽院でオリガ・マルティノヴァ門下にチェンバロを学んだ後、アムステルダム王立音楽院でリチャード・エガーとメンノ・ファン・デルフトに師事、エガーのデュオ・パートナーとしても活躍しLINN RECORDSにシューベルトやデュセックなどの作品を2人で録音もしているアレクサンドラ・ネポムニャシチャヤ。今回ソロで録音したバッハ作品集は「編曲」がテーマで、他の作曲家の協奏曲や自作のヴァイオリン独奏曲をチェンバロで弾けるようにした編曲作品に加え、リュート独奏や弦楽合奏など他の編成を想定しながらチェンバロ独奏向けに書かれた作品などを収録しています。落ち着いていながら自在なタッチで端正に各曲の味わいを引き出しており、聴き進めるうちにチェンバロの音を介してオーケストラやオルガン、ヴァイオリンなど別の楽器のイメージも浮かんでくるかのよう。18世紀の様々な調律法を参考にリチャード・エガーが編み出した不均等調律で浮かび上がる和声変化の妙もその一助となっているようです。LINNならではの精巧なエンジニアリングを通じて伝わる名工ジョエル・カッツマン再現製作のチェンバロの美音も魅力的。多声書法の追求と並行して積極的にイタリア様式を吸収、自らのものとしていったバッハの音楽の瑞々しさに改めてはっとさせられる1枚です。(2026/02/27 発売)

    レーベル名:Linn Records
    カタログ番号:CKD789

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    メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲 MWV R18/弦楽四重奏曲第5番(コンソーネ四重奏団)

    【注目のピリオド・クァルテット、コンソーネ弦楽四重奏団のプロジェクトがLINNで始動!】英国王立音楽院で結成されたコンソーネ弦楽四重奏団は、数少ないピリオド・スタイルによる弦楽四重奏団として2015年から本格的な活動を開始し、これまで多くの賞を受賞してきました。2018年リリースのハイドンとメンデルスゾーンを収めたファーストアルバム(AMBRONAY EDITIONS/AMY310)は英「THE STRAD」誌などで高評価を獲得。2020年にはスウェーデンのギタリストとの共演アルバム(Resonus/RES10260)もリリースしています。初来日公演はコロナ禍の影響で中止となりましたが、2021年の「たかまつ国際古楽祭」にはオンライン配信で参加、多くの人を魅了しました。2019年にはBBCのニュー・ジェネレーション・アーティストに選出、今回のアルバムもBBCとLINNの共同企画によるもので、今後メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲全曲の録音を予定しています。メンデルスゾーンが14歳の1823年に書かれた弦楽四重奏曲変ホ長調は、作曲者の生前出版されなかったもののその筆致は既に習作の域を出た素晴らしいもの。ここでの演奏は終楽章のフーガなどに聴かれる緻密な構成を若々しい躍動感を持って美しく歌い上げており、この作品の瑞々しさが前面に出ています。第5番は作曲者が精力的に活動していた1837年から翌年にかけての円熟期に作曲されたもの。ガット弦ならではの柔らかで伸びやかな音色と滑らかな歌心で、この作品の魅力を十二分に伝えています。(2023/03/24 発売)

    レーベル名:Linn Records
    カタログ番号:CKD716

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    メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」、第5番「宗教改革」(スコットランド室内管/エメリャニチェフ)

    【スコットランド室内管創立50周年、エメリャニチェフとの「スコットランド」「宗教改革」】スコットランド室内管弦楽団と首席指揮者マキシム・エメリャニチェフにより、その就任前に録音されたシューベルト「グレート」(NYCX-10112/CKD619)は、「同曲の最もスリリングな演奏」(BBCマガジン)など各所で絶賛されました。2024年1月に迎える楽団創立50周年を記念すべく今回録音されたのは、メンデルスゾーンがスコットランドを旅行中その自然に触発されて構想してから10年以上、彼の一生の半分近い歳月をかけて手を加えられ、生涯最後に完成させた交響曲となった第3番「スコットランド」。そして、若きメンデルスゾーンが試作的な第1番に続いて2つ目の交響曲として完成させた、ルター派のコラール「神はわがやぐら」を引用する第5番「宗教改革」を併せて収録しています。どちらの作品でもヴィブラートを抑えた少人数の弦の透明感が印象的。「スコットランド」は各パートをよく鳴らし、メロディの歌謡的な美しさのみならず、オーケストレーションの面白さも前面に出す快演となっています。「宗教改革」も力強くオーケストラを歌わせ、エコーのような効果も心地よく生かしつつメロディを伸びやかに表現し、この作品の素晴らしさを十二分に発揮。なお古楽鍵盤奏者としてピリオド奏法に造詣の深いエメリャニチェフらしく、第4楽章では本来の指定通りにセルパンを使用しています。(2023/11/10 発売)

    レーベル名:Linn Records
    カタログ番号:CKD667