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スヴェン・エリク・タープ(1908-1994)が生きた時代のデンマーク音楽は、ドイツ後期ロマン派の影響の中にいくばくかのフランス印象派の流れが混在したものと言えるでしょう。決して前衛的ではなく、聴きようによっては「時代遅れ」かもしれませんが、豊かな抒情性と魅惑的なメロディに満たされています。このアルバムには、1920年代の情熱溢れる作品から、1956年の円熟期の作品まで、彼の多様な音楽性に触れることができます。デンマーク生まれの女性ピアニスト、トーニャ・レモーはバッハから現代曲まで幅広いレパートリーを有する才能ある人。ここでも知られざる作品を説得力高く弾きこなしています。(2011/05/25 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226053 |
この奇妙なオペラ(?)の作曲家、ダニエルセンは、この曲を作曲中に死去しました。3人の登場人物は全て「ドナルド」と呼ばれ、彼らの精神は呼応し、ある時はひとりの人間であり、ある時は3つの別個の人格に分裂します。テキストは、ここで語り役を務めるネルスコフが書いたもので、ハムレットやユリシーズなどの古典作品とも密接な関係を持っています。もちろん「オペラ」とは名ばかりで、電子音あり、ロックあり、聖歌あり。まるで悪夢を見ているかのような75分間です。冥界との交信をしたい方、いかがでしょうか?(2010/10/13 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226563 |
1881年デンマーク生まれの知られざる女性作曲家ナンシー・ダルベア。このアルバムは世界初録音2曲を含む彼女の弦楽四重奏曲全集。裕福な家庭に生まれ、ピアニストを目指すも慢性の腱鞘炎で断念し作曲を始めたダルベアは、音楽愛好家であった夫の理解もありカール・ニールセンに師事、オーケストレーションの腕を磨いて、師匠の曲の手伝いも任されるようになりました。弦楽四重曲奏 第1番は、ニールセン門下生時代の作品で、1914年にダルベアの自宅で初演した際に、ニールセンも演奏に参加しています。第2番は1926年にドイツの出版社より出版され海外でも演奏されました。第3番は恩師ニールセンに捧げられています。演奏は2013年に若い奏者たちで結成された北欧音楽を得意とするノルディック弦楽四重奏団。ダルベア作品を温かな極上のサウンドで演奏しています。(2019/12/13 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :6.220655 |
このアルバムは、1990年代よりデンマークや北欧のジャズ界やワールドミュージック・シーンで活躍しているコンポーザー・ピアニストのダヴィドセンが案内役となり、聴き手を「伝統的な世界」から、ジャンルを越えた「冒険の旅」へと誘う1枚です。ダヴィドセンは、ペア・ノアゴーやメシアンに薫陶を受け、作曲やオーケストレーションを学ぶため、ボー・ホルテンやニールス・マルティッセンに師事した作曲家。ここでは、シェイクスピアやデンマークの詩人、オーレ・サーヴィ(1921?81)やウルスラ・アンキャー・オルセン(1970-)のテクストを使用した作品を、ダヴィドセン室内管弦楽団とフィグーラ・アンサンブルがユニークな解釈で演奏しています。フィグーラ・アンサンブルは、メゾ・ソプラノ、クラリネット、コントラバス、パーカッションの他、建築家兼セット・デザイナーをはじめ、今回、詩も提供している詩人のU.オルセンも参加するアート集団。ダヴィドセンの繊細なバランスの上に成り立つメロディックでユーモアのある音楽性を再現しています。(2020/03/06 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226137 |