Home > CD & DVD > Labels > Dacapo
レーベル別検索
Search results:548 件 見つかりました。
デンマーク初の女性電子音楽家と言われるエルセ・マリー・パーゼ。ピエール・シェフェールやカールハインツ・シュットックハウゼンらと共同制作を行い、優れた作品を世に送り出していた彼女ですが、2016年1月18日に惜しまれつつこの世を去ってしまいました。このアルバムは彼女の功績を称え、11人のアーティストたちが代表作「エチュード」をリミックスした音を1枚のアルバムにまとめたもの。全ての曲はそれぞれ333秒と一定に保たれていますが、出来上がった音は多様であるのが面白いところです。(2017/04/28 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
---|---|
カタログ番号 | :8.226593 |
3人のデンマークのロマン派作曲家による愛の歌を集めたアルバムです。一番時代の古いC.E.F.ヴァイセは、実はデンマーク出身ではなく、ドイツ生まれですが(モーツァルトの妻コンスタンツェとも知り合いでした)、15歳の時にコペンハーゲンに行き、当時流行していた文学の影響を受けて音楽の中にもデンマークの民俗性を採りいれました。アルノール・ハイセは当時、素晴らしい歌を書く作曲家として知られ、管弦楽曲や室内楽曲を含む100以上の作品を残しましたが、現在では忘れ去られています。ランゲ=ミュラーは最近復興の兆しのある人で、ほとんど独学ながらオペラ、管弦楽曲、劇場音楽、合唱作品、200以上の歌曲、ピアノ曲など広範囲の曲を書いています。ただ、やはり大規模な作品は冗長感が否めず、このような小さい歌曲で彼の真価が発揮されているようです。若きリリック・テノール、マティアス・ヘーゼゴーによる感動的な歌唱でどうぞ。(2010/04/28 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
---|---|
カタログ番号 | :8.226141 |
中世デンマークの権力抗争を描いたペーター・ハイセの壮大なオペラ《王と元帥》。ここで描かれているのは欠けたコインを示す「クリッピング(信頼性が欠如した状態のコイン)」と呼ばれたエーリク5世(1249-1286)のエピソードです。10歳で王位を継ぎ、賢明な母サンビリアの後ろ盾を得た彼は教会と貴族に対して強い影響力を示しますが、その強引なやり方には反発も多く、何人かの貴族たちが彼の暗殺計画を立てます。その首謀者の一人が元帥スティグ・アナセンでした。愛、嫉妬、名誉に根差した残虐なストーリーにハイセはロマンティックで魅力的な音楽を付けています。指揮者シェンヴァントはこの作品に深い愛着を抱いており、1990年代にも一度アルバムを出していますが、今回登場のアルバムは2019年に行われた上演のライヴ録音。シェンヴァントの更なる解釈の深化に加え、臨場感溢れる素晴らしい音響も楽しめます。(2021/03/26 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
---|---|
カタログ番号 | :6.200006 |
1951年から57年にかけて、若きハイセはコペンハーゲンの上流階級が仲間内で楽しむ音楽の夕べのために弦楽四重奏曲を6曲書きました。ハイセは後に数多くの歌曲を書き、そちらで人気と評価を得てしまったために弦楽四重奏曲の存在は埋もれてしまいましたが、形式は古典的、楽想は流麗で優雅。モーツァルトやメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲が好きな人なら気に入りそうな佳品です。残り3曲も録音予定。演奏は2013年に結成されたノルディック弦楽四重奏団。北欧の作品に特別な愛情を注いでおり、これまでグズモンセン=ホルムグレーンの四重奏曲(8.226217)やダルベアの弦楽四重奏曲(6.220655)を録音、どれも高く評価されています。(2023/06/23 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
---|---|
カタログ番号 | :8.224734 |
注目のリコーダー奏者ボレッテ・ロズが参加するアンサンブル「アルファ」の耽美的な美しさを備えた「ゴルトベルク変奏曲」。
デンマークの作曲家、サックス奏者ナヴァロ・アロンソ(アンサンブルにも参加し素晴らしいサックスを聴かせる)は、バッハのオリジナルに一切「音符」を追加することなく、独創的な編曲によって音色と響きを変化させるだけで、全く新しい「ゴルトベルク」を創り出しています。リコーダー、サックス、パーカッションというユニークな編成から生まれる音は意外なほどに清冽であり、時折生まれる静けさに思わず耳を傾けたくなるほど驚きに満ちています。変奏ごとに表情を変えていく“音の動き”を刻々と追っていく喜びをぜひ味わってください。(2018/10/24 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
---|---|
カタログ番号 | :8.226210 |