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Search results:6619 件 見つかりました。
当時人気のあった旋律ロム・アルメ(武装した人)を用いて何人もの作曲家が残したミサ曲、ナクソスでは、デュファイ、オケゲム、そして今回のジョスカンと3大名曲を揃えました。全てオックスフォード・カメラータの見事な演奏、楽しく聴き比べられます。カップリングの小曲にもご注目、特に「アヴェ・マリア」の、音の完璧な調和がもたらすどこまでも清澄な美は、まさに究極の逸品。ここでは混声合唱で演奏しています。滅多に聴く機会のないジョスカンの死を悼む音楽が収録されていることにも拍手。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553428 |
ショスタコーヴィチの「24の前奏曲」はタイトルからわかる通り、ショパンの同名の作品からインスピレーションを受けて作曲されたピアノ独奏曲です。1927年に“ショパン国際ピアノコンクール”に出場したほどの腕前を持つピアニストでもあったショスタコーヴィチにとってこの作品は特別な意味を持つものであり、全曲の初演も完成直後に彼自身が行っています。この曲集をヴァイオリンとピアノ用に編曲を思い立ったのが、「ベートーヴェン弦楽四重奏団」の第1ヴァイオリン奏者で、ショスタコーヴィチの友人でもあったドミトリー・ツィガノフです。彼はまず1937年に4曲、1961年と1963年に15曲を編曲し、軽快で機知に富む魅力的な作品に仕立てました。そして残りの5曲は2000年に女性作曲家アウエルバッハが編曲。全てが揃うことになり、演奏機会も増えています。オイストラフの誕生日のために書かれたソナタは、前奏曲とは対照的な作風を持つ深遠な作品。最終楽章はパッサカリア形式で書かれており、最後は静かに消え入るように終わります。ロシアの名手2人による演奏です。(2018/01/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573753 |
現在は素晴らしい指揮者として活躍している1960年生まれのヤープ・ヴァン・ズヴェーデンですが、彼はもともとジュリアード音楽院で学んだ優れたヴァイオリニストであり、1979年から1995年まではロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサート・マスターを務めていました。このアルバムはそんな時期に録音され、名盤として親しまれた記録を復活させたものです。。ショスタコーヴィチの協奏曲は1947年から1948年にかけて作曲されており、交響曲に匹敵する深い内容を持つもので、有名なジダーノフ批判(ソビエト連邦共産党中央委員会による前衛芸術への抑圧)を避け、公表を差し控えたという経緯があります。第1楽章から唐突に「夜想曲」で始まるという不思議な構成を持ち、全体は思索的でありながらも爆発直前のエネルギーを秘めています。リームの作品は名ヴァイオリニスト、アンネ=ゾフィー・ムターに捧げられた作品で、もちろん彼女の名演も存在しますが、ズヴェーデンの演奏は、また違った立ち位置での解釈で、一つの作品が普遍的な価値を持つ経緯を眺めることができるでしょう。(2013/11/20 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573271 |
48年に完成した「第1番」は、内容に対する当局からの批判などを恐れて、オイストラフ独奏ムラヴィンスキー指揮で55年に初演されるまで作曲者が封印したといういわくつきの作品です。高度な技巧を発揮できる上に内容の深さも申し分がない傑作で、第4楽章などは活力抜群で理屈抜きで愉しめます。「第2番」はより単純化されたわかりやすさが魅力。チャイコフスキー・コンクール優勝など華麗な入賞暦を誇る若手カーラーが、ヴィトの指揮にのって難曲を征服します。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.550814 |
ショスタコーヴィチの全作品の中でも高い人気を誇り、かつ“異色の作風”として知られる「ロマンス」は、この映画「馬あぶ」の中の1曲です(アルバムではトラック4)。この美しい曲が映画のどの場面で使われているのか、ましてや、作品のストーリーを知る人はほとんどいないでしょう。舞台は19世紀のイタリア。政治不安の中、信仰を捨ててまで地下活動に身を投じた青年を主人公とするこの物語はなんとも皮肉と風刺に満ちており、タイトルの「馬あぶ」というのは、重傷を負いながらも、権力と戦うアーサーのあだ名です。最後まで権力に抵抗し銃殺刑に処せられるアーサー。彼が心から思い続けていたジェンマ。彼らの心情が克明に描かれたこの映画のサウンドトラックを、指揮者フィッツ=ジェラルドが復刻。壮大なオーケストレーションで聴かせています。(2017/11/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573747 |
昨年リリースの女ひとり(8.570316)も大好評ですが、こちらはもっと珍しいショスタコーヴィチ(1906-1975)の映画音楽「女友だち」です。この映画は3 人の少女が成長し、南北戦争で看護婦として活躍する物語。社会主義の体制の中での女性の社会進出を描いた興味深い内容でもあります。いつものようにF=ジェラルドによる復元版を使用したこの演奏は、いつものように絢爛豪華なオーケストレーションで聴き手を魅了します。この盤は他にも世界初録音となる3 つの作品が含まれています。交響的断章は、交響曲第9 番のスケッチと考えられ、こちらもまことに興味深い内容です。(2009/07/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572138 |
その生涯に数多くの映画音楽を作曲したショスタコーヴィチ。この「女ひとり」は第2作目にあたる1930年の作品です。メロディは「これでもか」と言うくらいに分かり易くシンプルでアイロニーに満ちています。とは言え、巨大なオーケストラと多くの歌手、合唱、当時登場したばかりのテルミンまで使用するという大がかりな編成は当時の聴衆の度肝を抜いたことは間違いありません。今回の演奏にあたって、イリーナ夫人の公式承認を受けたフィッツ=ジェラルドの復元スコアを用い、その際には失われた序曲も加えています。(2008/04/09 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570316 |
ショスタコーヴィチという作曲家の底知れぬ懐の深さを実感させるジャンルが映画音楽。交響曲で随所に耳にする語り口が楽しめるのはもちろんのこと、そこに映画ならではの通俗性が加わり、管弦楽曲ファンなら探索してみたいジャンルです。当盤は作曲家晩年の傑作、映画音楽「ハムレット」の出版譜による初の全曲盤で、友人の作曲家アトフミャンが編曲してまとめた組曲版の8曲も組み込まれています。19におけるチェンバロなど、楽器使用法の巧みさは特筆もの。ショスタコ・マニアやシェイクスピア・マニアにはもちろん、近現代管弦楽曲の愛好家に広くお薦めします。(2004/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557446 |
実は、ショスタコーヴィチは大変な映画音楽作曲屋で、生涯に40作近く手がけています。魅力的な音楽が多いのですが、あまり録音・演奏されることが少なく、未発掘の金山的な存在です。「馬あぶ」は19世紀イタリアの独立の闘士を描いた映画用に作られた音楽で、拍子抜けするほど親しみやすく、特に7曲目の「序奏」など、往年のイタリア系恋愛映画のようなくすぐったい(甘美な)曲です。「五日五夜」は非常に珍しい作品で、「ドレスデン解放」では、盛り上げ用にベートーヴェンの「歓喜の歌」が使われています。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553299 |