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19世紀器楽音楽の花形、豪華なオーケストラをバックにソロが華麗に舞う協奏曲を、ショパンは若い頃に2曲して以降、この分野に再び戻ることはありませんでした。が、これはもちろんこの楽曲自体の否定ではなく、次第に内省の度を深めていった彼の音楽の質の変化が、当時一般的に求められていた協奏曲のイメージと単に合わなくなったためで、むしろこの2曲で、彼は協奏曲における自身の可能性をすべて語り尽くした、と考えるのが妥当でしょう。いかにも若者らしい溌剌とした雰囲気、親しみやすい旋律、非常に難しく華麗な技巧を盛り込みながらも、凛とした品性を失わないピアノソロと、どこを取っても素晴らしい傑作です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554540 |
ショパンは「ピアノの詩人」と称されますが、ほんの一握りの室内楽作品も書いています。そのほとんどは、10代に書かれたもので、晩年の作品のような深みは薄いものの、甘美で抒情的なメロディに満ちています。ピアノ三重奏曲は19歳の作品で、チェロの名手であったポズナニ皇太子、アントニ・ラジヴィウに献呈されています。2台のピアノのためのロンドは18歳の時の作品。夏の休暇を友人宅で過ごしたショパンが着想したといわれています。こちらは彼の死後、友人のフォンタナが出版したものです。フルートのための変奏曲は、14歳頃に着想されたもので、ロッシーニの歌劇「チェネレントラ」のアリア「悲しみと涙のうちに生まれ」を主題としています。ここでフルートを演奏しているのは名手バイノン。なんと贅沢なことでしょう。2曲のワルツとマズルカも18歳頃の作品です。ちょっぴりメランコリーで、きらきら輝く若きショパンの青春譜です。(2012/01/18 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572585 |
ショパンは、最もクラシック初心者にも間口が広く、それでいて奥の深い作曲家の一人といってよいでしょう。当盤はすでに定評をいただいているビレットのショパン・ピアノ独奏曲全集から、幅広いジャンルにわたってチョイスされていますので、その奥深さをちょっと覗いてみたいといった方には、最適の1枚と申せましょう。比較的単純で、まだまだ青さを感じさせるものの、率直な表現が胸を打つ嬰ハ短調の「夜想曲」から、円熟の極み、技法の上でも深い内容においても、最高峰の作品の一つといわれる「舟歌」まで、どれもが珠玉の名品です。やっぱりピアノといえばショパン!(2004/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555799 |