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(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.550366 |
24すべての長短調を網羅するかたちで作曲された前奏曲集は、ショパンのピアノ音楽のエッセンスをすべて含んでいるといっても過言ではないでしょう。練習曲風の技巧的難曲あり、美しい夜想曲ありと、楽想は多彩を極めますが、ほとんどの曲が一つのアイデアを無限の想像力で発展させたものであり、その一曲一曲が、短いながらもそれぞれ24の小宇宙というに相応しい広大な広がりを持っています。また同じく非常に名作の誉れが高いのが舟歌は、終始波に揺られるような定型的リズムを伴いながら、息の長い旋律が歌われていきますが、特に絶妙に美しい対旋律の用い方は素晴らしく、この曲に中毒するものはそれこそ跡を絶ちません。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554536 |
終生ピアノを愛し、ひたすらピアノ曲を作り続けたショパンですが、チェロだけは例外でした。彼はこの楽器のために3作品を作ったのです。特に、晩年に作られたソナタは優れた作品で、第3楽章の美しい旋律はショパンの隠れ名曲の筆頭格の存在です。さらにこのアルバムでは、ショパンのピアノ曲を後世の音楽家がチェロ用に編曲した作品が4曲収められています。お薦めは何と言ってもグラズノフが編曲した2つの練習曲!切々と歌うチェロが原曲の哀感を倍加した名編曲です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553159 |
2018年、ハンブルクで開催された「第1回ショパン・フェスティヴァル」はモダン・ピアノとヒストリカル・ピアノを用いてショパンを演奏するというヨーロッパ初の試み。ショパンの時代の楽器と2015年に作られたスタインウェイの音色を聴き比べながら、ショパン時代の作品を堪能するというユニークな音楽祭です。このアルバムはシューベルトとショパンの音楽で幕を開け、フォルテピアノの繊細な音色と作品の密接な関係を示唆します。19世紀になるとピアノの製造元はウィーンからイギリスに移り、奏でる音色も大きく豊かな響きが得られるようになります。そしてショパンの晩年、1848年から1849年の作品に彼の弟子グートマンとリストの作品を並べ、楽器の発展と、次世代へとつながるピアノ曲の可能性を見せています。ポブウォッカやリュビモフをはじめとした「ショパンの名手」が腕を競っているところも魅力的です。(2019/06/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574058 |
「プロ・アマ問わず、最も多くのピアノ弾きを魅了しつづけた曲は何か?」と問われれば、「ショパンのバラード全4曲」と答えるのが正解かもしれません。10分前後という一気に味わうのにふさわしい時間尺の中に、起承転結と喜怒哀楽のドラマを語り尽くし、和声、対位法とピアノ技巧の奥義を究め、かつ印象深い旋律に事欠かないこの4曲は、まさに音楽上の奇跡です。若々しい清冽さが光る第1番、ショパンの全作品の中でも最も情熱的な曲の一つの第2番、優しさの中に光と影が交錯する第3番、最も高度で深遠な叙情性を持つ第4番、いずれも未来永劫に至るまで、ピアニスト達のアイドルであり続けることでしょう。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554527 |
ショパンのピアノ・ソナタについては「美しい音楽だが、ソナタとしての体裁は整っていない」という、古くはシューマンの評に端を発する「ソナタ破綻論」が優勢だった時期もありますが、近年ではむしろその先進性が高く評価され、人気もますます高まるばかりです。習作的要素を否定できない第1番はやや別かもしれませんが、有名な「葬送行進曲」や「墓場を吹き抜ける一陣の風」と形容される独特の終楽章を持ち、大胆さとダイナミックな力感が持ち味の第2番、より均整のとれた古典的な形式美との調和と、高貴なまでな旋律の美しさや円熟した技法が光る第3番の2曲は、全ピアノ・ソナタ史上でも極めて重要な地位を占める作品です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554533 |
NAXOSには、既にセーケイとビレット(ブレイナー盤もありました)の録音があるショパンの協奏曲第1番。しかし2010年のショパン・イヤーに合わせて新録音を出すことになりました。このネボルシンとヴィトの録音、もちろん演奏自体も素晴らしいものですが、何と言っても「ナショナル・エディション」のスコアを用いているところに注目です。ポーランドが国家の威信をかけて、50年かけてショパンの作品を全て見直し出版した「原典版」は、これまでの資料を全て詳細に研究し、今までになかった事実を見せてくれる、ファンにとっては涙が出るほど嬉しいものです。この協奏曲第1番では「これまで150年使われてきたスコアとパート譜は、ショパン自身が書いたものとはかけ離れていた」という衝撃的な内容が明かされています。これを聴いてみると、「ショパンは管弦楽法に疎かった」という既成概念が覆されることでしょう。確かに冒頭から充実した響きに満たされた素晴らしいものとなっています。まず聴き比べてみてください。(2010/09/15 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572335 |
第1番(8.572335)に続く、ショパンの新原典版による第2番の協奏曲です。こちらも、演奏者はヴィトとネボルシン。既存の版との聴き比べも楽しいですし、ただただ演奏に浸るのもいいでしょう。ヴィトはショパンのスコアを、まるでマーラーのように重厚に響かせ、聴き手に多大なる満足を与えてくれます。カップリングの2曲も素晴らしい演奏。どうしても技術面が空回りしがちな初期の作品が、堂々とした名曲として立ち現れます。「アンダンテ・スピアナートと華麗なるポロネーズ」のオーケストラパートも、占める割合は少ないとは言え、強烈な存在感を示しています。(2010/10/13 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572336 |