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「クラシックバレエ」という単語から連想される最大公約数的なイメージといえば、あまりに有名な「あのメロディ」(1枚目最終トラック等)をバックに、白いチュチュを着て踊るバレリーナという情景ではないでしょうか。考えてもみればこれはスゴいことで、チャイコフスキーの音楽の持つ、聴く者に訴えかける力の強さの、一つの証明といってもよいでしょう。長大なため、彼の交響曲や協奏曲と比べて、バレエ全曲として鑑賞される機会は少ないように思いますが、一度聴き出せば、ほどよくセンチメンタルで、楽しいものから泣かせるものまで、多彩で見事なナンバーの連続で、時が経つのを忘れるほどです。(2003/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555873-74 |
誰もが知っている「白鳥の湖」ですが、じっくり楽しもうとすると、2時間半の長丁場となります。しかし、このハイライトでも聴きたい場面はばっちり網羅できるのです。お馴染み「情景」(トラック16)、「小さな白鳥の踊り」(トラック13)、「マズルカ」(トラック20)を始め、一度は聞いたことがある名曲が順を追って並べられています。そしてドラマティック過ぎる「終曲」は、悲しい物語の結末を思い起こさせるに充分な音楽であることに今更ながら気付くのではないでしょうか。チャイコフスキーの死後、物語は様々に改定されてきましたが、やはりこの物語の恋人たちは来世で結ばれる形が美しいのかも知れません。(2012/10/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572932 |
チャイコフスキー(1840-1893)のピアノ協奏曲というと「第1番」ばかりが有名。その理由はわかりませんが、ともかく第2番や第3番を耳にする機会はほとんどありません。この第2番は、チャイコフスキーの妹の嫁ぎ先であるカーメンカに滞在中の1879年から1880年にかけて書かれた作品で、その少し前に失敗した結婚生活のショックは微塵も感じさせないほどパワフルな雰囲気を持っています。第1番をニコライ・ルビンシテインに献呈するも、激しく酷評されてしまったチャイコフスキー。今作も同じくルビンシテインに献呈したところ、今度は受け入れてもらい、初演も引き受けてもらったのですが、残念なことにルビンシテインは初演直前に死去、セルゲイ・タネーエフがピアノを担当したというエピソードもあります。劇的な作品で、とりわけ第2楽章の冒頭、ヴァイオリンとチェロのたっぷりとした二重奏が感動的なのですが、弟子のジロティが「ここは不要」とカットしてしまい、戦前から大戦直後まで多くの演奏がこの版を用いていましたが、最近では原典版を用いた演奏が主流。このネボルシンの録音も改訂なしの版が使われています。協奏的幻想曲は1884年の作品で、やはりタネーエフが初演しています。(2016/09/21 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573462 |
協奏曲第1番は、誰もが知る冒頭に始まり、名技の限りを尽くすピアノを中心にロシア的ロマンを歌い抜く、永遠の名曲です。第3番は未完に終わった交響曲をもとに作曲者の没年に作曲されましたが、長くなり過ぎるとして第1楽章だけで止められました。豪快なカデンツァが聴き所です。これと同じ交響曲がもとになった未完の「アンダンテと終曲」は弟子のタニエフが補筆しました。ナクソスの誇る二人の鬼才、グレムザーのピアノとヴィトの指揮との激突も聴き物です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.550819 |
チャイコフスキーのピアノ協奏曲といえば普通は第1番、超名曲であることは衆目の一致するところですが、やや耳タコであることもまた事実。たまには第3番でもいかがでしょうか? 未完成に終わった交響曲の素材によるリサイクル品であり、チャイコフスキーによる完成は第1楽章のみ、といった事情などから、いつのまにか「創作力の枯渇した駄作」という評価のみが一人歩きしてしまった、可哀相な作品です。特にタネーエフ完成の第2、3楽章相当(といわれる)部分「アンダンテと終曲」は、演奏・録音の機会は極めて少なくなります。しかし実は全楽章を通じて、華やかで美しい名曲だと信じて疑わないのは私だけ!?(2004/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557257 |
第1番の陰に隠れていますが、「ピアノ協奏曲第2番」は第1番以上にピアノに難技巧を要求し、規模も更に大きな怪作です。気宇壮大な楽想、長大でスリリングなカデンツァ、そして特に、ヴァイオリンかチェロの協奏曲かと見まごうばかりのアンダンテの第2楽章などが聞きどころです。同じ調性による「協奏幻想曲」も第2番同様ヴィルトゥオジックな味わいを継承しています。前半の大きなカデンツァや、後半のカンタービレとリズミカルなダンスとの対比が特徴です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.550820 |
有名すぎる第1番の影に隠れた存在になっている、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番ですが、近年は再評価が進んでいます。確かに楽曲冒頭のインパクトや結尾の周到さという点では、兄貴分に分があるかもしれません。しかしその他の部分に関しては、第2番の方が優れた部分も多いのではないでしょうか。大胆な技巧が炸裂する第1楽章の重量級のカデンツァ、ヴァイオリン、チェロも参加して三重協奏曲となる第2楽章(美しい!)など、素晴らしい聴かせどころが次から次へと続きます。シチェルバコフの超絶技巧は快調そのもので、とりわけ終楽章は、既存のいかなる録音も霞ませるような爽快さとなっています。(2007/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557824 |