Home > CD & DVD > Labels > Orchid Classics
レーベル別検索
Search results:199 件 見つかりました。
イギリスで最も権威ある合唱指揮者の一人、スキッドモアは1951年、バーミンガム生まれで、18歳から合唱指揮を始め、多くの合唱団を指導し、またHyperionレーベルやASVレーベルに数多くの録音も行っています。バロック音楽から現代曲まで幅広いレパートリーを有し、またミンコフスキーを始めとした著名な指揮者とオペラの上演をしたりと、その活躍はとどまるところを知りません。このアルバムは、スキッドモアとエクス・カセドラ合唱団によるクリスマス・ソング集。彼らは以前にもASVからクリスマスキャロル集を出していましたが、今作はスキッドモアによる、一層練り上げられた表現がお楽しみいただけることでしょう。荘厳さと素朴さ、これらが巧みに撚られた素晴らしいハーモニーをお聴きください。一年中メリー・クリスマス!(2010/04/28 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
---|---|
カタログ番号 | :ORC100008 |
クラリネットの哀愁を帯びた音色は、20世紀アメリカの作曲家たちにも愛好され、さまざまな作品が生まれました。1941年から42年にかけて作曲されたバーンスタインのソナタは、ラテンアメリカ音楽の影響が感じられる若き彼の出世作。映画音楽で知られるロージャのソナチネは2楽章形式、10分程度の短い作品。第1楽章の民謡風の主題は彼の故郷、ハンガリーの音楽に由来しています。第2楽章はダイナミックな展開と、クラリネットの超絶技巧に耳が惹きつけられます。そしてコープランドに強い影響を与えたのがジャズ、クラシックの両面で活躍した名奏者ベニー・グッドマン(1909-1986)です。彼の出現はコープランドの創作意欲をかきたて、ジャズのスタイルを巧みに取り入れた協奏曲やソナタが生まれました。このアルバムで見事な演奏を聴かせるのは、カール・ニールセン国際コンクールの優勝経験を持つベラルーシ出身のアレクサンダー・フィタースタイン。チャールズ・ナイディックらに師事。アメリカ、フランス、イスラエル、日本などの主要ホールで演奏し、ダニエル・バレンボイム、内田光子、リチャード・グード、エマニュエル・アックスらと共演している名手です。(2021/03/05 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
---|---|
カタログ番号 | :ORC100155 |
ロンドンに生まれ、アフリカ系音楽家のパイオニア的存在として特にアメリカで高い評価を得たサミュエル・コールリッジ=テイラー。この2枚組は彼の宗教的な合唱曲と世俗的な合唱曲が収録されており、多くは初めて録音されたものです。コールリッジ=テイラーの合唱音楽に興味を持ち、その音楽性の深さと多様性に感銘を受けた指揮者のマイケル・ウォルドロンによってこのリリースが実現しました。収録された作品はシンプルな曲からカンタータを思わせる壮大な曲まで多彩な雰囲気をもっています。(2023/06/23 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
---|---|
カタログ番号 | :ORC100247 |
アメリカ出身のチェリスト、ジョン=ヘンリー・クロフォード。前作「DIALOGO」(ORC100166)ではブラームス、リゲティ、ショスタコーヴィチのチェロ・ソナタを披露しましたが、今作では趣向をがらりと変えたラテン・アメリカの音楽集で魅力的な演奏を聴かせます。2019年の夏、第9回カルロス・プリエト国際チェロ・コンクールに出場するためにメキシコへ赴いたクロフォード。コンクールでは首尾よく第1位を獲得し、公演のため何度もメキシコを行き来した彼は、すっかりラテン・アメリカの音楽、文化、歴史に魅せられてしまいました。この「CORAZON=心」と題されたアルバムでクロフォードはマヌエル・ポンセの「エストレリータ」をはじめ、ジスモンチの「水とワイン」、ピアソラの「ル・グラン・タンゴ」「オブリビオン」などよく耳にする曲をはじめ、メキシコのみならずブラジルやアルゼンチンの作品を紹介。この音楽は聴き手の心の琴線に触れ、ロマンスと情熱を呼び起こします。(2022/06/24 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
---|---|
カタログ番号 | :ORC100198 |
数多くの受賞歴を持つデンマークのギタリスト、ヤコブ・バンソーが弾く3つの近代ギター協奏曲集。名ギタリスト、シャロン・イズビンの委嘱により書かれたコリリアーノの「吟遊詩人」は中世の吟遊詩人の作品からヒントを得ており、詩人たちが歌ったいくつかの旋律とパーカッションが印象的な協奏曲です。あとの2曲は、このコリリアーノ作品にインスパイアされたもので、ギリシャの古い民謡を用いたカラヴァシリスの「サウダージ」と、ゆっくりとした旋律が変奏を加えられ展開していくシーゲルの「シャコンヌ」。このどちらもバンソーのために作曲されており、彼は作品が成立する過程でもアイデアを出しています。どの曲も異国風な佇まいと、抒情的な雰囲気を持ち、ギターの超絶技巧が如何なく発揮されています。(2020/09/25 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
---|---|
カタログ番号 | :ORC100142 |
2016年“カール・ニールセン国際コンクール”で第1位を獲得した韓国のヴァイオリニスト、イ・ジユン。1992年生まれの彼女は、2013年“オイストラフ国際コンクール”で優勝し、2015年の“エリザベート王妃国際コンクール”にも入賞するなど、既に世界中の注目を集めています。多くのオーケストラと共演する他、室内楽奏者としても活躍し、各国の音楽祭でも演奏を重ねています。このデビュー・アルバムでは得意とするニールセンと、後期ロマン派のヴァイオリン協奏曲の中でも高い人気を誇るコルンゴルトの協奏曲の2曲を演奏。その才能を遺憾なく発揮しています。(2018/05/25 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
---|---|
カタログ番号 | :ORC100079 |
アメリカ生まれで、メトロポリタン歌劇場、ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、パリ・オペラ座など世界トップの歌劇場でひっぱりだこのソプラノ、エリン・モーリーが待望のソロ・デビュー・アルバムをリリース。花鳥風月からインスパイアされた魅力的な歌の数々を披露しています。世界の劇場で高く評価されるだけあって、発声も表現も工夫を凝らして一辺倒にならないところは見事。アルバムの中心に据えたリッキー・イアン・ゴードンの連作歌曲「8つの花の歌」は、死や復活、儚さを花の姿に例えた作品で多彩な表現が聴きどころです。最後に置かれた We’ll Gather Lilacs(春になったらライラックの花を集めましょう)は1945年のミュージカル「Perchance to Dream」の中のヒット曲で、ビング・クロスビー、フランク・シナトラ、ジュリー・アンドリュースから最近ではキャサリン・ジェンキンスへと歌い継がれている名曲。モーリーにとっては幼いころから身近にあった曲なのでしょう。ここでは自らピアノを演奏しつつ情感たっぷりに歌い上げています。他の曲で伴奏を務めるジェラルド・マーティン・ムーアはイェール音楽大学で声楽研究のコーディネーターを務めるとともに、グラインドボーン音楽祭やパリ・オペラ座で声楽コンサルタントとして活躍、特にルネ・フレミングとの共演で知られています。(2024/04/19 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
---|---|
カタログ番号 | :ORC100294 |
ジャック・リーベックはユダヤ系のヴァイオリニスト。彼の父方の祖父ウォルターは第二次世界大戦時にナチス侵攻を逃れ、南アフリカに移住しました。ブラームスのヴァイオリン協奏曲を殊の外愛していたというウォルターですが、孫であるジャックがヴァイオリニストとして大成しこの曲を演奏した時には、すでにこの世を去っていました。このアルバムでリーベックは、祖父の思い出の曲であるブラームスの協奏曲に、彼の祖父と同じく大戦時にヨーロッパを離れアメリカへと移住したシェーンベルクのヴァイオリン協奏曲を併せ、1930年代の不安な社会情勢を表現することを試みています。(2020/03/27 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
---|---|
カタログ番号 | :ORC100129 |
ニューヨークに拠点を置く「フォー・ネイションズ・アンサンブル」によるジェミニアーニ(1687-1762)とヘンデル(1685-1759)の作品集です。"コレッリからヘンデルをつなぐ存在"として知られる、イタリア後期バロックの作曲家ジェミニアーニは、優れたヴァイオリニストであったようですが、ここでは彼の「チェロ・ソナタ(正しくはチェロと通奏低音のためのソナタ)」を聴くことができます。イタリア特有の明るいバロックの響きではなく、少しだけ陰影に富んでいるのは、チェロを主役にしているからでしょうか。極めて美しく流麗な音楽を楽しむことができます。独奏ハープシコードによるヘンデルの組曲は、このアンサンブルのハープシコード奏者アペルによる演奏です。こちらは、ルクレールのフルート・ソナタ集(ORC100032)に続くフォー・ネイションズ・アンサンブルの2作目のアルバムとなります。(2015/08/26 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
---|---|
カタログ番号 | :ORC100049 |