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Oehms Classics: アルバム一覧

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    ベートーヴェン/ワーグナー:ソプラノのための作品集(ストリード/ブルガリア国立放送響/アンゲーロフ)

    スウェーデン、マルメ出身のオペラ歌手エリザベト・シュトリッドのアリア集。2006年にノールランド歌劇場で《ルサルカ》のタイトル・ロールを歌い雑誌「Opera」で絶賛され、以降、世界中の歌劇場で歌ってきましたが、彼女の名前を一躍有名にしたのが、2010年にノルウェー国立歌劇場の《タンホイザー》におけるエリザベート役。その素晴らしい歌唱が大絶賛され、一躍世界の檜舞台に躍り出た彼女、2013年にはバイロイト音楽祭でフライア役を歌うなど、ワーグナー・ソプラノとしての地位を確実なものにしています。2017年にはフランスのリール歌劇場で《さまよえるオランダ人》のゼンタを歌い、ライプツィヒ歌劇場ではリヒャルト・シュトラウスの《サロメ》を歌っています。今後はヘルシンキ国立歌劇場でコルンゴルトの《死の都》のマリエッタを歌う予定です。このアルバムでは彼女が最も得意としているアリアの数々を聴くことができます。(2017/08/30 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1882

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    ベスト・オブ・ジンガー・プア

    1992年3月にデビューしたドイツのヴォーカル・アンサンブル「ジンガー・プア」。この2枚組は彼らの活動25年を記念してリリースされるコンピレーション・アルバムです。/2004年からCDをリリースし、これまでに発売した20種類以上のディスコグラフィから選りすぐられた曲は、ルネサンス期から現代(チック・コリアやスティングも含む)にまで及び、その多種多様さには驚くばかりです。高度なテクニックに裏打ちされた美しいハーモニーをたっぷりお楽しみください。/(2017/05/26 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1869

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    ヘスラー:ピアノ・ソナタ第2番、第4番/大ジーグ/幻想的ソナタ Op. 4 (スピリ)

    W.F.バッハのピアノ作品集で好評を博しているピアニスト、アンソニー・シピリによる後期バロックの知られざる作曲家ヨハン・ヴィルヘルム・ヘスラー(1747-1822)の作品集です。ドイツ、エアフルトに生まれたヘスラーは、オルガニストであった叔父J.C.キッテルから音楽の手ほどきを受け、1762年頃に地方のオルガニストの職に就きます。1769年に彼の父が死去したため、家業の毛皮商を継ぎながらもドイツ周辺のコンサート・ツアーを行うなど積極的に活動しました。中でも1789年4月15日にはドレスデンを旅行中のモーツァルトと宮廷付属教会オルガンの弾き比べを行ったという記録も残るほどの事件だったのです。数多くの作曲家たちとも交友関係を持ち、1790年から1792年にはロンドンに行き、1794年にはサンクトペテルスブルクからモスクワに移動、この地で亡くなるまで作曲家、教師として功績を挙げたのです。ヘスラーは数多くの鍵盤作品をはじめ、歌劇、室内楽曲などを残していますが、それらのほとんどは現在耳にすることがありません。J.S.バッハからモーツァルト、メンデルスゾーンへと繋がる時代のこれらの音楽、じっくりとお聴きいただければ、当時の風景が鮮やかに目の前に浮かんでくるのではないでしょうか。(2016/04/27 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC444

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    ペヤチェヴィチ/フォーレ/ガルシア=ヴィアルド/R. シュトラウス:声楽作品集(フレドリッヒ)

    ロマン派から印象派の時代に活躍した4人の作曲家による「幸福な夢」をテーマにした歌曲を集めた1枚。マンディ・フレデリッヒは、ロバート・ギャンビルやレナータ・スコットに師事。ザルツブルク音楽祭でニコラウス・アーノンクール指揮の《魔笛》夜の女王を歌って大ブレイクしたのち、ミラノ・スカラ座、東京の新国立劇場、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、ウィーン国立歌劇場、ベルリン、ミュンヘンおよびハンブルクの州立/国立歌劇場など主要歌劇場を席捲。メータ、ティーレマン、バレンボイムらが共演している人気歌手です。(2024/09/20 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1737

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    ベルク:歌劇「ヴォツェック」(イヴェルセン/ヴォルフシュタイナー/ミッタールッツナー/フランクフルト歌劇場合唱団/フランクフルト歌劇場児童合唱団&管弦楽団/ヴァイグレ)

    2019年4月より読売日本交響楽団の第10代常任指揮者に就任する事が決まったセバスティアン・ヴァイグレによる《ヴォツェック》。1914年に戯曲「ヴォイツェック」を観たベルクが構想期間8年を経て完成させたこの歌劇は、生々しい人間性搾取をテーマに5場×3幕の全15場、各々に異なる形式を与えるという、精緻で計算され尽くした音楽がつけられた、20世紀歌劇の最高傑作の一つです。ヴァイグレは2006年にリセウ歌劇場で《ヴォツェック》を演奏、こちらが映像化されており(OPUS ARTE OA0985)、ハヴラタ、デノケと言った素晴らしい歌手と、レヴェルの高いオーケストラの演奏が話題となりました。今回の2016年の演奏は、ヴァイグレ自身の10年間の熟成を感じさせる鋭く刺激的な解釈と、理想的な歌手たちを起用したことで、一層の名演が紡ぎ出されています。(2018/08/24 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC974

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    ペルゴレージ:スターバト・マーテル(抜粋)/「主の僕たちよ、主をほめたたえよ」(ラウダーテ・プエリ)(ホフシュテッター)

    夭折の天才、ペルゴレージが死の直前に作曲したスターバト・マーテルは、その旋律の美しさで格別の人気を誇っています。最近の録音は、ほとんどが女声によって歌われていますが、ホフシュテッターはこの曲を純粋な教会音楽として位置付け、当時はカストラート2人によって歌われた事実から、独唱にカウンターテナーを起用することで、本来の姿へと近づけています。登場するのは、近頃、最も注目を浴びているカウンターテナー、ヴェラール・バルナ=サバドゥスと、元ウィーン少年合唱団の大スター、テリー・ヴァイ。この2人の共演から生み出される響きは、悲劇性に中にも、少しだけ倒錯的な美しさを備えたものであり、これまでにない演奏として高く評価されることでしょう。輝かしい神への讃歌である「ラウダーテ・プエリ」は、あまり耳にする機会のない曲ですが、こちらも絶品です。(2012/05/09 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC831

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    ベルリオーズ:幻想交響曲(オルガン版)(アルブレヒト)

    指揮者、オルガニスト、ハンスイェルク・アルブレヒトによる大好評シリーズ「オルガン・トランスクリプション集」の第10集目はベルリオーズ(1803-1869)の幻想交響曲とラコッツィ行進曲。オーケストラで演奏すると、不気味さ満載な「ラコッツイ行進曲」も、オルガンで演奏すると、そのまま結婚式の入場にも使えそうな荘厳さが生まれます。幻想交響曲は、リストのピアノ編曲版を上回る凄さ。不思議な音色、そして雰囲気。この面白さは聴かないとわかりません。いつものようにSACDハイブリッドの高音質。音楽を聴く事と演奏する事の楽しさを味わってください。(2014/10/22 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC692

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    ベルリオーズ:幻想交響曲(トーンキュンストラー管/オロスコ=エストラーダ)

    1977年、コロンビア、メデジン生まれの若手指揮者アンドレス・オロスコ=エストラーダ。もともとはヴァイオリニストとして才能を伸ばしていましたが、彼はウィーン国立音楽大学でブルーノ・マデルナ、ハンス・スワロフスキーの弟子であるウーロシュ・ラヨヴィチに指揮を学び、指揮者としての能力を開花させ、各地の歌劇場指揮者として研鑽を積んだ後に、2009年からウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の首席指揮者を務めることになりました。このアルバムはそんな彼とオーケストラの初のアルバムとなります。最近の若手指揮者の例にもれず、レパートリーは幅広いのですが、彼がとりわけ愛しているのはロマン派とウィーンの古典派であり、また現代音楽とスペイン音楽だそうです。このアルバムではそんな彼の伸びやかな才能を存分に感じることができるでしょう。(2013/07/19 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC869

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    ヘンツェ:交響曲第7番/7つのボレロ/劇場のための序曲/蒼い時間(ケルン・ギュルツェニヒ管/シュテンツ)

    ヘンツェ(1926-2012)の交響曲第7番は、ベルリン・フィルハーモニー協会創立100周年記念の委嘱作として書かれたもので、オスティナート(ある種のパターンを何度も繰り返すこと…偏執的なという意味を持つ)を多用した新古典派風の趣きと、第3楽章に見られるロマンティックな和声の両方を兼ね備えた、現代音楽の中でも比較的耳馴染みのよい作品です。ヘンツェ自身も「私の交響曲の中でも、最も古典派のモデルに近い」と述べるなど、彼にとっても自信作であったことが伺われます。「7つのボレロ」は歌劇「ヴィーナスとアドニス」と同時期の作品で、各々にスペイン語の副題が付されています。「劇場のための序曲」はヘンツェの最後の作品、ベルリン・ドイツ・オペラの創立100周年の委嘱作です。この曲が初演された7日後にヘンツェは惜しまれつつこの世を去りました。最後に収録された「蒼い時間」はフランクフルト歌劇場で初演された歌劇「ヤツガシラと息子の愛の勝利」の一場面です。夕暮れの空の色を音で描いたという美しい小品。ヨーロッパでは「ヘンツェのスペシャリスト」として高い評価を受けてるシュテンツによる演奏。(2016/05/25 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC446

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    ヘンデル:オラトリオ「メサイア」(バロック・ヴォーカル・マインツ/ノイマイヤー・コンソート/ホフシュテッター)

    ヘンデル(1685-1759)の名作オラトリオ「メサイア」から感動的な合唱部分だけをじっくり楽しむ1枚です。バロック音楽のオーソリティ、ホフステッターによる納得の指揮で、オーケストラ、合唱も驚くほど壮麗。文句なしの演奏です。クリスマス時期にぴったりですが、もちろん1年中通して愛していただけます。(2013/10/23 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC884