Home > CD & DVD > Labels > Oehms Classics

 CD & DVD/BD

レーベル別検索

Search results:428 件 見つかりました。

Oehms Classics: アルバム一覧

  • 詳細

    ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番/コレッリの主題による変奏曲/ピアノ・ソナタ第2番(コルスティック/ヤナーチェク・フィル/リス)

    OEHMSレーベルのベートーヴェンのソナタ全集が高く評価され「ドクター・ベートーヴェン」の異名を取るミヒャエル・コルスティック。もちろんレパートリーはベートーヴェンだけではなく、リスト、レーガー、ドビュッシーやケクランなどのフランス作品、ヒナステラ、カバレフスキーなどの近代作品も得意としています。今作は、ピアニストの王道レパートリーとも言えるラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番。コルスティックにとっては初めての録音ですが、彼は超絶技巧を駆使しながら共感溢れる素晴らしい演奏を聴かせます。アルバムには2018年2月に録音された「コレッリ変奏曲」と2005年8月の「ピアノ・ソナタ 第2番」も収録されており、10年以上かけて熟成された彼の音楽性も確かめることができる1枚です。(2018/09/28 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1896

  • 詳細

    リーヒマキ/モノネン/ポルティジョ・デ・ラ・ルス/コレプタ:室内楽作品集(トリオCAYAO)

    デビュー・アルバムではバッハ作品とブルースを繋ぐ線を辿るという興味深いプログラムで、その才能を遺憾なく発揮した若き名手イスカンダル・ヴィジャヤ。うってかわって第2作目はバッハの作品をとことん聴かせるという正統派のアルバムを用意し、聴き手の耳を惹きつけたところで、最新アルバムでは、彼の友人である、作曲家、ピアニストのヤルッコ・リーヒマキとアンデル・ペリーノとトリオを組み、何とも心弾むタンゴを演奏しています。このトリオの主宰であるリーヒマキはフィンランド出身で、タンゴとは異質な印象がありますが、実はフィンランドでも20世紀の始めからタンゴが愛されていて、エキゾチックで情熱的なメロディーは多くのフィンランド人を魅了したという証拠もあるのでした。そんな彼らによるゴキゲンな演奏です。(2014/10/22 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1812

  • 詳細

    リーム:歌劇「ヤーコプ・レンツ」(ゴルツ/ジールケ/ヴィトマー/マンハイム国立劇場管/オルー)

    ヴォルフガング・リームの歌劇《ヤーコプ・レンツ》は、実在した劇作家ヤーコプ・ミヒャエル・ラインホルト・レンツをモデルにしたゲオルク・ビューヒナーの小説を元にしています。主人公レンツが山を越えて牧師オーベルリーンの元を訪れ、彼の家に長期滞在するうちに次第に狂気に陥っていく様子が、無調ながらも耳に残る音楽や、シューマンの引用、時にはコロラトゥーラの技術を用いるなど、様々な技法を駆使した精巧な筆致で書かれています。この録音は、2021年12月21日にフランク・オルーの指揮のもと、マンハイム国立劇場オペラハウスで行われた新演出上演のライヴです。オルーは2015年3月にモネ劇場でこの歌劇を上演しており、その映像は(ALPHA717)として発売されています。(2024/10/18 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC981

  • 詳細

    リスト:愛の夢第3番/パガニーニによる大練習曲/コンソレーション第3番/ダンテを読んで(カン・シンハエ)

    (2019/09/20 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1713

  • 詳細

    リスト:ヴァイオリンとピアノのための作品集(マルグリス)

    2011年はリストの生誕200年ということで、本当に数多くのアルバムが各社からリリースされ、リスト好きの心を大いに満たしてくれたことは間違いありません。しかしながら、室内楽の分野は未だそれほど認知度が高いとは言えないのが本当のところです。このヴァイオリン作品集は、既にリリースされたチェロ作品集(OC-415)と併せて、知られざるリストに光を当てるための貴重な録音の一つとして評価されることでしょう。ここでピアノを演奏しているユラ・マルグリスは、リストやブゾーニなどのトランスクリプション物を得意としているピアニストですが、華麗な技巧をひけらかすよりも、曲の構造をじっくりと探求し、複雑な音の絡みを具現化するタイプの奏者です。ここに収録されている「ペトラルカのソネット」も、彼自身が、原曲となるピアノ・ヴァージョンと、3つの異稿版が存在する歌曲全てを研究した上で、ヴァイオリンとピアノ版に編曲しているというのですから、やはり研究者肌の色合いが濃くなっているのも頷けるというものです。また、フバイによる「ハンガリー狂詩曲」も珍しい作品で、こちらも滅多に耳にする機会はありません。リスト自身は、ピアノ以外の楽器の独奏曲に関心がなかったようですが、できることなら、パガニーニを敵に回すほどの多数のヴァイオリン曲を書いてほしかったものです。ヴァイオリンを演奏するアリッサは、アルゲリッチ音楽祭などで知られる俊英です。(2011/12/14 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC403

  • 詳細

    リスト:巡礼の年 第1年 スイス(ドラトヴァ)(ワーグナーがバイロイトで使用した1876年製スタインウェイ使用)

    レーベルの創始者であるディーター・エームス氏は、かなりの楽器マニアのようで、数多いオルガンのアルバムの他、以前はミュンヘン国立博物館の企画に連動したオルゴールや自動ピアノのアルバム(OC330)などの珍しいアルバムも積極的にリリースしていることはご存知の通りです。このリストの「巡礼の年」は、ワーグナーが実際に使用した1876年製のスタインウェイを使っているところに注目。このピアノは実際にリストも演奏したもので(ブックレットに掲載された絵には、蓋を閉めた状態のピアノを弾くリスト、それに聴きいるワーグナー、コジマ、その他の人たちが描かれています)、その当時の情景を想像しながら聴くのも乙なものです。スイスのピアニスト、ドラトヴァの味のある演奏でお楽しみください。(2011/04/13 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC786

  • 詳細

    リスト:ピアノ作品集(パール/BBC響/クライツベルク)

    1965年、チリのサンティアゴ出身のピアニスト、アルフレッド・パールが1997年から2003年に録音したリスト作品をまとめた4枚組BOX。9歳で初のリサイタルを行った彼は、チリ音楽院を経て、ドイツに留学。ギュンター・ルートヴィヒに師事し、ロンドンではマリア・クルチオに師事し研鑽を積み、数多くのコンクールでの優勝経験を持っています。ベートーヴェンのソナタ全曲演奏が知られていますが、このリストも技巧を生かした見事な演奏です。12の超絶技巧練習曲では派手な音作りですが、「ペトラルカのソネット」などの比較的内省的な作品では、歌心溢れる演奏を聴かせます。また、ヤコブ・クライツベルクが指揮したBBC交響楽団との協奏曲は、息のあったオーケストラとの掛け合いと、クライマックスに向けての高揚感が高く評価された演奏。(2021/03/19 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1900

  • 詳細

    リスト:ファウスト交響曲(1854年版)(H. アルブレヒトによるオルガン編)(アルブレヒト)

    1830年末、友人ベルリオーズに薦められてリストが手にしたのは、ゲーテの戯曲「ファウスト」でした。この物語はリストを深く魅了し、やがてリストは物語を音楽にしようと考え“ファウスト伝説”を題材にした作品が何曲も生まれました。なかでも1840年代から構想が練られた「ファウスト交響曲」はリストの最高傑作とされています。物語を忠実に再現するのではなく、ファウスト、グレートヒェン、メフィストフェレスの性格、人物描写を8つの主題によって造形的に描くという交響曲と言っても自由な形式が用いられています。作品は1854年に一旦完成されましたが、リストはこの作品に何度も改訂を行い、その都度楽器の編成を増強し、第3楽章に男声合唱を付け加えるなどの手を加え、最終的に完成を見たのは1880年でした。このアルバムは1854年の初稿版をアルブレヒト自身がオルガン用に編曲、演奏しています。ホルン以外の金管楽器や打楽器、ハープ、男声合唱が付け加えられる以前のシンプルな響きは、オルガンで演奏しても何の遜色もありません。1985年に製作され2004年と2010年に改造された豊かな機能を持つガスタイクのクライスオルガンの音色をたっぷりとお楽しみください。(2018/08/24 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1873

  • 詳細

    リャードフ/メトネル/リャプノフ/スクリャービン/シベリウス/リゲティ:チェロとピアノのための作品集(ガポネンコ)

    ロシア生まれのエレナ・ガポネンコは4歳ですでに「チェロとピアノの神童」として知られていました。すぐさま最高の訓練を受け、9歳でオーケストラと共演を果たし、モスクワ音楽院の中央音楽学校を経て、ドイツとオランダに留学。ピアノとチェロの両方で賞を獲得し、2014年にはGENUINレーベルに2つの楽器を操った演奏を録音。こちらも驚きを持って迎えられています。今回のアルバムは2枚組の構成となっており、CD1はピアノ、CD2はチェロの演奏で、基本的に作曲家の「作品番号8」が選ばれているという凝った選曲。様々な要素が盛り込まれた興味深い2枚組です。(2017/12/22 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1884

  • 詳細

    ル・ボー:室内楽曲と歌曲集(ル・ボー・アンサンブル)

    19世紀に活躍し「ドイツ初の傑出した女性作曲家」と評されたルイーゼ・アドルファ・ル・ボー。幼少期から音楽教育を受け、クララ・シューマンにピアノを学び、ヘルマン・レヴィやハンス・フォン・ビューローの推薦を得て、ミュンヘンのヨーゼフ・ガブリエル・ラインベルガーに作曲を師事しました。彼が彼女を生徒として受け入れたのはヴァイオリン・ソナタ Op.1を聴いた後で、その音楽を「男性的で、女性が作ったとは思えない」と驚愕したと言われています。その後、交響曲、ピアノ曲、室内楽など多岐にわたる作品を書き上げ、中でも声楽曲はその多くが生前に出版されましたが、1902年に作曲した唯一のオペラ《Der verzauberte Kalif 魔法にかけられたカリフ》がカールスルーエ歌劇場のプログラムから外されたことを契機に、女性作曲家への偏見を告発するため1910年に『女性作曲家の回想録』を出版しました。この書は、同時代の音楽界についての貴重な記録でもあります。このアルバムには彼女の歌曲とピアノ四重奏曲を収録。Op. 4の歌曲は1865年に作曲され、1877年に出版されました。ドイツ・ロマン主義の詩人のテキストを用いた若々しさ溢れる作品です。Op. 11の「5つの歌」は1876年の作品で、特に「Kornblumen und Haidekraut」では、詩の語りと音楽の表現が見事に融合しており、ラインベルガーもこの作品を称賛しています。ここではヘンリク・アヤックスが編曲したピアノ四重奏伴奏版で聴くことができます。「3つの歌」Op. 18はラインベルガーから独り立ちした後の1879年の作品。これらは以前の作品より短く、激しい感情表現や目まぐるしく変化する調性が特徴となっています。「3つの歌」Op. 39は、詩人ルドルフ・ゲルンスの詩に基づき、1884年から1890年にかけて作曲されました。また、1898年に完成された「アルトとヴァイオリンのための3つの歌」Op. 45は、評論家がその独創性を高く評価しました。ピアノ四重奏曲Op. 28は彼女の室内楽作品の中でも重要な作品です。1883年に作曲され、同年12月にライプツィヒのゲヴァントハウスで初演されました。メンデルスゾーンの影響も感じられるこの曲は、ル・ボーが古典的な様式を守った最後の作品で、特に第2楽章「テンポ・ディ・マズルカ」はその独創性が評価されました。ル・ボー・アンサンブルは、ザール音楽アカデミー出身の5人の女性音楽家で結成、2023年には「Zonta Women Musicians Award」を受賞しました。(2025/04/18 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1732