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J.S.バッハとアルヴォ・ペルト。250年の時を違えて生まれた2人の作品から共通項を見出すのは、イギリスの女性ピアニスト、コーデリア・ウィリアムズです。「ティンティナブリ(鐘)様式」で知られるペルトは、限りなく切り詰めた音で構成された静謐な作品を書くことで知られており、このアルバムの冒頭に置かれた「アンナ・マリアのために」はまるで小さな子供のおけいこ用の練習曲を思わせるかわいらしい分散和音のみで書かれた作品。そのままバッハのインヴェンションやシンフォニアに移行しても全く違和感がありません。「アリーナのために」も同じように音の少ない静かな作品。「アリヌシュカの癒しに基づく変奏曲」ではこだまのように音と音が対話を繰り広げます。最後はバッハの小さな前奏曲で締めくくられます。(2019/02/15 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0186 |
イギリスのオルガニスト、チェンバロ奏者ニコラス・ジャクソン。1964年に自身が設立したオーケストラとともにバッハのチェンバロ協奏曲を録音しただけでなく、1970年代にロンドンで最も有名な2つの教会(聖ジェームズ、聖ローレンス)のオルガニストを務めるなど、国際的な奏者として知られています。また、スペインのカタルーニャではバッハ・フェスティヴァルのディレクターを務めるなどバッハの大家としても活躍しており、このアルバムでは、バッハの「チェンバロ協奏曲」と「音楽の捧げもの」を演奏、アルバムの最後はジャクソンが編曲したトリオ・ソナタで締めくくられます。(2019/02/15 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD077 |
イギリスが誇る名歌手キャスリーン・フェリアが歌うバッハの名唱集。マニフィカトは初出音源となります。これは1950年、彼女が初めてウィーンを訪れた際に行われた国際バッハ・フェスティヴァルによる「バッハ没後200年」記念公演の録音で、この時にはロ短調ミサ曲と、マタイ受難曲、そしてマニフィカトが演奏されました。フェリアにとってバッハは大切なレパートリーでしたが、マニフィカトだけはあまり歌う機会がなく、この公演の前に一回だけ歌った(1949年7月、アムステルダム・コンセルトヘボウにて)記録はあるものの、これ以降は二度と歌わなかったという演目でした。マタイ受難曲とミサ曲は、何度かアルバムとしてリリースされものの、このマニフィカトだけはなぜか忘れられており、演奏から68年後にようやく録音が発見され、今回のリリースとなりました。しみじみとした歌声がきわめて魅力的です。(2019/06/28 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :ARIADNE5004 |
イギリスのオルガン奏者、作曲家ニコラス・ジャクソン。1964年、自身が立ち上げた室内管弦楽団とともに、バッハの4つのチェンバロ協奏曲を録音。高く評価されるとともに、1971年から1974年までセント・ジェームズ教会、1974年から1977年までセント・ローレンス教会、この2つのロンドンで最も有名な教会のオルガニストを務めたほか、1987年にはスペイン、カタルーニャで開催された「バッハ音楽祭」の監督に就任するなど幅広い活動で知られています。このアルバムは2000年、オックスフォードのニューカレッジで録音された一連のバッハ作品集。CD1はオルガン、CD2はチェンバロの多彩な響きが楽しめます。(2019/05/24 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD022 |
放送や録音技術が開発される前の19世紀初頭から1920年頃までは、音楽を楽しむ手段としてはピアノを所有して練習し、自宅のサロンで演奏するのが主流であり、ここから様々な音楽が広まって行きました。そのために、当時流行したオペラの楽曲や、管弦楽曲、声楽曲などあらゆるジャンルの作品を、ラフマニノフやリストなど名だたる有名作曲家がピアノ版に編曲を施しています。優れた作曲家の手にかかると、オリジナルの作品の良さが最大限に引き出されることが多く、現代の聴き手にも楽曲の新たな魅力が発見できるかもしれません。このアルバムでは1983年、ヴェネツィア生まれのピアニスト、タヴェルナが、バッハからガーシュウィンまでの幅広い年代の作曲家たちによる名曲のピアノ編曲版をとりあげています。タヴェルナはイモラ音楽院やサンタ・チェチーリア音楽院で学び、2005年のリーズ国際コンクールに入賞して注目され、イギリスの批評家に「A.B.ミケランジェリの後継者」と称されているイタリアの名手です。(2020/02/28 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0605 |
2023年の“エンデリオン・サマー・ミュージック・フェスティバル”での企画から生まれた1枚。バリトンのロデリック・ウィリアムズと、チェリストのジョエリー・クースが中心となり、エンデリオン・チェリスツやソプラノのアナ・ビアード・フェルナンデスが演奏に参加。ウィリアムズ自身も第8チェロとしてメンバーに名を連ねています。収録曲は、スペイン、ラテン色の濃いプログラムの中に、スペインつながりでショスタコーヴィチの作品を織り込んでいます。最後にアンコールとして、ラモーのオペラ=バレ《優雅なインドの国々》より「平和な森」がアルバムを華やかに締めくくります。(2025/03/21 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0699 |
合唱作品「イェルサレム」で知られる英国20世紀初頭の作曲家パリー。このアルバムは「英国抒情歌曲集」シリーズの第3集であり、12巻で構成された歌曲集の追尾を飾るものです。どの曲もパリーが大切にしている詩が用いられており、その時の気分によって明るい曲、暗い曲と書き分けられています。同時代のドイツ、フランス歌曲とはまた違う郷愁を含んだ繊細な曲調は、日本人の感性にも寄り添うことでしょう。流麗なピアノ・パートも聴きどころです。(2019/02/15 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD272 |
ほとんど名前も知られていない作曲家たちによる21曲のパートソング集。小さなアンサンブルによる気軽な合唱作品は、19世紀初頭ににメンデルスゾーンが広めた壮大な宗教作品とは違い、人々が気軽に楽しめるものとして愛されることとなり、数多くの作曲家たちが民謡風の素朴な旋律を用いてこの分野の作品を書いています。このアルバムに収録されているのも、そのような作品であり、恋人に捧げる歌や、日常のふとした光景が映し出された親密で楽しい曲ばかりです。(2019/11/22 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD204 |
SOMM RECORDINGSによる「イギリス歌曲」のアンソロジー第2集。このアルバムの中心をなすのはサマヴェルの歌曲集「シュロップシャーの若者」で、このA.E.ハウスマン(1859-1936)による詩には他にもバターワースが曲を付けていることで知られています。若者の苦悩や不安、愛がモティーフとなった抒情的な詩に寄り添う柔らかい旋律は、聴き手に感傷的な気分と秘められた情熱をあますことなく伝えます。パリーの抒情詩集でのサラ・レナードの澄み切った声も、英国の田園風景を想起させる美しさを備えています。(2019/01/18 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD214 |